@corona_moca1111
「セッション第四回」
担当:蝶野
クライアント:祖久世 治郎
「音声データ」
※このデータはクライアントの許可を得ていません。あくまでも防犯対策に取っているものです。
また、ここに筆記したのち、そのデータは削除、秘守義務のガイドラインに沿う形で処理しています。
(インターホンの音)
祖久世「はぁーい、今出まーす」
(ドアの音)
祖久世「こんばんはぁ。今日は何ですかぁー?」
蝶野「今日は悩んだのでビスケット持ってきました。あと、りんごジュース。」
祖久世「やったぁ。ありがとうございますー」
(ドアのきしむ音、物音、等)
蝶野「ちゃんとご飯たべましたー?」
祖久世「あー……食べ……てますよー? 今朝は食べましたぁー」
蝶野「あー食べてないですねー?ふふふふ。……睡眠は?」
祖久世「眠たくなったら寝てますけどぉー……まぁ、最近忙しくなったからぁー、ですかねー?」
蝶野「あー、新しいところ、ですか。忙しいんです?」
祖久世「忙しいですねぇー。慣れないところなので……あー、でも、仕事とかじゃないんでぇ、そんなに疲れてはないですよー」
蝶野「あー、やっぱり、慣れるには時間かかりますよね。……慣れないことすると、いつもより考えますけど、疲れてないんですか?」
祖久世「研究以上に考えることなんてないですよー
......覚えることは多いですけどぉ、大丈夫です。それにぃ、今さえ頑張ればきっと、すぐ楽になりますからぁー」
蝶野「…楽になる、って?」
祖久世「そのままの意味ですよぉー?
全部終わればー、悩むことも無くなりますしぃー
……んー、今やってることが終わればぁ、ええとー……んー…………」
蝶野「ふふ、……もー、祖久世さんたら。頑張りすぎですよー。
……何か、やなこと、あったんですー?」
祖久世「やなことですかぁ?
何も……いいことの方が多いですよー。
人と、話さなきゃいけないことが多くてぇ、……それは……困ってますけどぉ……でも…………
あれ、いいことって何だっけ?…………あ、おやつ、結構楽しみにしてます。」
蝶野「………。
…話さないといけないこと、多いんですかー。この前の話からしても、困っちゃいますね。どんな人と、話したりするんです?」
祖久世「え……(困惑)(悩む)
……早い人……」
蝶野「あー。……聞き取れないか、聞き取るのに精一杯な早さで話されますー?
それか、行動が早い、何もわからないのに勝手に全部やっちゃう人ですー?」
祖久世「え……全部……。
あ、でも……俺が追い付けば良いだけですしぃ……」
蝶野「そうですか。追いつこうと、頑張ってるんですね。……大変でしょう?」
祖久世「…………。
……うん。でも、もう少しですから。
…………大変でも、……もう少しで…………終わるから……」
蝶野さん「……もー。終わるにしろ、終わらないにしろ、辛いものは辛いし、大変なものは大変なんですから。
……もっと自分の事、だいじに。ね?」
祖久世「大事にする……?
自分を……大事…いつか終わりが来るって思わなきゃ救われないじゃないか。」
蝶野「……?
祖久世さん、そういえば哲学人関係のところでしたっけ、その、職場というか。」
祖久世「そうですよ…別に、おかしくないでしょ元から研究者なんですから
……あー、でも、今回はぁ、研究所じゃないんですけど……」
蝶野「ええ、この前お話ししてましたもんね。覚えてますよー?」
祖久世「あぁ……よかった。まあ、そのー、そこから紹介されたところですねぇー。それが、どーかしましたぁ?」
蝶野「そういえば、うつったところがどんなところなのか、聞いてないなぁーって。どんなことしてますー?」
祖久世「あー、そうですねぇー。そういえば話してなかっ……あっ…………えーーー……あー、ええとぉー……まあなんか……大したことはしてないですよぉー」
蝶野「ふふふふ。そうですか。……哲学人関係なら、哲学人さんとかとも、会ったりしますー?」
祖久世「はい、会いましたよぉー。俺が会ったのはぁ、一人ですけどー……他にも結構居るらしいですねぇ」
蝶野「そうですかそうですか!えー、でも知らない人の話は聞けないしー 。会った人は、どんな人ですー?」
祖久世「えぇー? そうですねぇー……
……黒い人……あー、お喋りな人でしたぁー」
蝶野「……さては祖久世さん、
ほーんとに疲れてますね?」
祖久世「……疲れてますよ。話し疲れてますよ……」
蝶野「あー、つかれちゃいましたー?えへへ、ごめんなさい、ね?」
祖久世「……リンゴジュース、ください」
蝶野「はーい、かしこまりましたぁー」
(注ぐ音等)
蝶野「どうぞ!」
祖久世「ありがとうございますぅー……」
蝶野「……お疲れ様です。えへへへ。」
(注ぐ音等、その他十数秒の沈黙)
蝶野「あー。…本当に黙っちゃったー。どーしよっかなぁー……」
(あかねあげはにミーム汚染除去の要請。承認してもらったので共同で臨時療法を試みる。
そこそこの信頼を得ているので、多分彼らを出しても問題ないと判断。)
(ふくろからあかねさんを持ち出す)
祖久世「……とり?」
(あかねさんをクライアントに近づけると、クライアントは興味をしめし、うかがうようなそぶりを見せた。)
蝶野「もふもふですよ?」
祖久世「……もふもふですねぇー」
蝶野「あかねさんって言うんですよー。ぬいぐるみ、結構あるんですけどー、その子はみんなのお姉さんって感じです。いいですよ、もっともふもふしちゃっても。あかねさんもいいよっていってるし」
祖久世「……蝶野さんみたいですね」
蝶野「!!そうおもいますー?初めて言われましたー。ふふふ。」
祖久世「……いい匂い」
蝶野「ふふふ、日光浴したてですよー。」
祖久世「……今日、ビスケットでしたっけー?」
蝶野「ええ。たべますー?」
祖久世「いただきまーす」
蝶野「どうぞー。こなだけ気をつけてくださいねー。」
祖久世「……」
蝶野「ふふふ、気にしてくれてる。よかったですねあかねさん。ふふ。」
(以下、雑談のため割愛)