10000文字以上書く縛りのせいで1ヶ月以上(大半放置)かかったお話
【※暴力表現有】
@dinec32
─異変に気づいたのはだいぶ後のことだった─
私は便宜上「彼方」と呼ばれている者である
先日、用事があって普通にスーツを着せられた私は真面目にやるものかとバックレる。
で、1日以上経っても関わった面子が戻ってきてないことを知り、不思議に思う。
「まさか…私をからかうつもりでの行動か…?」
と思ったがまさか仕事を捨ててまでそんな下らないことをするはずがない。
しかも、一人だけではなく私以外の全員が戻ってきてないのである。
物思いにふけてると突然誰かの声がした。
(‘ー‘ )「あれ彼方様、師匠様をお見かけしませんでしたか?」
やたら此方を気にかけてる声の主はアトラ
通称Artora(アートラ)
(¬_¬)「私は知らん、此方どころか他の連中もいないんだが」
(‘-‘ ;)「あれ!?そういえば主様もお見かけしていませんね…放浪気味の師匠様はともかく引きこもり気味の主様がいないのは不思議ですね…」
(¬_¬)
アトラの言うことに頷ける。恐らく何かあったに違いない。
私は渋々現地に向かうことにした。
私が帰って来るのが遅ければ
他にいる連中を呼べとも伝えたが…
アトラは此方に従順過ぎるため私の用件を聞くとは
到底思えなかったがそこはアトラに任せることにした。
もう1日以上も経ってるのに此方と光源(主)と
他の連中
というよりノレまでいないことに気付かないなんて
私は相当疲れていたのかもしれない。
(¬_¬)「…」
私は首を傾げていた。
現地にて最初に目に映った光景はまるで学生のようにはしゃいでる面子らを見たからだ。
あの面子には子供は三人(実質二人)しかいないからである。
「ついに奴らとち狂ったか」とのうのうと考えていると一人と目線が合う。
その一人は何故か男の学生服を着たキシャロネームであった。
(,,゜-゜)「"先生"がまたサボってるな」
(¬_¬)「は?」
私は耳を疑った。
いつもお前とかこいつとか彼方とか言うヤツが
私のことを「先生」と言ってきたのだ。
私がバックレた「先生役の先生」として
私を「先生」と呼んできたのである。
コイツが私を「先生」としてしか見てないなら
他の連中も私が「彼方」である記憶が無いのかも知れない。
私は早々に此方を探したくなった。
すると群集の中から噂をすれば男の学生服を着た此方がわざわざこちらに来てくれたのである。
(¬д¬)「彼方"先生"、ちょっとこっちに来て下さい」
此方(コイツ)まで記憶を失ってるのか?と
群集を抜けて人通りの少ない場所で此方は再び口を開ける。
(;¬'д¬)「ちょっと?"彼方"何処に行ってたんですか!?さっきの状況から察すると思いますが大変だったんですよ!?」
(¬_¬)「ほぅ、此方は何故か正常のようだな。一体何が起きている?」
(;¬д¬)「…突然発生した【青春夢】-ドリームスチューデント-に呑まれて皆さん"青春"そのものとして寝ぼけています。」
(¬_¬)「なるほど、不眠の此方だったから無傷だったわけだな。なら起こせばいい。」
(;¬'д¬)「彼方?!現地にいなかったからそんなこと言ってますが突然発生した夢は【悪夢】-バッドドリーム-と何ら変わりありません!無理やり起こすことは本来あったはずの記憶を失ってしまうかも知れません!!」
(¬д¬)「後、残念ですが私は無傷ではありません。あの夢の影響が徐々に来てるところです。おかげで彼方の存在を忘れかけてましたから。」
(¬'_¬)「何 で だ よ」
(¬_¬)「突然発生した原因は何だ?」
(;¬д¬)「それが分からないから私はここから抜け出せてないんですがフロニハイリタイ」
(¬_¬)「此方の本音はどうでもいい、後、光源とノレまでいなくなってるのはどういうことだ?」
(;¬д¬)「あれ?主と三色氏までいなくなったんですか?!おかしいですね…主や三色氏には何もなかったはずなんですが…」
