@17luv610
……
『 ミンハオ、ミョンホ、ディエイ…… 』
「 …… 」
ミンハオが変だ。
ミンハオの様子が可笑しい……
かれこれ呼び方を色々と変えながら、ソファの隣に座る彼の名前を10回近く呼んでいる。
俺が話しかけても、上の空……。
折角、二人っきりなのに、こちらを全然見てくれない。
無視と言うよりは、俺の声が耳に入ってこない、といえばいい所なのかな?
音も特にせずに、騒がしい環境とは言い難いんだけどなぁ。
俺は、ミンハオの耳からコードが出てないかを探す……
でも、うん。ないね。
最新とかは、敏感でありたいけど、ミンハオやミンギュほどは俺は最新には敏感ではないから、自分の知らない新製品とかざらにあるんだよね。
で、今は俺には見えない透明なイヤフォンでも新しく出たかと疑ってしまったよ……
代わりにミンハオの先端が尖っていて可愛い耳に耳朶がある……
『 ふふ、っ 』
可愛いなぁ……いいよね?
ちょっと、くらい触っちゃえ…。
耳朶に手を伸ばすと、
「 、ひゃっ!? 」
吃驚したミンハオが、目を丸くしたと思ったら次の瞬間きっとこちらを睨んでいる……
「 ……なに、ジュン 」
睨みにも凄まない俺を見て諦めたのか今度は少しだけ面倒くさそうにやっと声を発してくれた。
でも、やっと視線がぶつかるね?
『 ん?ミンハオ、俺が呼びかけても全然見てくれなくて寂しいから
可愛い、ミンハオの耳朶とミーグリしていたの 』
「 ……へぇー。 」
この顔は、興味無い、どうでもいいという顔だな。
『 でも、俺やっぱりミーグリするなら耳朶よりミンハオがいいな? 』
ぽんぽんと、子どもをあやす様に彼の頭に手を伸ばして、撫でる。
「 そんなの何時でも、できるじゃん…… 」
子ども扱いすると、咄嗟に恥ずかしそうな反応をして俯いてしまう癖を知ってるのは恐らく俺だけだろうなと思うと自然に顔から締まりがなくなる。
とても、可愛い俺の恋人さん 。
ふふ、これからどうしようかな?