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舞台「鬼滅の刃」1/26 東京千秋楽 レポ&感想

全体公開 舞台 4121文字
2020-02-02 23:27:14

東京千秋楽(1/26夜)に大千秋楽ライビュ(2/2夜)のことをちょっとだけ混ぜたレポというか感想というか分析???ネタバレは存分にしていますので観てない方はご注意を。
とにかく伊之助が可愛い。

いやーおもしろかった~~!!
あの世界観と鬼や剣術をどんな感じに表現するのかなって思ってたんですけど、プロジェクションマッピングと小道具と演出で、ちゃっちくならず雰囲気も出せて、いい感じになってたんじゃないかと思います。(語彙力と文章力がないので良さが伝わらない)
以下、気付いたことなど。

【お話の流れ】
第1話~藤の家紋のお家で休む(那田蜘蛛山への任務を告げられる)ところまでを2時間40分にぎゅぎゅっと詰め込んであるのに、あんまり「はしょられた!」感じがしないのは脚本が上手いからか。第1話で炭治郎が山降りて町でいろいろあった後に傘のおじさんに泊めてもらい家に戻ってきて死んでる家族を発見する、までの流れがほんの5分くらいで終わったのは衝撃だった。すごい。
あと沼の鬼は全カットされてるので、炭治郎の初対戦は朱紗丸と矢琶羽になっています。まあさすがに地面に潜るのは舞台でやるのは無理か……

一幕は修行と最終選別がメインで、浅草で鬼舞辻に遭遇するところで終わり。修行はそこそこ飛ばされてるけど、錆兎や真菰とのやりとりは丁寧に描かれてるので、大事なところは外してないなと思った。手鬼の過去もちゃんとあって、アニメのあのシーンで号泣した私はまんまと号泣したのだった………入れてくれてありがとうございました……
あと浅草に出かける前に炭治郎が着替えるんだけど、おそらくあそこの「繋ぎ」が日替わりなのかな?今日は鱗滝さんと鋼鐵塚さんが大正こそこそ噂話をして、場をもたせようとがんばってました。ここだけが「遊び」ができるシーンかな~あとはわりとガチガチに決まってるシーンて感じだった。余計なアドリブは入れられないっぽい。
ちなみにこの日(東京千秋楽)の噂話のひとつは
鱗滝さん「富岡義勇の好物は鮭大根で、食べると少しだけ笑顔になる……可愛いぞ~」でした。弟子馬鹿なのかな???(褒めてる)

二幕は珠世さんに助けられて協力関係を結ぶところから始まって、矢印鬼と鞠鬼との戦いが前半戦、鼓の屋敷が後半戦、最後に藤の家紋のお家で療養して旅立つところで終演。
ここも基本は原作の流れ通りだったかな~と思う。あっでも、伊之助がおばあさんに優しくしてもらってホワホワするところはなかった………あの場面めちゃくちゃ好きなので省かれたのは悲しかった(;ω;)


【演出】
末満さん演出の舞台は刀ステ慈伝に続き2回目なんですけど、かなりテイストが違ったのと、原作シナリオの有無があるので、ほぼ初見と同じですね。話の切り取り方や繋げ方は、大胆だけど違和感がほとんどなくてスムーズだな~上手いな~という印象(上から目線ぽくてすみません)。いやでも、他の舞台で正直「原作の切り貼り下ッ手くそだな!!」ってなる脚本があったので、このスムーズな流れには本当に拍手を送りたいです。

鬼滅は殺生がある物語で、しかも首を斬る必要があるから、そこはまあ多少ぼかすんだろうなーとは思っていたし実際ほぼマッピングによる影絵のような映像だったんだけど、禰豆子に蹴られたお堂の鬼だけはマジで頭が吹っ飛んでてびっくりした。しかもちゃんと首がない(ように見える)状態で動いてて……あれはどうなっていたんだ???ライビュでちゃんと確認したいな。(→確認した。どうやら頭に別の作り物の頭を載せてたっぽい。ちゃんと飛んでなかったけど)
あと、映像だったとはいえ、首が飛ぶところや身体が崩れるところなんかはわりとリアルでちょっとグロテスクな質感だったので、ダメな人はダメかもしれない。特に、朱紗丸の最期(口から腕が出てくるやつ)は影絵でもなかなかグロい。グロがダメな人は気を付けた方がいいかも。

客席通路を使った演出は2回、でもどちらもほとんど遊びを入れられないところなので、キャストさんからの声かけやレスポンスとかは期待しない方がいいです。

舞台の作りはそんなに目新しくないかな~。後ろのギャラリー舞台が透けるスクリーンも手前に降りてくるマッピング用スクリーンもハイキューで見たことある(舞台ヒロアカにもあった)。真ん中が扉になってるのもハイキューで見た。移動してくる障子(板)で役者さんを隠したり場面転換したりマッピングを投影するのもハイキューで見た。ていうか大体ハイキューで見た。最近の流行りなのかなこの演出。


【音楽】
こちらもハイキューでお馴染みの和田さん!ただし曲の感じはまったく違うので、引き出しの幅が広いんだなあと驚きまくり。
和田さんの歌あり曲はヒロステで体験済みだったので「あーなるほど今回もそっちの要素ですね!」的な(わからん)。OPや藤襲山の最終選別なんかは、怪しい和音階の曲が鬼滅の雰囲気にばっちりマッチしててとても良かった!あと浅草の大正浪漫の合唱もめっちゃ良い。
それと、鬼舞辻の歌とOP曲が重なっていく手法には脱帽ですわ……最高………

