『The HiddenTreasure われは妹思ふゆえに芋あり』より抜粋
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@kmkymr
「そこまでだ!」
「誰だ!?」
悪の科学者ドクタージョハンセンの目前に五色のポンチョがひるがえりました。
「皮も肉も赤く燃えるぜインカレッド!」
「クールな料理で綺麗に発色インカパープル!」
「なめらかな風味は栗のごとしインカのめざめ!」
「カロテノイドのお色気たっぷりインカのひとみ!」
「品種登録はされたけど栽培されないインカゴールド!」
「「「「「帝国戦隊インカレンジャー!!」」」」」
各々が決めポーズを取り、背後ではお約束の謎爆発が起こりました。
戦いが劣勢と見るや、ドクターは持っていた秘薬を飲み干し、山をもしのぐ大きさになりました。
「ふみつぶしてくれる」
「合体!」
レッドが叫ぶと、アルパカ、リャマ、テンジクネズミのメカがどこからともなく集まってきて、もふもふした巨大ロボになりました。
アルパカとリャマは正直素人には区別が付きにくいので、合体してもあまりデザイン上の支障はありませんでした。
「地上絵投影、ハチドリショット!」からの「必殺・太陽神の力、マチュピチュビーム!」が華麗に決まり、と
うとうドクターはビルを破壊しながら地に倒れたのでした。
「やった!」
「さあ、幻の岩塩ピンクプリズムを返すんだ」
パープルが元の大きさに戻ったドクターに歩み寄りました。
「くくっ……こんなことで儂を追い詰めたと思うなよ、小僧ども」
年老いたマッドサイエンティストは、傷のついた顔をゆがめ、口に笑みを浮かべました。
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このあとインカレンジャーは第四十五話まで(3500字くらい)続きます。
第8回 Text-Revolutionsで初頒布予定です。
面白そうだなと思った方は、ぜひ会場で立ち読みしてみてください。