(¬_¬)「つまり、この現地の周りがあやしいな。」
(;¬д¬)「あれ、彼方 手がかり探すんですか?」
(¬_¬)「このままだと埒が明かんだろ、此方は待ってろ私が原因を突き止めてやろう。」
(;¬д¬)「しらみ潰しは良くないと思いますが…」
私はとりあえず一旦現地から離れ
周りの建物の内部の様子を一つ一つ伺った。
普段と変わらない雰囲気ばかりに私の頭を悩ませることになる。
手がかりもつかめぬまま途方に暮れてると
一件の怪しい雰囲気が漂う店をようやく見つける。
私は恐る恐る入ったりしない。
堂々とした立ち振舞いで中に入った。
そこにいたのはガラの悪そうなサングラスをつけたヤツらがせいぜい9人もいた。
何故か皆、揃って黒い服を着ているが一人だけ真っ白なとても白い服だった。
私が入った途端、ヤツらの視線も自然とこちらを見ていた。
が、そこで一つの違和感が現れる。
「何故、この中に"ノレ"がいる…?!」
私の第六感が突然囁いた。
ノレことトリコロノレ・レーヴァン(通称:三色)は私にとって
訳があってとても憎い存在であり とても大事な存在である。
そんなノレが何故この面子の中にいると思ったのは何故だろうか。
この9人を調べる手立てしかないように感じた。
私は思い切ってこの9人に絡むように仕向けた。
するとどうだろうか、全員が黙って立ち上がり武器を取り出したのである。
その武器を見て私は嫌な予感がした。
一回は必ず見た武器だったからだ。これはまもなく襲われるのではと思ったが遅かった。
私の急所にナイフを突き刺した。
意識が朦朧する中で私はあのナイフをよく持っている人物を推測した。
「…まさか、お前が」
(;¬д¬)「ちょっと?!"彼方"大丈夫ですか?!」
気がつくと私は此方の前にいた。
どうやら"リロード"されてしまったようだ。
急所の怪我はもう綺麗に無くなっている。
(¬_¬)「少しドジしただけだ、気にすんな」
(;¬'д¬)「いや、彼方が影状態からリスタートするなんて彼方絶対一回は【死】にましたよね?絶対、少しのドジじゃないですよ!」
┐(¬_¬)┌「だから気にすんな、此方が気にしたところで動けんだろ解決にもならん」
(;¬д¬)「ですが…」
(¬_¬)))「その説教は後にな、あまり無駄話すると怪しまれんぞ、私も行きたいところがあるしな」
(;¬'д¬)「ちょっと!?」
私は再び現地を後にし先ほどの建物に向かった。
こっそり様子を伺うとやっぱり先ほどの9人が向かい合っていた。
しかし、ヤツらは黙ってるだけで一体何してるのか分からなかった。
もしかしたら何もせずに時が経つのを待っている…?
─パリン─
唐突にガラスが割れる音がする。
だが、おかしい。
私の半分の視界が闇に閉ざされているのだ。
頬辺りに垂れる赤い血。
またあのナイフを持ったアイツがたった一つのナイフで私の左目を命中させていた。
そして私の意識は途切れる──────────
(¬_///)
私は見知らぬ場所で目を覚ます。
すると何処からか声が聞こえる。
| ノ ^∀^)「お目覚めかな?」
コイツは…説明しない方がいいか。
自分のことを"ナタリー"と呼んでる悪く言えば変態だ。
ヤツは性(ゲフンゲフン 女の学生服を着ていた。
(¬_///)「巻き方下手か?」
どうやら先ほど完治した時に此方の力が弱まったせいで私の身体の完治に至らなかったらしい。
| ノ ^∀^)「私、こういうことは手慣れてなくてね…無茶したらダメだよ"先生"」
(¬_///)「はぁ」
コイツにもどうやら私「彼方」としての記憶が無いようだが、コイツの場合はあのクソガキシャロと違って対応が妙にうさんくさい。
とにかく早く私はコイツから離れたかった。
(¬_///)「おい、そこどけ」
| ノ ^∀^)「え?ダメだよ、これ以上大怪我でもしたら流石の先生でも死んじゃうよ?」
(¬'_///)「…」
この"ネカマ"八頭身ざけんな。
私は悠長にしていられないんだぞ?
