@corona_moca1111
10/11 01:12
きがつくと、ぼくはしらないえきにいた。
よくわかんないけど、たしか、えきはあっちだとおもう。きらきらしたでんき。でも、なんだかこわい。おくが、みえない。
とおもったら、おなかがすいてた。えっと、あそこにコンビニがある……でもなんか、からだいたい。……せんせいは、こんなとこまでこないだろうな。
せんせいがいないんだ。
みんないないかな。いないよな。
じゃあこれからぼくはどうなるんだろう。
うごけないとかえれないし。
もしかしてしんじゃうのかなぁ。
「……みんな、。」
やだなぁ、やだなぁ、やだよ。ひとりぼっちは、ひとりぼっちはいいことがないよ。ひとりは
「田町さん?」
ふと、おにいさんがはなしかけてきた。
たまち?えーと、もしかしてあれかな、しせつのひとじゃなくて、おたすけさんみたいな。
「……ぇと」
ぼくがまよってると、おにいさんはつづけてく。
「どうしてこんな時間にこんなところにいるんですか?」
なんだかはやくちだ。ぼく、へたしたらきけなそう。どうしよう。
と、おにいさんは、ふぅ、といきをはいて、ぼくのほうを、みて、なんかびっくりして、ティッシュを出してひざのうえにおいてくれた。ぼくは、おめめをふいて、はなをちーん、ってする。
「……何かあったんですか。」
おにいさん、さっきよりゆっくりだ。
「……かえぇなく、なっちゃった…」
うまくはなせない……はなせなくなったらどうしよう?こわい…
ゆびをくるくる、くるくるする。おまじないだっておしえてもらったから、ぼくはつづける。くるくる、くるくる。
おにいさんはまた、おおきく、ふーってした。
「……飲み過ぎでしょう。」
おまじないをやめて、おにいさんをみる。のむってなにをだろうけど、のど、かわいた。
「のんでない…」
やっぱりねむくて、あくびがふわわ。
「田町さん……こんだけ酔ってたら意味ないか…………タクシー呼びますね。」
「…んー」
ゆびをくるくる。なんだか、おにいさんにあってから、ひとりじゃないきがしてる。きっと、おにいさんがせんせいとはなしてるんだろうなぁー。なんだか、ほっとする。
そうおもったらゆびのくるくるが、とまった。
おにいさんは、ちょうど、でんわがおわったところみたい。ぼくのほうをみてた。
「……なんですか?」
「……ん。」
ぼくがよったら、となりにすわってくれるおにいさん。ぼくがもってたごみをとって、ちかくのごみばこにいって、すててくれた。また、となりにすわる。
ほっとしてても、やっぱりねむいしさむかった。となりにいるおにいさんが、あったかい。
「……タクシーが来るまで、二十分くらいかかるそうです。」
「はーい……」
おにいさん、あったかいから、ぺとってくっついたら、おにいさんはまたびっくりして、そのあとぼくのてに、ぺとってした。
「冷たっ。」
さわったところから、もわもわあったかくて、すこしくすぐったくて。おにいさんは、ぼくのてをこすって、ぎゅーって。
「冷えすぎでしょう。具合悪くしますよ。えー…ほら、羽織って。」
「……うん」
……しろいふく…?……なんだかいろんな匂いがする…くすりっぽいのとか……ほこりっぽいのとか。おいしゃさんがきてたやつみたいな。……おにいさんは、おいしゃさん……?
あったかくて、ねむくなってきた………
「……」
「……別に、寝てもいいですよ」
「……ん。」
かってにまぶたがおりてきて、ぼくはあったかいくらやみになる。