@alter_r8
■ 前話
激しい砂嵐が吹き荒れ一寸先も見えない砂塵の中に巨獣の咆哮がこだまする。
それは遠吠えのようなものではなく、痛みに悶えるような苦痛の咆哮。
砂嵐越しに見えた巨大な影が大きくよろめいて…ややあって大地へと倒れ込めば砂嵐が消えていき、
砂漠に倒れ伏した狼のような巨獣と、4機の"同じ姿をした"全長5mほどの機動兵装がそこにいた。
『目標の沈黙を確認。』
その内の1機…胸の真ん中辺りにかすれた緑色のエンブレムがペイントされている機動兵装が、付き従う3機に通信を送り
ややあってその1機が、巨獣に向けていた頭部と思しきセンサー部を自らの斜め後方へと向ける。
そこには数名の獣人が居り、みな一様にほっとした様子で地べたに座り込んでいた。
『保護対象の状態……良好。』
『任務完了。巡回行動に移行します。』
それまで微動だにしなかった3機がその通信を受け取ると、構えていた武器を下ろし周囲を索敵するように動き出す。
それを見やり、残った1機…"統括AI"が搭載された隊長機は獣人達へと向き直り
『ヒューマー。この区域は巨大敵性生物が多く危険です。』
『速やかに退避することを進言します。』
そう告げると踵を返し、動き出した3機をまとめるように砂塵の舞う砂漠へと進んで行く……
■ あらすじ
【"荒廃の大地"ファクト】にてディスターリーのものと思われる複数の次元移動反応を確認した次元旅団。
ディスターリーを追う為トーチホール近くにあった廃棄シェルターに拠点を確立するも、巨獣が出現する。
何をするにもまずは足場固めが重要ということで、最初に行ったのは拠点周辺の探索を行うこととした。
探索を終え帰還する道中で、機動兵装に乗ったこの次元の住人『ウラヌス』という獣人と出会う。
その際出現した、拠点の方へと侵攻する巨獣をウラヌスの機動兵装と共に撃退。
ミラティリスの知り合いという事もあって信用を得、ファクトで初めての友好的存在となった。
そのウラヌスから【マナコンバーター】を1つ譲り受けた次元旅団は、行動範囲を広げる事を決定。
前回作り上げた"地図"をもとに、荒廃した大地を探索していく……
夜明けの時代5、次元旅団卓
【退廃せる 砂漠の 住人】
『独立型統括人工知能、通称"SAI"です。以後お見知りおきを。』
■ 登場NPC
ミラティリス・リティルス・エル・セラム・セントラーナ・フィリネムス(比那名居のPC)
■ 開催日時
12月21日(土) 21時~開始、4時間~4時間半でエンディング予定
■ 募集人数
4,5人
■ システム
偶発性事件 + クライマックス 休憩は時間的に可能であれば。
■ GMより
【"荒廃の大地"ファクト】の次元卓になります。
各話に繋がりはありますが、各話毎に単発の目的が存在しますので参加希望はお気軽に。