記憶が無くても私を過剰に保護しようとする姿勢はやはり変わらないようだ。
| ノ ^∀^)「ほら、不機嫌にならないで大人しくして」
(¬'_///)「断る!!」
─バキッ─
| ノ ^∀^)
| ノ 三V^)
| ノ 三V^)「"先生"酷いよ、私の片腕飛ばすなんて」
(¬'_///)「私にこれ以上構うな!!失せろ!!」
| ノ 三V^)
| ノ ^∀^)「"先生"はやっぱり乱暴だよ。ここにいる面子の中で1か2を表すくらいに…」
(¬'_///)「ほざくな!!!!」
| ノ ^∀^)「…後悔するよ、私が止めたことを拒否したことを…」
すたすたと片腕失っている割には軽やかに
アイツはこの場を後にした。
"ヤツ"にはこれくらいしないと応じてもらえないと分かってる上でした行動だ。
別に私は一方的な暴力がしたくて手を出したわけではない。
それに私は此方みたいに相手を怒鳴り付けるキャラでもない。あの一喝で私の声はかすれてしまうだろう。
もう私に無駄話は出来ないと言うことだ。
─あのナイフを持つヤツが"ヤツ"だとすると真っ向にぶつかってもこそこそ向かっても"ヤツ"に私の気迫を察知されてしまうだろう─
何をしても気付かれてしまうのなら
私は真っ先に─壁─を見つけることが重要になる。
私はあの二回の遭遇の中で"あれ"は─壁─になるものだと目をつけている。
次、私が致命傷を受けると此方の余力を推測すると私はもう形すら再生出来ないだろう。
三度目の失敗は許されない。
─二度と呑まれた者を救えないことになるから─
(¬_///)Φ
限られた視界を頼りに三度目の侵入に試みる。もう何も武器も持たず向かうなめた真似はしない。
私は普段のように棒状の武器を手に取っていた。
─ガッシャーン!!!!─
【凶暴】彼方の登場である。
相手の油断を突き棒を思いっきり振り回し辺り一面を破壊する。
そもそも私は頭を使って思索するより体を使って暴れる方が得意だ。
此方には「無闇な破壊行為はダメなこと」だと何度も聞かされていた。
が、私もそろそろ限界だ。
私の余裕のせいもあるが二度殺られたことに
鬱憤が溜まっている。
もう破壊せずにはいられない。
こうして地形を無茶苦茶にした後、9人の中で一番高いヤツの背後に回り、私はそれを─壁─にした。
(¬_///)(∩;■-■)∩
不思議なことにヤツは抵抗せずに手を上げた。
まるで私が何をするのか分かってるかのように…
私も何となくこの一番高いヤツが気になって仕方なかったのだ。
既視感というやつだろうか。
─私はヤツを"ノレ"として見ているのだろうか─
─────
(;¬'д )(…で、どうすればいいんですか。"あなた"のせいで彼方には嘘をついて"夢"のせいになりましたし、"あなた"が力を押さえつけるから彼方が自暴自棄になってるんですよ?どうにかして下さい!)
( д¬)「…」
(;¬'д )(黙ってても救われませんよ??私はヒトです。"あなた"の考えは何も分からないんですよ?)
( д¬)σ「…」
(;¬'д )(えっ?外に手がかりが?でもここから簡単に出ることは…)
( д¬)∩ スッ「…」
( ^Д^)?「"ディネク"君、いきなり手を上げてどうしたのですか?」
(;¬д¬)∩「え?あ、あの…これは…」
(,,°-°)「なんだネーム、君に似合わずトイレにでも行きたいのか」
(;¬д¬)∩「え、えっと…そうです!!ちょっとトイレに行きたいです!!博sじゃなくてハードニ"先生"!!」
(°ー°*)「あなたがトイレ~?らしくないわね?」
(;¬'Д¬)∩「わ、私だってしたい時はありますよ!!!!」
( ^Д^)「君がそこまで言うことは余程のことなんだろう…分かりました、行っても良いですよ。」
(;¬д¬)「し、失礼します。」
(,,°-°)ノシ
(°ー°*)「何で手振ってるのよ、あんた。」
(,,°-°)「見送りぐらいいいだろ。」
(°ー°*)「はあ?」
(¬_///)(∩;■-■)∩そ <二(■-■ )
はあ…参った…
コイツ 味方らしき人物を人質にしても鋭利なものをこちらに向けている。
"コイツ"自体はさほど味方とか興味無いのか?
