X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

Tranquility歌詞解釈と和訳もどき

全体公開 4 1 4003文字
2019-10-07 09:20:52

はじめに:
これはあくまでも自分がこの曲と銀英伝のコンテクストから感じ取った「歌詞解釈」ですので、和訳の解答や意見ではないことをご了承ください。詩の解釈は十人十色ですので、こいつの解釈も見ていってやるか〜くらいの軽いノリでどうぞ。あと詩人の魂の持ち合わせがないので和訳のセンスは許せサスケ。

It only takes one lone soul
It only takes one in a thousand



孤独な魂はささげられ
千に一つの魂が奪われる

(前者はラインハルトで、後者はキルヒアイスなのかなと勝手に解釈。リップシュタット以来、ラインハルトの魂はどこか遠い場所へ捧げられてしまったのだと感じることがよくあります。キルヒアイスの背景には、主にヴェスターラントで散った無数の命が見えます。itの正体は戦争でもありラインハルトの甘えでもありと色々想像できますね)

The absence of fear in your eyes
No, that’s not bravery


恐れなきあなたの瞳は
しかし勇気の証ではない

(勇気でないのなら何なのだろう。恐れや、それに抗う勇気など必要ないほどはっきりと勝利が見えているということなのか、それとも)



As children we learn it’s wrong to put out the light of another
Our innocence lost over time
Means to an end


人の命を奪ってはならないと学んだ
子供の頃の純真は時を経て失われ
(全ては)"勝利のため"の手段となった

(アムリッツァ前の「勝つためだ、キルヒアイス」を思い出しますね。ヴェスターラントも然り。ラインハルトはしばしば必要のために覇道の部類に属する選択をしますが、彼の本質的な性格は王道なんです。というか普通の人はそう。それを知っているキルヒアイスだから、目的のために覇者たろうとする親友が足を踏み外さないか心配して、諌めようとしているんですよね知ってた……(ダメージ))

It’s hard to hold your head up high
But we must try


毅然とした姿勢を貫くのは難しい
けれど私たちにはそのつとめがあるのだ

(ここ先頭に立って毅然とするのはラインハルトひとりなのに、そうあることに挑むのは2人なのがいいよねmustという強い言葉や、帝国の平民に支持され統治者のビジョンを持ち始めた2人の心境を汲んで「つとめ」と訳しました)


(サビ1)
Sway together in the dark
It’s supposed to be
‘Cos I want to know the end and you never ever need to fight


闇のなかをふたりで旅する
そのはずだった
この戦いの終わりを見届けたかったから
あなたが二度と戦わなくていいように

(しんどいオブしんどいパートきました。まずこの曲の範囲で話すと、it's supposed to beがもう何かアレですよね(察して)。キルヒアイスは本来軍人気質ではありませんし、覇者としてのラインハルト以前に、人としてのラインハルトを愛しているので、本音の本音はこれなのかも、と歌詞を見て思いました。「この戦い」とは勿論リップシュタットですね。2章予告でキルヒアイスがやたらラインハルトのもとに帰りたがっていたあたりと確実にリンクしていますね。泣けばいいんですか。ハンカチ握りしめていくわ。 また、この曲の作詞はbinary starと同じ方が担当されているのですが、sway together in the darkの言い回しには、かの曲のhear the beating of wings as the pendulum swingsとのリンクを感じます。つまりswayとswingですがここでは「旅する」と訳していますが、swayは揺れるとかフラフラするという意味なので、swingに近い。ここが意図的に結び付けられているとすれば、振り子時計の振り子のように共に揺れる=同じ時間を過ごす みたいなニュアンスもあるのかも、という妄想。1期EDの歌詞との関連性も感じます。 同じ発想で、binary starで人の命が星とかロウソクの炎に例えられていたために、Tranquilityで出てくるlightという名詞も「命」と訳しました)

But you’re fighting everyday
And I don’t know when your light will go out Innocent crying child
The heart of your enemy



しかしあなたは来る日も戦い
私はあなたの命運がいつ尽きるかも知ることができない
あどけない 泣いている子供
あなたの敵の心

(泣いている子供はアンネローゼを奪われたラインハルトなのか?その次の「敵の心」と合わせてちょっとよくわかっていないのですが、キルヒアイスの人間性と捕虜交換式での敵=ヤンとの心の交流を無理やり引っ張ってくると、これはキルヒアイスの走馬灯というか、心象風景の断片なのかもしれないです)


(サビ2)
My heart to heart with the light and we always get along
Counting the stars in the sky thinking why they have to die



素直な心と心を照らして私たちは共に歩いてきた
空の星々を数えて なぜ命が失われなければならないかを考えた

(with the lightの訳出が上手くできません。要は忌憚なく腹割って話せてたんだみたいなことが言いたいんだと思う。星が人の命に例えられている表現は、意図的にbinary star冒頭の歌詞を踏まえたものと思います)


Just face to face we can hear a voice telling us it’s wrong
Counting the stars in the sky
It was like a lullaby



面と向かいあって初めてそれが間違いだと教える声が聞こえる
夜空の星を数えていると聞こえるのだ
まるで子守唄のように

(星の歌ってやつですね。帝国は銀河の中心部に近いから星が多く見えるらしいですよ。ラインハルトとキルヒアイスはよく二人で星を見ておいでなので、歌でもその情景が浮かびますね)


For sunsets I’ll break the rules
We learnt playing down in the heather
The secrets behind all the veils
We just use other words



黄昏に向けて私は掟を破ろう
ヘザーの花の下に感情を隠すことを覚え
秘密を幾重ものベールの下に隠してしまった私たちは
もう言葉を変えて話すしかない

(2番。「黄昏」はゴ王朝の黄昏なのかな。playing down in the heatherは若干自信がないです。そもそも何でヘザーなんだろう。イギリスの丘陵地帯のイメージがあるけど。ここはヴェスターラント後のラインハルトとキルヒアイスのよう。heart to heartで話せてたのにな)



For freedom we make our charge
For friendship we bare down on others
Can’t one of you just calculate
Tranquility?



自由のために対価を支払い
友情のために敵を圧倒する
誰か平穏のおとずれを予感してはくれないか?

(キルヒアイスはラインハルトとともに宇宙を駆けることを誇りに思う反面、力で他者をねじ伏せる軍人の在り方はあまり好きではなく、ただただいつかまた3人で平穏に過ごせる日々を心待ちにしていました。can't〜just〜のところにはその切実さを感じます)



It’s hard to hold your head up high
But we must try


毅然とした姿勢を貫くのは難しい
けれど私たちにはそのつとめがあるのだ

※サビ1 繰り返し
※サビ1 繰り返し
※サビ2 繰り返し


投稿にいいねする

@violight450
号泣…😭😭😭😭
自分でも訳してみたのですが、上手く意訳が出来なくて…
拝見しながら、涙も鼻水もダラダラで💦💦
丁寧な解釈で非常にわかりやすかったです!!!

感謝💕💕💕💕
2019-10-08 07:55:20

© 2026 Privatter All Rights Reserved.