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「No.02 Cda No.-----」

全体公開 1762文字
2019-05-05 00:04:44


「セッション第二回」 
担当:蝶野
クライアント:祖久世 治郎

「音声データ」
※このデータはクライアントの許可を得ていません。あくまでも防犯対策に取っているものです。
また、ここに筆記したのち、そのデータは削除、秘守義務のガイドラインに沿う形で処理しています。

(インターホンの音)
祖久世「はぁーい」
(ドアの音)
蝶野「こんばんは。」
祖久世「こんばんはー、今日は、なんですかぁー」
蝶野「今日はー、りんごでーす!」
祖久世「りんご……切り分けてきますねー。あ……
入って……嫌なら、待ってて」
(遠ざかる足音、食器の音)
(備考、五秒程度考えた間ができたがクライアントは作業中のため違和感を覚えなかったようだ。部屋の構造、清潔度から来る罪悪感等を考え、玄関前までに留まる。)
蝶野「じゃー、こんな感じにしましょうか。」
(ヒールの音、扉を閉める音、荷物音等。玄関先に段差がある家のため、丁度座ることができる)
(包丁でリンゴを切る音、水の音、等。調理終了まで続く。その後、こちらに近づき、座る。お皿を床に置く。心なしか表情が緩んでいた)
蝶野「あ、つまようじ、ありますー?」
(首を振るというか、かしげるというか、の動作)
蝶野「じゃー、フォーク貸してくれませんかー?」
(目を多少開いてその後動き出していた。)
祖久世「……あぁ、忘れてましたー」
(足音、フォーク二本を取ったのち、同じところに座る)
蝶野「ありがとうございます。」

(備考・この段階でカウンセリングセッションにもち込むことを決意。)
(咀嚼音等)
蝶野「こんな感じなら飲み物持ってきても大丈夫そうですね」
(頷き、首をかしげるような動作。伝わらなかったみたい)
祖久世「……喉、乾きましたー?」
蝶野「いえいえ、大丈夫ですよー。でも、ありがとうございます。お茶とか、飲まないんですかー?」
祖久世「飲みませんねー。水と、同じなんでぇー」
蝶野「!、おんなじ、なんですか?」
祖久世「おんなじじゃないですかー?」
(数秒の間)
祖久世「あー、ほら……水分取るなら、どっちでもー……
蝶野「それはそうですねー……味とか匂いとか、気にしないんですー?」
祖久世「……美味しいですよぉー。……でも、まあ……ご飯にジュースとかなら、流石に気になりますけどぉー……気になるだけで、別に平気ですしぃー……こだわらないですねー」
蝶野「そうなんですかー、よかったー、ふふ」
(数秒の沈黙、咀嚼音)
蝶野「ご飯ちゃんと食べてますか?」
祖久世「んー……? お腹が空いたら食べてますー。料理しないんでぇー、コンビニですけどー」
蝶野「あー。ちゃんと食べなきゃダメですよー。……野菜もちゃんと摂ってますかー?」
祖久世「野菜ですかぁー? えーーーー……覚えてないですねー。多分入ってた気がしますー」
蝶野「もー。今度野菜ジュース持ってきますね。ちゃんと栄養はとらないとー。倒れちゃいますよ?
……それにー、ちゃんと寝てますー?」
祖久世「食べてますしー……
……あんまり眠くもならないんですよねぇー。研究所からの習慣でー……
蝶野さん「……目の下のクマ、すごいですよー。ちゃんと寝ないと集中できないしー、ちゃんと寝たほうがいいですよー?」
祖久世「……前よりは、寝れる時間増えてますしぃー……眠いときは横になってますよー。寝付きは悪いですけどぉー……
蝶野「寝る時間、決めてますー?なるべく一定の時間の方がいいですよー。あと、すぐにできるのはー深呼吸かなぁー。」
祖久世「…………………(深呼吸している)……時間、決めますよー。今不定期なのでぇー」
蝶野「そのちょーしですよ、ふふ。じゃー、そろそろ帰らないと。りんごありがとうございました。他にまだ何か話したいこと、あったりします?」
祖久世「んー……無いですねぇー。こちらこそ、ごちそうさまでしたー」
蝶野「はーい。じゃ、またきますねー。おやすみなさい。」


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