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大早絵留子 プロフィール

全体公開 1027文字
2019-11-17 00:28:56
Posted by @sosou5963

大早 絵留子
おおはや えるこ

齢30歳。性格を表すような真っすぐで長い黒髪。真っすぐに切りそろえた毛先は匠の技
頭の後ろで1本に束ねた髪は、動くと弾んで弧を描く。
黒のパンツスーツに、白いワイシャツと銀縁の鋭利なフォルムの眼鏡が眩しい。
もちろん足元のパンプスも黒であり、これらは彼女の仕事着である。裏の。

大早絵留子はせっかちすぎた。
初めて立ち上がったかと思えば走り出し、
言葉を発したかと思えば流暢に英語を話し始めた。
幼稚園を卒業するころにはすでに受験する大学を決め、
合格発表が張り出されるころには転職先が決まっていた。
その異常なまでの進撃スピードを、大概のものは駅のホームを通り過ぎる快速急行が如く見ていたに違いない。そんな電車に飛びつこうとする輩はいるはずもなく、障害になる者も自分が障害であると気づく前に無残に弾き飛ばされていた。

停車駅のない暴走列車を運転するのは、超ストレス社会に生きる我々からすれば、さぞかし気持ちの良いことだろうと、憎らしく思うが、そんな彼女の歩みを容易く止めるものがいた。一体どんな業者なのか。

――駅の自動改札機である。

ピンポーン
ガコンッ

我々にとっては、ほんの些細な日常の一幕だが、今まで止められたことのなかった彼女にとっては恐ろしく耐えがたい屈辱だった。
閉ざされたゲートに衝突し、くの字に折れ曲がる大早絵留子は、初めて直面する蹴つまずいた石ころに、チョモランマにも匹敵する絶望を感じ、すぐさま卒倒。そのままその場に突っ伏した。後続にできる人溜まりから苛立ちを一身に受けながら、大早絵留子は決意する。この不快極まりない自動改札機に目に物見せてやろうと。
それからと言うもの大早絵留子は、自動改札機に取り憑かれたように挑み続けた。そこから得た血の滲むような努力の成果が、職を失ったことと、このなんでも開くことのできる力である。
流石の大早絵留子はその力を使い、ついに我々の知らない世界へいってしまう。
身を隠しながら、マフィアから仕事を請負う生活。バイオレンスでイリーガルな世界へ。
彼女が行う迅速かつスマートな仕事はすぐに評価されて、瞬く間に世界有数の大御所たちに、目をかけられ、そしてつけられる。

魔人能力【アルティメットパス】
具現化させたICカードをかざすことで「開門」することができ、絵留子の意図した通りに「ゲート」が開く。「ゲート」は彼女が通り過ぎた後、元通りに「閉じる」。


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