というより…
(■-■ )(■-■ )(■-■ )(■-■ )(■-■ )
(■-■ )(■-■ )
この7人…
武器を取り出す割には微動だにしない…
やっぱり本体はナイフを持つアイツなのだろうか?
(¬_///)(∩;■-■)∩そ <二(■-■ )
そんなことを考えてる場合ではない。
早くこの状況を何とかしないと私は無事では済まない。─ヤツの皮肉が正しくなってしまう─
それだけは何としても阻止したい。
私はこの場にいないといけない。
だから、私は─────────────
何やら外の方から声がする。
「あのーすみません、お取り込みのところ申し訳ないんですが…」
聞いたことがある声だ。
この声は…
|(¬д¬;)
此方だった。
―何故此方がここに!?―
(¬_///)(∩;■-■)∩ <二(■-■ )
(;¬д¬)「お願いです!!もう止めて下さい"先輩"!!これ以上相手を傷付けてどうするんですか!?」
<二(■-■ )
◇( ■-■ )「"意味"の無いことはしない。」
(;¬д¬)彡<二「ちょっと!!ナイフは"ヒト"に向けるものではないですよ!!」
<二(■-■ )「わざわざこっちに出向くヤツが悪い。」
(;¬д¬彡<二「ちょっと近」
|¬д¬;)<二(■-■ )「壁に追い詰められた感想は。」
|¬д¬)<二
|¬д )<二「それなら―壊す―までですよ。」
Σ(¬д )三 (■-■ )
( ¬'Д//)「おい此方早まるな!!!その先に道は―」
(¬д )三「えっ――」
―ガシャーン―
(;¬д )(°-;;)⊃,┛───┗┓
―そこに映ったのは赤くない血にまみれた金色の者
―此方はヤツを"先輩"と言った
―ヤツこそは"キーヴェンド・ヴェッセオ=ワムイミ"
―次期君主に相応しき者だった者
( ¬Д//)「?」←状況把握出来ない
(;¬д )「え、あの…血…ですよね、それ…どうしてそこまでして私を助けたんですか。」
(°-;;)「意味を聞く必要があるか?」
(;¬д )「…」
(°-;;)「…君は今死ぬような時にまだ達してはいない、まして道連れにされる必要もない。」
─ そろそろ茶番をやめたらどうだ。 ─
(°-;;)
(°-;;))ズズッ
(°-;;)-;;)ズズズッ
(°-;;) (・-;;)
(;¬д )「これは一体…?」
(;¬д ))「!?」
(;¬д¬)三( )
(;¬д¬)「離れた…!?」 ( )
―まさか、こうしてまた出会えるとは思わなかった―
─お前はどうして死んでてもなお死に急ぐ?─
―それは君が襲ってきたからだよ―
─別に身構えなくていいだろう?─
―君は死んでもなおアウトロー、何されるか分からなくてね―
─…─
─しかし、もう"卒業"の時期は終わったはずだ─
─何故こんな時期にお前はいる─
─私が来なかったからか?─
─変わり果てた私も お前に会うことを 望んだのか……─
…
(・ ・)「…?」
(・-Ш)「…」
(・ ・)「おじさん、何でこんなところにいるの?」
(・-Ш)「…」
(・ ・)「無口なおじさんだな…」
(・-Ш)「一体、何故私に話しかける?」
( ・ ・)「校内に見かけないおじさんがいたら話しかけるよ」
(・-Ш)「そもそもお前は生者じゃないな、死者でも生者でも構わないが私に構うのはやめろ」
(; ・・)(見た目通りに口が悪いな…)
「じゃあ、僕が幽霊だとしたら何故おじさんは見えるの?」
(・-Ш)「その姿が見えなくとも耳には入る、耳 障 り」
(; ・・)「…おじさんあまりここに長居しないでね、他の子たちも話しかけちゃうから…」
( ・-Ш)「なんだ、お前以外にも似たような連中がごろごろいるのか…面倒だ、暫くしたら席を外す」
(; ・ ・)「おじさん?寝転がったらダメだよ、早くここを出ないと…」
