.

鵲亮平の独白メモ

Publish to anyone 673
2019-07-06 16:52:08

CSに入れたやつ

「お前らの信じてる輪廻転生とか運命とかそういうやつ、他人の世界観には口出ししない主義だから俺は否定はしないけど、俺の世界には存在しないんだ。思考だって、所詮はシナプスの電気信号が見せる幻影に過ぎないし、感情は機能で、生命はひとつの現象に過ぎない。哲学上の生まれた意味なんて生物としての人間には存在し得ないし、ただこの世の全ては物理界をより複雑化する為だけに現れては消えていく。そういう救いのある世界に俺は生きていたいんだ、まあどこにでもいる、ごく普通の唯物論者として。だから、時間という概念があくまで相対的に人間の認識上の「現在」というものを基準として、記憶や記録によって定義された事実を「過去」と呼び、予測や予定によって定義された不確定を「未来」と呼ぶのと同じように、「絶望」や「希望」だってあくまで個人的な認識の上にしか成り立たないものだし、そういうものを共有することをコミュニケーションと呼ぶなら、相互補完されないすべての概念は結局、「孤独」と呼ばれてしまうんだろうな。いや、別に俺が寂しいとかそんなことは全然ないですよ。マジで。全然女子にモテたいとかこれっぽっちも思ってないし。マジだって。え? いや、後夜祭は今年も独りかなぁ俺……
「やせ我慢とかじゃないから! これは思想の話だから!」
「そもそも俺を好きになるような女を好きになれる気がしない」
「は? 俺を好きな女、潜在的には全世界に百万人いるが?」
「ただ世界の総人口が七十億ぐらいだからな~多分まだ出会えてないんだろうなぁ~」
「インドとか行ったら超絶モテると思う」


  • Add to Favorite
  • Tweet
  • You have to sign in to post a comment or to favorites.

    Sign in with Twitter

たすからない命

© 2021 Privatter All Rights Reserved.