全体的に良かったんだけど、「なぜここを歌唱パートにした……?」ってところもあってな………特に序盤の富岡さんが禰豆子を盾にして炭治郎を叱るところ、どうしてここを歌ありにしたのでしょうか………歌いながら「笑止千万!」って何度も何度も言うのが逆に笑止千万でしたわ。本気で笑いそうになった。耐えた。
(→ライビュで隣の席のお兄さんが「笑止千万!」って言う度にくそ笑ってたのでやはりあれは笑いどころのようだ。)

あと炭治郎が錆兎と戦ってるときにも歌うところがあるんですけど、ぶっちゃけ何を言ってるのか全然分からん。おそらく原作の台詞がそのまま歌詞になってるんだと思うけど、激しめの曲調と速いテンポで歌われるせいでちっとも聞き取れん。たぶん音程が低いせいもある。私が上の階(3階)の席で観てたから聴きにくかっただけなのか、それとも全体的に聴き取りにくいのかは不明。ライビュで要確認。
(→確認した。やっぱり生だと聞き取りにくいみたい。ライビュだとわりかし聞き取れた。でもやっぱりここは歌なしの方がいいと思います。)

サントラは出るかな~。出たら欲しいな~。アンケートに書くか……


【役者さん】
○炭治郎(りょーたくん)
彼はヒロステでかっちゃん(爆豪)を演っていたイメージが強かったので、初登場時の穏やかさにめちゃくちゃびっくりした。振り幅が大きすぎる。アニメの声とは違うけど、優しさや慈しみ深さは舞台版の炭治郎の方が強く感じた。
滑舌がちょっと良くない気がする。

○善逸(うえちゃん)
アニメと同じ声帯を持つ人を連れてきたのかと思った。汚い高音が上手すぎる。たぶん、全キャラクターの中で一番アニメに寄せてきてる。すごい。おそらくこの人は自分をキャラクターに寄せていくタイプなんだと思う。すごい。(2回目)カーテンコールの挨拶では地声で話してたんだけど、まっっったく似ても似つかない低い声でまたもびっくりした。すごい。(3回目)
霹靂一閃のときの構え、柄のところに右手の甲を滑らせてから、ぱっと手を返して握りこむのがめちゃめちゃ格好良かった……!(ライビュだからこそのアップで観られたので分かった)居合ってああいう構えなのか、それとも善逸(またはうえちゃん)だけの独特の構えなのか気になるなあ。

○伊之助(ゆーごくん)
猪頭のまま動き回ってるところが本当にすごいしマジ伊之助。上半身の筋肉も美しいし身体柔らかいし、かなり努力したんだなあ………ありがとうございます。
トリプルカーテンコールのとき、他のキャストさんがみんなお辞儀してるのに気づかず、周りをキョロキョロ→ハッ!∑( ゚Д゚;)→慌ててお辞儀する、という一連の流れがとてもとても伊之助っぽくて可愛かった。

○禰豆子(あかりちゃん)
可愛いの一言に尽きる。
唸り声上げてるところは、一切手を抜かない本気の怒声でめちゃめちゃよかった。あとダンスや殺陣の動きがなめらかで綺麗。
東京千秋楽のトリプルカーテンコールで、スタンディングオベーションを見たあかりちゃんが感激してちょっと泣いてたのがとても可愛くて推せるなって思いました。

○鬼舞辻(ヒデ様)
舞台・血界戦線でも悪役だったけどまたも悪役ですね。強く怪しい悪い人の役がこれでもかというくらい似合う(ご本人はいい人だと思う)。瞳孔開いてる感じの一線超えてる狂人の雰囲気が上手すぎるからかな。
あと歌がべらぼうに上手い。もともと良いお声をしてるなーとは思ってたけど歌唱力もあるなんてズルい。
今後、続編があるとしたら鬼舞辻は女性の姿なんですよね………きっと似合うね、女装……

○鱗滝さん
お声からHOCHUみを感じる。原作・アニメよりちょっとお茶目。

○鋼鐵塚さん
お声からnmkwみを感じる。演ってるの誰なんだろう。

○富岡さん
お声からほんの一瞬タカヒロサクライを感じた。歌のパートがなければなぁ………

○珠世さん
美しい佇まい、抜群の歌唱力、普通の台詞の聞き取りやすさもピカイチだと思ってたら元宝塚の方だった!納得です。

○全体的にアンサンブルさん大活躍!って感じ。鬼や町の人を演じながら、舞台装置の移動なんかも全部やってるから本当にすごい。鼓の鬼は誰が演ってたのかなあ………何となくだけど鱗滝さんかなあ。
余談ですが、舞台・血界戦線に出てたアンサンブルの方が(おそらく)2人いらして、またお会いできた!とちょっと嬉しくなりました。


【その他】
○兪史朗の視覚を炭治郎が借りるときのSEが、舞台・血界戦線でレオが神々の義眼を使うときのSEとまったく同じで、一人で謎にテンション上がっていた。
○東京千秋楽のはカーテンコールは、お一人ずつ名前と「ありがとうございました!」で終わったんだけど、大千秋楽はやはり一言二言話してましたね。伊之助が可愛かったですね(すっかり伊之助推しになってしまったな……)。
○大楽カテコの挨拶でうえちゃんりょーたくんが「未来に繋がるように」って言ってたから、まだ続編や新作は決まってないのかな?ライビュ後のお知らせもなかったし……気長に待ちますか~。


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