( ・-Ш)「構うな、私はただ少し寝たいだけだ少しな」
(; ・'・)「………」
…
( ・ ・)「おじさん…夕方になったよ」
( ・-Ш)「…」
( ・ ・)「おじさん帰らないの?」
( ・-Ш)「…」
( ・ ・)「…」
( ・-Ш)「…そろそろ頃合いだな」
( ・ ・)「…?」
(((((( ・-Ш)
( ・ ・)(結局あのおじさんは誰だったんだろう)
…
(; ・'・)
( ・-Ш)
(; ・'・)「おじさん、またどうしてここに」
(・-Ш )
( ・-Ш)「この場所が今の私には丁度いいからだ」
(; ・'・)「…」
( ・-Ш)「なんだ不服か?」
(; ・'・)「正直、おじさんが考えていることが良く分からないよ…」
( ・-Ш)「そっくりそのままその言葉をお前に返すぞ」
(; ・'・)「む…」
( ・-Ш)「結局、私に構ってくるのはお前しかいないようだな」
(; ・ ・)「みんな見慣れない人には一応怯えるんだ、特におじさんみたいな人は…」
( ・-Ш)「なら、なおさらここにいても問題ないだろう」
(; ・ ・)「そういう問題じゃないから僕は忠告してるんだよ…」
( ・-Ш)「節介な…」
(; ・ ・)「お節介でも構わないから僕は何度でも言うよ」
( ・-Ш)「あっそ」
…
(; ・ ・)「またおじさんいるんだ…」
( ・-Ш)「悪いか?」
(; ・ ・)「いや、全然悪いよ…」
( ・-Ш)「いいかお前、お互い素性を知らない方が身になる」
(; ・ ・)「…」
( ・-Ш)「お前は外の世界を知っていないだろう」
(; ・ ・)「外の世界…?」
( ・-Ш)「この校内は時が止まっている、何故か度々この空間に私は呼び込まれてしまう」
(; ・ ・)「おじさん?急に何を言い出すの…?」
( ・-Ш)「つまり私の存在も怪しいことになっているようだ」
(; ・ ・)「おじさん…?」
( -Ш)「それが【死】を意味するならば」
( -Ш「私はろくな人生を送ってなかった証拠」
( - 「だが、それを悲しむ者はいない」
( 「何故なら私がそういう人物だからだ」
( ・ ・)「…」
あれからおじさんの姿は見なくなりました。
この校内の木々に花を咲かせました。
桃色の儚い花がこの校内の名所です。
散ることを知らない時が止まっているこの空間で
卒業生たちは卒業することが出来ずに
春休みが終わり入学の日になってしまったようです。
何故この空間に僕たちがいるのかは分かりません。
正直、生者なのか死者なのかも分かりません。
ただこの校内は普通では無いことなのかも知れません。
迷い込んだ者を元の場所に帰らせないように
ただただ存在しているのかも知れません。
―ガシャーン―
( -;;)
追っ手に追われ逃げた先は道路。
最悪にもトラックの下敷きになり身体は潰れまともな形状を残していなかった。
私は【死】んだ。
まともな人生をしてなかった私は無惨な死を晒したのだ。
…追っ手が誰だったのか思い出せない。
(・-;;)
しかし、私の魂はさ迷うことになってしまう。
(°-°)
その時にあの金色の男が通りかかったのだ。
私の存在を認知しているのか私の方を向いていた。
(°-°)「…」
この男の目はとても冷淡で冷ややかな目線でこちらを見ていた。
(°-°)「…これでさ迷ってしまったヤツらも見つけ出せる」
ガシッ
(・-;;)o(°-°)
まさかとは思ったが肉体の無い私を掴み出し
三(°-°)
ヤツに取り込まれてしまうまでは
―これで肉体を得たのも当然だろう―
―それで未練を潰すといい―
―だが私が探しているヤツが来たらそこで終わりだ―
―それまでは私も黙るとしよう―
(;¬д¬)「で、先輩が相手に任せてたんですか…?」
