ブーン系ワンライ8/17 お題「自由」
@dinec32
('A`)「…何処だ、ここ」
俺は気付くと謎の真っ白な空間に立たされていた。
正直に言って今までの記憶は無い。
(´・ω・`)「おや、遅かったね」
('A`)「いや、誰ですかあんた」
(´・ω・`)「下げ眉のショボンと呼んでくれ」
('A`)「え、あ、うん、はい」
(´・ω・`)「君、初対面の人にそんな対応あるかい?」
('A`)「いや、俺会話苦手なんで…」
(´・ω・`)「まあ、気楽にしてほしい。これはサービスだよ。」
(;'A`)c□「あ、はい、ありがとうございます。」
(´・ω・`)「今、君の気持ちを正直に教えてくれないかい?」
( 'c□)「ふぁい?(飲んでる)」
(´・ω・`)「君は自由だね。」
(;'A`)「出されたものは普通飲むでしょ」
(´・ω・`)「このタイミングでは飲まないよ。」
('A`)「なんというか…俺何かあったんですかね…不思議な気持ちなんですよ。」
(´・ω・`)「不思議とは?」
('A`)「そもそも何で俺こんなところにいるんですか?」
(´・ω・`)「君がこっちに漂ってきたからだよ」
('A`)「はい?」
(´・ω・`)「まあ、訳を話しても君は信じないだろうし詳しくは言わないけど今の君は実体が無いようなもんだよ」
(;'A`)「え?つまり俺死んでる…?!」
(´・ω・`)「んー明確には違うけど死んでるのには変わらないかもね…」
(;'A`)「すみません、どうやったら僕は元の身体に帰れますか?」
(´・ω・`)「暫くは無理だろうね、そんなに急ぐこともないだろう?」
(三'A`)「いや、超辛いんですけど」
(´・ω・`)「少しの辛抱だ、諦めてほしい。」
(三'A`)
?「そうやって新入りを集めようとしてるのかお前は」
(;'A`)「今度は誰?」
(`・ω・´)「上げ眉のシャキン」
(;'A`)「何かさっきの人と似てませんか?」
(´・ω・`)「似てて当然だよ、双子だから」
(三'A`)「えっ?」
(´・ω・`)「でも珍しいね、シャキン自ら僕の元に現れるなんてどんな心変りだい?」
(`・ω・´)「心変りも何も相変わらず変わらぬ手口でしか人を集めない愚弟だなと」
(´・ω・`)「愚兄面貸せ、お前本当嫌い」
(`・ω・´)「誰が面貸すか、その眉毛剃って別キャラにすんぞ」
(´・ω・`∽)「それはお前も対象だろが!!!」
(∽`・ω・´)「ハイハイ、ショボンちゃんはキレ性ですねえ~」
(´゜ω゜`)「煽るなぁ!!!」
(`°ω°´)「お前がなぁ!!!」
('A`)「何で俺この二人に挟まれてんの?」
(´・ω・`)「…全く、馬鹿兄のせいで取り乱したよ…馬鹿兄の相手をすると無駄に体力使うよ」
(`・ω・´)「ふん、勝手に言ってろ」
(´・ω・`)「君、アイツには関わったらろくなことにならないから無視していいよ。というか無視しろ」
(;'A`)「は、ハァ…」
(`^ω^´)「んー?俺を空気にする作戦か?」
(´・ω・`)「うるさい、人の邪魔しかしない悪病」
(`・ω・´)「俺からしたらお前が俺の邪魔をしてる悪病なんだよな」
(´・ω・`)б「あーもういいでしょ馬鹿シャキン。後、君の帰り口あっちでしょ。もう二度と顔見せないでさよなら。」
(`・ω|壁「ったく、人の話も全く聞かないヤツめ構ってもらえるだけましだぞ?さよなら。陰キャラアホショボン君?」
(;'A`)「何この嵐の過ぎ去ったような状況…」
(´・ω・`)「というわけで君は1ヶ月くらいここにいることになるだろうね。」
(;'A`)「え?何でですか…」
(´・ω・`)「隔離されてるもんだからね…1ヶ月くらい我慢して」
(;'A`)「…」
(´・ω・`)「あ、一人だと君も辛いと思うから先客もいるんだ、こっちに来て」
(;'A`)「先客って誰…」
(ФωФ)「医者は何処であるか?」
(三'A`)(何か変なヤツいたあああああああああ)
(´・ω・`)「ちょっとこの人も君みたいに記憶がなくてね、とりあえずここにいたのはいいんだけどずっとこの調子でね。」
(;'A`)「こんな真っ白な空間にいたら誰でもそうなると思うんですけど」
(´・ω・`)「君も酷いことを言うね、今はこんな内装でも仕方ないんだよ。後、僕のせいで記憶が無くなったわけじゃないんだ。そこは勘違いしないでほしいよ。」
(;'A`)「…」
(ФωФ)「誰であるか?」
(;'A`)「えっと…"分からない"です…」
(ФωФ)「そうであるか?我輩も"分からない"である」
(;'A`)(話が噛み合ってない気がする!!)
(ФωФ)「我輩も"分からない"も暫くはここにいるのである」
(;'A`)「は、はい…」
(ФωФ)「つまりは仲間である!」
(;'A`)「えっ、あっ、はい…」
(ФωФ)「ショボン凄いである!ついにここも三人である!」
(´・ω・`)「"三人"しかまだいないけどね」
(ФωФ)「まだ増えるであるか?」
(´・ω・`)「んー、来るか分からないけどまあまあ来ると思うよ?」
(ФωФ)「やったである!!一人より二人!二人より三人!三人より沢山である!!」
(;'A`)「?」
(ФωФ)「ところでショボン、いつまでここにいればいいであるか?」
(´・ω・`)「いや、もう君は何処かに行かないでよ。僕が探すの面倒だから」
(ФωФ)「そうであるか?ならここにいるのである。」
(´・ω・`)「そうしてほしいよ。しんどいから」
(;'A`)「?」
(´・ω・`)「さてと、色々あっただろう?今日から君もここで休むといいよ。」
(;'A`)「は、はい…」
(´・ω・`)「寝るのは大事だからね、今は記憶が無いけど時期に戻るよ」
(;'A`)「…」
(´・ω・`)「じゃあ、僕も寝るからお休み」
(;'A`)「…」
(ФωФ)「お休みである!!」
「…お休みなさい」
何だろう、俺
何を不安に感じているんだろう…
そもそも俺はどうやってこんな場所に漂ってきたんだ?
俺に家族は?
俺の名前は?
そもそも俺って何だっけ?
もう疲れたや、俺もちょっと休むとするしかないようだ。
俺はそうして布団の中に潜り込む。
何かを失っているようなそんな喪失感を感じながら俺は寝るのであった。
これはワンライの物語 一時間で紡ぎ生まれる話。
それが例え空想でも俺たちはここにいる。
世界は真っ白になっても有り続けるものは一体何なのか。
それは誰に分かるだろうか?