小説レイアウト、文字組について

@snow_muffin
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2014-09-26 01:12:11

先日のhttp://privatter.net/p/429143 こちらですが、
具体的にどうなるのということでちょっと作ってみました。

まず、本にしたそのままの文字組です。



天地左右が少し狭めで、一行あたりの文字が多めです。
この本の内容が少しハードなものだったので、さらっと読める感じではなくしたかったということもありますが、もう少し一行あたりの文字数を減らしてもよかったと思っています。

次に、これをそのままMS明朝にしました。



文字送りが変わったようです。一行あたりの文字数も増えました。
フォントによる見た目の印象を感じて頂けると思います。
MS明朝は本当に基本の書体ですので、美しいですが、細い部分が細く、オフで印刷にかけると小さな文字が薄く感じることがあります。また、サンプル画像などの小さい画像では少し弱いこともあります。

次に、天地左右を広くしてみました。
それにより、一行あたりの文字数が減って、気軽に読める印象になりました。



一行あたり3~4文字減るだけで、だいぶ印象が変わると思います。

次にこれを、基本搭載のHG明朝Bにしてみます。
このフォントで書かれている方もお見かけします。



アクセント濃いめなので、好き嫌いはあると思いますが、文字詰次第で読みやすいと思います。
ぎゅうぎゅうにしてしまうと、画面が黒く感じられてしまうかもしれません。

天地左右広く、文字詰めを工夫して広く取ったMS明朝パターンです。



前のHG明朝が濃いイメージなので、余計繊細に感じると思います。

MS明朝で、文字詰めを「標準」にしてみました。



一行あたりの文字がぎゅーっと詰まりましたが、行間があいているのでまだ読めます。
しかし、これで天地左右の余白を狭くすると、


こうなります。

まだ23行なので大丈夫ですが、これがA5で25行などになるとしんどいと思います。
やはり二段組みの時は、一行あたり28~24、23文字くらいにとどめておくのがいいのかもしれません。
遠くから見るとこんな感じです。



まだ大丈夫ですが、これで地の文が多いと、ページを開いた時に「うおっ」となると思います。

使用するフォント、ポイント数
A5では8~10くらい? 文庫や新書では8が多いと思います。
余白、段組み、一行あたりの文字数、行数、ノドの部分、など、
小説なんて読めればいいじゃん、という問題ではなく、まず、開いて「うわー」と思われないこと、読んでいて疲れないこと、そして、その話に合ったレイアウトになっていること、が大事なのではないかと思います。

通販やピクシブにおいてはサンプルが読みにくい、読めない、
小説は文字だけだからこそ、まず読みやすいかどうかの判断はレイアウトで決められてしまうと思います。
せっかくの素敵なお話も、ぱっと手に取って、読んでもらわないことには始まらないので、「何でもいい」と思っていらっしゃる方がいらしたら、ぜひ、フォント、余白、文字づめなどをちょっといじったりして、自分なりのレイアウトを、と思います!


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亜藤ゆう
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