@niziirononanika
名称:アウフヘーベン&ミネルヴァのフクロウ Aufheben & Eule der Minerva
能力:哲学人アウフヘーベン
弁証法の一連の流れを発生させる。
以下はその詳細である。
・論争、競争が発生する。
・発生している論争、競争の最中にいる人間が感情的になり、より激しいものになる。
・何らかの手段により論争、競争が終結するよう中心人物に声かけをする。(提案する手段は妥協以外の方法であり、主に止揚である)
・論争者全員が提案された方法に合意する。
・提案された方法、もしくは暴力により論争、競争が終結する。
哲学人ミネルヴァのフクロウ
哲学人の発見を致命的に遅らせる。
現在起きている物事に対する洞察能力、判断能力を著しく低下させる。
解説:二名の哲学人は共に行動しており、双方の能力を利用した共生関係にある。
アウフヘーベン
多種多様な人種の特徴を持つ哲学人。十五歳ほどの外見年齢を維持しているが、三十年前と比べて、髪色、体付き、顔立ち等の要素が増加している様子。
人間に対し友好的であり、対話にも応じる。しかし能力の影響を受けた対話者が論争を始める為に、望んだ情報を得ることは難しい。
能力による人間同士の喧嘩や暴力事件を度々引き起こす。喧嘩に巻き込まれることも多いが、非常にポジティブな性格をしているようで、どのような損害を負ったとしても肯定的に捉える。
ミネルヴァのフクロウが飛び立つと、その後を追いかける形で逃走する。
ミネルヴァのフクロウ
体長20cm程、フクロウに似た灰色の鳥の姿。胸には太陽と三日月に見える模様があり、首周りにはオリーブの葉が浮かんでいる。一般的なフクロウと同様の飛行能力を有している。
大抵の場合、哲学人アウフヘーベンの肩や腕、頭に乗っている。猛禽類に多く見られる強靭な足と爪を持っているが、アウフヘーベンやその他の人物に止まっても損傷を与えることはなく痛みもない。
知能は高く、人語を理解している風ではあるが、発話の記録はない。また、指示に従う様子はない。
存在するだけで周りに哲学人の存在に対する認識災害を引き起こす。このとき、公共施設にフクロウが居ることを認識は可能だが、それを異常事態であると思われていないことから、判断能力の低下もしくは常識の書き換えを行っていると考えられる。
哲学人犯罪が発生したとき、調査が終わった後にアウフヘーベンの肩から飛び立つ様子が確認されている。その後になって初めて、調査員は哲学人の関与に気が付くことができ、事件の真相に気付くことができる。
警察の邪魔をするクソフクロウである。
対応:哲学人犯罪取締課が行方を追っている。現在は国内を逃亡し各地で様々な喧嘩や障害事件を引き起こしていると思われる。
発見経緯:■■■■/■/■■ ■■県■■■市■■■■道路にて、偶然その場に居合わせた人物含む■■名による喧嘩が発生。警察が出動することとなった。事態終息後、報告書を作成する際に『喧嘩が終わった後飛び立ったフクロウと立ち去った子供』のことを担当者が思い出し、哲学人の関与である可能性に思い立った。
その場に居合わせた全員、フクロウと子供というその場に相応しくない存在が居ることに気付いてはいたものの違和感を覚えていなかった。