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鬼滅の刃 第181話感想

全体公開 906文字
2019-11-02 21:31:04

ネタバレ注意。自己責任でお読みください。

Posted by @chi_ma_cho

人間だった頃の無惨の患っていた病と、産屋敷の代々のお館様が患う病は、同じものだったのではないか、と考えてみた。
代々のお館様は、産屋敷家から二度と無惨のような者を生み出さないために、たとえ短命で終わるとしても、決して病の治療法を探したり用いたりせず、生涯無惨を滅するために尽力したのではないかと思う。
そしておそらく現当主の輝利哉様も、いずれ同じ病を発症するのでは、と思う。
無惨と歴代のお館様、同じ病身短命の運命でも、意志の力でここまで違う生き方を選ぶものなのか。
無惨とお館様の違い、それは、人には思いがあり、人のことを思いやり、人のために尽くすことを大事だと知っているか否か、だと思う。
たとえ天災に遭って何もかも失っても、生きていけるのは、人それぞれに思いがあるからこそだと思う。
無惨の言うような、ただ生きているだけ、なわけではない。
少なくとも人の世では、自分以外の者を全くいらないと言う者の方が、異常者だ。
炭治郎の言い方は危うく難しいが、気持ちは痛いほど解る。
それほどの怒りと悲しみが込められている。

炭治郎たちが無惨とは逆方向にいることを前号では危ぶんだが、鳴女の血鬼術があれば、瞬時に無惨の前に移動可能なことを、すっかり失念していた。
すっきりした良い展開だ。

恋柱の羽織を掴んだのは、愈史郎の手だろうか。
愈史郎が恋柱を動かすとするなら、彼女の筋力と柔軟性を見込んでの、無惨へのステルス攻撃の要員だろうか。
珠世さんを失った愈史郎が、もしいまだに冷静に動いているとするなら、それは珠世さんの死も本人の計画の内だったということか。

もしも人間だった頃の無惨とお館様の病が同じものだったとするなら、お館様の病巣や細胞が、無惨が鬼になった原因を探る材料、そして珠世さんが鬼を人間に戻すための薬を作る材料になりはしなかっただろうか。
お館様自ら身を材料として提供したからこそ、鬼である珠世さんと愈史郎も、産屋敷家を信用出来たのではないだろうか。
珠世さんの薬には、まだ表に現れていない、無惨には特別に働く効き目があるのでは、と願っている。
愈史郎や、輝利哉様、かなた様、くいな様のためにも。


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