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【ジョジョ/6部ラストの考察備忘録】

全体公開 1 2595文字
2014-11-03 09:16:25
Posted by @cha_kuro

【個人的な6部ラストの考察備忘録】


前提として、


・徐倫達が戦っていた元の世界(世界線A)

・エンポリオがプッチにとどめを刺した一巡後未満の新世界(世界線B)

・プッチが死んだ事により再構築された世界(世界線C)

・7部から8部へ続く世界(世界線D)


以上の世界線の存在(パラレルワールド)が挙げられる。
尚、8部連載中の現段階では、世界線Cと世界線Dが地続きである論拠がないので、
ここでは別の世界線として扱わせてもらう。



≪判明しているルール≫


・基本的に世界線Aの生き物たちは新世界(B、C)に送られるが、
再構築前に死亡した者は除外される。
(この時、新世界には死亡した者によく似た別人が割り当てられる)

・世界線Bに送られた生き物たちは、元の世界の記憶を「予感」として受け継いでいる
(プッチ曰く、「あらゆる出来事への覚悟をする事ができる幸福な世界」)

・プッチが世界を一周させ、メイド・イン・ヘブンを発動させた年月日、
時間へ戻ってくることで「一巡」が完成する。


本編ではエンポリオを始末するために、わざと刑務所で徐倫と承太郎が面会していた時期で
一巡の一時停止を決行、その後エンポリオに殺される形で阻止されたので、「一巡後未満」に留まり
世界線Aは「プッチが存在しなかった世界」として世界線Cに再構築されることになった。



≪ここから曖昧な部分の考察≫


『愛倫たちについて』

・世界線Aの徐倫たちは一巡前に死んだのでは?

⇒作中でエンポリオが勘付いて涙しているように、あくまでも「徐倫たちによく似た別人」。
 別人ではあるが、世界線Aの彼女たちに相当する人物で間違いないと思われる。
 世界が変わっても、魂や因果のようなものが残り再び集ったという解釈が一般的。


・愛倫は「ジョジョ」なのか?

⇒首筋に痣があるので、少なくとも「ジョースター家」の末裔であることは確か。
 詳しくは後述にて。


・アナキスは普通の人?

⇒アナスイが「徐倫と結ばれることにより魂が浄化される」と考えていた事と関係アリ?
 最終決戦前に徐倫が申し出を受け入れた事が「因果」となった可能性も。
 こちらも詳しくは後述にて。

・復讐が目的だったエルメェスとウェザーは世界線Cでどういう人物になった?

⇒プッチが初めからいなかった世界に生まれ変わったので、
 少なくともウェザーに相当する彼はペルラを亡くすことも記憶喪失になることも無かったはず。
 エルメェスに相当する彼女も、ひょっとしたら姉が殺されずに済んでいるかもしれない


・「F・F」は結局生まれ変わりの存在はいないの?

⇒当人が「魂は自分だけのもの」と言って蘇ることを拒否したように、
 「F・F」は世界線Aの彼女(彼?)しかいない。
 そもそもプッチの意思でコレクションのディスクから生まれた生命体であったため、
 プッチがいない世界では存在しようがない。



『プッチが死亡したことによる世界線Cへの影響』

・今までの部の出来事はすべてなかったことにされたのか?

⇒ここで登場する個人的な前提が、
 「すべての事象はプッチが世界を一巡させるための必要事項(運命)だった」というもの。
 6部の内容はもちろん、1部でジョナサンがディオと出会ったことも含めすべて必然であり、
 長い目で見て「最終的にエンリコ・プッチの元に集う天国へ行く方法の材料」だったのではないか。
 「一巡に失敗した世界線Bは、プッチが不在のまま世界線Aへと戻ろうとする」
 その結果生まれたのが世界線Cであり、
 「プッチに関連するものが全て消えた上で、今までの部に相当する物語はあった」
 というのが自分の見解である。

 ここで注目したいのが、SBR(7部)のジョニィとディエゴの関係。
 世界線が変わっても、「ジョジョとディオの因縁」は残っているのである。
 つまり3部開始前のDIOが目覚めるまでは、本編の1部2部と同じような歴史が紡がれ、
 そこから「DIOがプッチと出会わなかった世界」として徐々に展開していった可能性がある。
 これによる影響は、
 「SC側・DIO側の勢力数及び生き残りに関わる」
 「ジョンガリ・Aなどの生き残りがプッチの支配下に移ることがなく排他され、3部以降の空条承太郎の人生が好転する」
 などがある。特に後者は愛倫が普通の女性に成長していることから、
 ごく普通の家庭を築くことができたのでは?


・世界線Cにおける「6部」はどうなるのか?

⇒上記の考察を前提とすると、
 「世界線Aのすべての出来事はプッチという結果に集まる運命づけられた過程」ということになる。
 つまりプッチに対し、「天国へ行く方法の情報にまつわる直接的な役割」を担った承太郎・徐倫は、
 結果的に言うと「プッチに情報を与えるために生まれてきた存在」に等しく、
 プッチのいない世界では「役割がなくなった」とも言える。
 これは「DIO当人との因縁だけがジョースター家の宿命」ということになり、
 その最後の砦だったプッチがいない世界線Cでは、
 「愛倫」が「ジョジョ」である必要がなかったのではないだろうか。
 (「愛倫」だと姓がどんなものであろうと「ジョジョ」にはならないのはこのためか?)

 そして、これは「刑務所で徐倫と出会うために殺人鬼という運命を背負ったアナスイ」にも同じ事が言える。
 この呪縛から解かれた以上、彼は殺人鬼になることもなく、愛倫も口だけの男に引っ掛かることもなく、
 お互いに再び巡りあう事ができたのである。


・プッチの生まれ変わりは存在するのか?

⇒一巡後のみとはいえ、複数のパラレルワールドに干渉できる時点で
 彼は所謂「特異点」という存在になっていたと思われるので、
 全ての可能性が重なる舞台で殺されてしまった以上、
 どの世界にも彼の生まれ変わりは存在しないものと思われる。
 (いたとしても因果的繋がりの薄い、まったくの別世界であるかもしれない)




※上にも書いたように今現在の個人的解釈の備忘録なので、信憑性はまったくないです。念のため。
※何か印象に変化があったら追記するかも。


14.11.03.chakuro


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