.

この広告の表示を止める

【定期更新】てるてるの日記01

@miraclegumi
Publish to anyone
2019-07-13 22:52:28

ソラニワのPC てるてる(Eno.435)の日記(1回目)です。結果の日記とは内容が異なります。

【注意】ややグロテスクな表現が含まれます。
・PCの結果ページ
http://st.x0.to/?mode=profile&eno=435
・2回目の日記
https://privatter.net/p/4832186


 私の名前はてるてる。
 お空の庭にやってきた。
 夢は大きな花を育てる事。
 10mのヒマワリを育てよう。

 じゃあ

 その前は?



 華が咲く、赫い華が咲く、真赤な華が咲き誇る。
 刃を横に、綺麗に真横に、一太刀一閃断ち通る。

 荒野に、血の華が高く高く咲き誇る。

『イクサバにいる人は、斬っても大丈夫』

 人の群れと人の群れ、大隊同士のぶつかり合う合戦場で、1人の少女が先陣にぽつりと立っていた。
 薄い布同然の着物を肩まで着崩した歌舞いた格好。くりくりと丸い目鼻立ちに花柄の瞳孔と、にこにこと笑顔を崩さない表情はどこか幼さを残している。

 そして、彼女の目の前には血の華──先程までヒトであったモノが、上下に分断され直立した下半身が鉢のように鎮座していた。
 着物の袖、彼女の掌を殆ど隠すそこから煌めく一刃の刀が曇りもせずに伸びていた。それが、目の前のヒトを二つに断ったのだ。

『私はあなたたちを斬りに来たよ』

 たん、たん、たんと、少女は歩き近づいてくる。雇われた軍では無い方へ、敵と見なされた人の群れへ。
 一歩、一歩、また一歩。右手に刃を携えて──彼女の刃はふと気が付けば見えなくなる。
 見えなくなり……彼女は隣に立ってこう言うのだ。

『斬るね』

 そうしてまた一輪の血の華が咲く。
 華が咲いた。二輪、三輪、四五六七八九十十一十二十三十四
 たん、と歩み横に薙げば身体が2つ、たんたんと踏み込みくるりと廻れば断たれた身体がもう4つ。
 歯向かう刃を右に左に、掴みどころ無く脚を、身体を揺らして舞う姿はまるで風に煽られる木の葉の様。
 彼女が歩いた場所から命が失われていく。矢が放たれれば矢を、銃を撃てば弾丸を、大砲を撃てば砲弾を、そして人を。
 彼女の目の前に現れた、敵と見なされたモノは全て断たれた。逃げる者は後ろから、立ち向かう者は前から、例外なく断たれた。
 真赤な血の華が、かつて敵軍大隊がいた人溜まりを全て埋め尽くすまでそれは続き──斬って、斬って、斬って──


 真赤な血の雨が降り注いだ。彼女を真紅に染め上げる程の真赤な雨が。だから彼女はこう言ったし、彼女の太刀振る舞いを見た人々はこう言った。

『コレは大雨だね。晴れた方が良いよ』




 私の名前はてるてる。
 戦場で人を斬ってきた。
 全てモノノフとして或る為。
 幾千万の血の華を咲かせよう。




 じゃあ

 その前は?


You have to sign in to post a comment or to favorites.

Sign in with Twitter


@miraclegumi
雨宮さん
Share this page

Theme change : 夜間モード
© 2020 Privatter All Rights Reserved.