@chi_ma_cho
殺傷能力の低めな鳴女に、柱が二人も殺されるものだろうか、と疑っていたら、案の定、愈史郎さんがやってくれていた。
鳴女に近づくのは難しいだろうと思ったけど、目くらましでも使ったのだろうか。
偽情報を掴まされて腹を立てる無惨の無様さに、つい失笑してしまった。
自分以外の者は誰もいらないと言ってのけていた無惨に、鳴女のことを怒る権利はない。
無惨を日の光の下の叩き出すということは、愈史郎さんも同じく日に炙り出されはしないだろうか。
珠世さんを失った愈史郎さんには、それはもうどうでもいいことなのかもしれないけど。
果たしてこのまますんなりと、無惨を地上へ叩き出すことが出来るのか。
出来たとしても、まだ夜明けまでは遠いのではないか。
集結する柱を含む鬼殺隊士の面々、愈史郎さん、元柱の方々、いまだ状態の不明な禰豆子、お館様ご兄妹、それぞれの能力の種類が多すぎて、どう展開するのか先行きが読めなくてワクワクする。
絶対的な無惨の力の前に、絶望的な気がしていた中で、今回の愈史郎さんの働きは大きかった。
その動機は、あまりに悲しいけれど。