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パラダイム

全体公開 1185文字
2019-06-27 13:23:12

……
「あ、はい。事情聴取ですか。そうですね、僕から言えるのはただ一つです」
「終わったあああああああ!」(ガッツポーズ)

《パラダイムシフト障碍事件》参照。

聡盟大学附置哲学人研究所 TOP
世界観概要

名称:パラダイム paradigm
能力:現代の哲学人研究における学説全てを記憶する。
解説:当哲学人(以下、彼)は黒髪黒目の細身で背の高い十代半ば程の青年です。
受動的な性格であり、他者から与えられた刺激に対し抵抗しません。特に実験の類いには協力的で、実験中だけは自ら進んで行動し、多くの場合想定以上の結果を残します。

その他の場面においても、彼自身から他者への全てのコミュニケーションに積極的です。彼から先に話を始めることはできませんが、手を上げる、目線を合わせるなどにより対話を促します。

実験外で行動を命じられた時は無視や謝罪により断ることが多いですが、これは彼の自尊心によるものです。動作が必要な場合は命令ではなく、依頼してください。

彼に特異な体質はありません。
一見すると不老ですが、細胞単位では人間と同様の成長が確認されています。不老に見えるのは、細胞分裂限界回数が非常に多い細胞が複数存在し、細胞の入れ替え速度が低下しない為であると考えられます。精子は正常の活動を行いますが、受精の試みは全て失敗に終わっています。

彼に自身の哲学について訪ねると、哲学人研究における定説の具現化と回答します。また、定説の具現化である故に、哲学人研究発展に伴う【過去の定説の否定】と【新しい定説への書き換え】が発生した場合、彼の存在と彼に関する記録は変化し、最新の定説に沿った体質や能力になると主張します。(元となる哲学用語より、この存在変化はパラダイムシフトと連動すると仮定。彼の存在変化自体をパラダイムシフトと呼称)以前のパラダイムの記憶は引き継いでいますが、人格は異なります。

記録には残っていませんが、彼の記憶によると当研究所に来る前は■■研究所におり、そこで■■回のパラダイムシフトを経験しているようです。当研究所でも、職員の記憶にある限り■回のパラダイムシフトを起こしています。

パラダイムシフト前後のパラダイムは、全くの別人と判断されます。

対応:■■大学附置哲学人研究所人型収容室にて人間と同様の生活を送る。移動制限なし。必要に応じて職務を与えてもよい。
現在意識不明の重体。■■■■■■病院で延命治療を受けています。
現代の哲学人研究の成果の全てを失う危険性が伴うため、哲学人研究におけるパラダイムシフトが発生するまで最低でも現状を維持するよう努めてください。

20■■/5/11 意識を取り戻しました。
本人の強い希望により、■■大への移転は無期限の延期となりました。事件以前と対応は変わりません。繁殖学を中心とした職務を望んでいます。

発見経緯:不明



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