(°-;;)「ここの境界がおかしくなってるのも様々な問題があるからだろう、その校内といい、この道路といい」
(¬_//)「そもそもここは一体何なんだ。」
( ・・)「この領域は恐らく様々な最後の断片…」
(;¬д¬)「お、最後の断片?!」
(°-;;)「そんな領域にあらゆる者が集まってきてしまってるようだ。」
(;¬д¬)「何故そんなことに…」
(¬_//)「普通は何か原因があるだろ。」
(;¬д¬)「そんなこと言われてもそもそもサボった彼方に原因があるんじゃないんですか?」
(¬_//)「あーそういえばそんなことがあったなー(棒読み)」
(;¬д¬)「彼方がきちんと締めてくれなかったから私たちも迷い込んだんですよ?」
(¬_//)「そんなだいぶ前のことはもう知らん。」
(;¬д¬)「ああ…これで私たちも最後の一つになってしまうのですか…」
―師―――
(;¬д¬)「彼方、何か言いましたか?」
(¬_//)「いや、私は何も言っていない」
―師―様―
(;¬д¬)「彼方?何か言いましたか?」
(¬_//)「だから、私は何も言っていない」
―師匠様―
(;¬д¬)「この声は…?」
(¬_//)「いや、まさか」
―師匠様!!―
―師匠様!―
( ;、;)「ああああ!!!!師匠様ご無事で何よりです!!まさか1ヶ月以上も姿を見せないなんて私とても寂しかったですよ!!」
(;¬д¬)「え?自分???どうやってここに???」
( ;、;)「私の力ではどうすることも出来ません…なので【自然】様の力で何とかここまで来れました…!!」
(°-;;)「ヤツが用件を"代償無し"に素直に飲むとは珍しい。」
( ;、;)「いえ、私が事情を話したら道を作ってくれたのです…!」
(¬_//)「流石にヤツも大半いなくなってたらその後処理が面倒だったんだろうな。」
(;¬д¬)「でも、私たちだけが帰っても何もなりませんよね?」
( ・ ・)「校内にいるヒトたちの回収は僕が何とかしてみるよ。」
(¬_//)「で光源とかノレの連中は」
(・-;;)「それはお前たちでどうにかしろ、この状態では何も出来ない。」
(;¬д¬)「でも、あなたたちはどうするのですか?」
(・-;;)「私はすでに終わっている。何もする必要は無い。」
( ・ ・)「僕はあの校内にいないとダメな存在だから…」
(;¬д¬)「…」
(¬_//)「此方、取り憑かれやすい体質なのにわざわざ自ら取り憑かれる必要はないだろ、お人好しかよ。」
(;¬д¬)「そ、そうですよね…私たちがここにいる必要でも無いですよね…帰りましょう、いるべき場所へと…!」
…
(¬_¬)「はーやっぱり元の場所が一番だな。」
| ノ ^∀^)「君は元々この世界の人じゃないけどね。」
| ノ ^V三)「後だからと言って私の腕をぶっ飛ばすのは許されないよ?あって無いようなものだけど。(小声)」
(¬_¬)「そう怒るなお前、私がああしなければ私たちは永遠にあの場所にいることになっていたんだぞ。後、お前やっぱり私のことを覚えてたな?」
| ノ ^∀^)「私が取り憑かれても君のことは1日たりとも忘れたことはないよ。」
(¬_¬)「その姿で言うなキモ。」
(,, °-°)「しかし、彼方サボるのはいけないぞ。おかげで異変に気づくのが遅くなって私たちが手遅れになってたんだぞ。」
(¬_¬)「そんなこと起きてるとか普通思わんだろ、私に救済を求むな。」
(,, °-°)「彼方の子供も悲しんでたぞ。」
(¬_¬)「ミカがか?アイツはノレより強い、心配いらん。」
(,, °-°)「まあ、そうだが」
(°v°;)「私の扱い酷くない?!」
(¬_¬)「今更、沸き出すなノレ」
(¬_¬)「ハァ…」
そういえばここの世界に桜の木となるものは無いな。
此方に頼んで生み出してみるか?
あの儚い花を咲かせる桜の木を