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『もしもインコを拾ったら』インコを保護したけど、どうしたらいいのか分からないという人のための簡単なアドバイス(改訂)

全体公開 1 3779文字
2013-08-11 22:22:04
Posted by @9ring

インコを保護したけど、どうやって世話をすればいいの?というツイートがあったので、簡単にまとめてみました。

初めにインコを拾って保護した場合は警察に届け出をだしてください。
インコは拾得物、つまり落し物と同じ扱いなので、そのまま飼うことは違法行為となります。
財布を拾って、そのまま自分のものにしたら悪いことですよね?
インコを拾って、そのまま自分のペットにしてしまうことも同じです。
遺失物等横領罪にあたるのではないかと思われます。(遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する。)
どちらにしても、ばれなければ罪に問われることはありませんが、無用な罪を負うことはないと思います。

3か月の間に飼い主が現れない場合は、そのインコは貴方のインコにしてもよいとのことなので、絶対に届け出はだしてください。
ちなみに『落とし物を拾った人は、拾った日から7日以内に警察署などに提出しないと、落とした人が分かった場合にお礼(報労金)を受ける権利や落とした人が分からなかった場合にその落とし物を引き取る権利(所有権)がなくなります。』
つまり届け出をださないでいると、その子の所有権が正式に貴方の物になることはないということです。
気を付けてください。

インコを飼う気はない、飼えない、そんな事情がある場合は、引き取りを拒否することもできるので、やはり届け出はしてください。

ちなみに警察に届け出をだしても、そのままインコを警察に預ける必要はありません。
警察でも面倒をみるのが大変なせいか、申し出ればそのまま保護宅として預かることもできます。
もしも家庭の事情があり、預かることができなくても、できれば保護宅を探してあげてください。
やはり警察では面倒が行き届かないことが多いようです。
酷いケースでは、警察に届けて、その後の様子が気になり話を聞いたら、職員がわざと放鳥して再び迷子にさせられたようだとの報告もあります。
インコ好きの方には、保護を引き受けてくれるボランティアしてくださる方もいます。
ご近所やネットで預かってくれる方がいないか探してあげてください。

できれば保護後に獣医に診せてあげて欲しいのですが、金銭もかかるので、健康そうならば、そのまま保護してくださってもいいと思います。

しかし、もしもインコの体型が、しゅっとしていないで、常に羽毛を逆立ててふっくら丸々としている様子が見られた場合は、温度が寒い、あるいは弱っていたり、病気の兆候だったりします。その場合は保温を心掛けて獣医さんへ連れて行ってあげてください。

犬猫を診られても鳥をちゃんと診られる獣医さんは少ないようです。最低限は『そのう検査』ができる獣医さんに連れて行ってあげてください。そのう検査ができるか電話で確認をとるといいようです。ネットで鳥を診られる獣医を調べると確実です。

夏以外の寒い時期にインコを拾ったら、屋内で最も暖かい場所に置いてあげてください。あればヒーターや電気カーペット等の暖房器具のそばがいいです。
インコは温かい国が出身であり、ほとんどのインコの飼育本で、冬はペットヒーターを用意して使用することを推奨しています。
またインコが弱った時も、まず周囲を温めて体温が失われないようにするのが基本的な対応です。
元気な状態なら室温が二十度前後あれば十分と言われていますが、弱っている場合は、ヒーターや湯たんぽの近くで、冷えないようにしてやることが、とても大切なことだと言われています。
もしも暖房器具が床暖房だったり、こたつを利用していて、ヒーター等がないようなら、ペットボトルにお湯いれた湯たんぽにタオル巻いた物をそばに置いて温めてください。湯たんぽは冷めたら交換して、絶対に温もりを失わないようにします。弱った小動物は体温を失ったら死にます。
なるべく体温を外気に奪われないようにして、温まれることが大事ですが、直接、熱源に触れると火傷や低温火傷をする可能性があります。
タオルごしにしたり、カゴや入れ物を半分だけ、ずらしたりなど、間接的に温まることができるように調整をお願いします。
使い捨てカイロをインコのそばに置くと、火傷する危険があるだけでなく、酸素が少なくなって酸欠にさせる恐れがあります。
換気が十分でないタイプの箱に入れると窒息させる危険があります。
使い捨てカイロを熱源として使う時は、箱や籠の外で使います。底面や側面などに貼りつけるなど、上手に利用してください。

インコさんを外に出して遊ばせてあげるかは飼い主の判断次第ですが、運動不足になると肥満になったり、ストレスがたまって自分で自分を傷つける行動をとる場合があります。カゴから出さないで飼うならば、運動できるスペースがある大きめのカゴで飼ってあげるといいようです。

放鳥中は窓や玄関から逃げないように注意してください。
ちゃんと様子をみていてあげられる時間、戸の開け閉めの管理ができる場所で放鳥するのが望ましいです。
インコは基本的に高いところを好むようですが、足元にいることもあるので、踏まないように注意してください。
インコさんは一羽でもお留守番ができますし、ヒナでないなら餌と水を用意しておけば自分で食べてくれます。
しかし放鳥中は、ちょろちょろと落ち着きない就学前の小さい子供が遊んでいるというような意識でいいと思います。
インコの死亡理由で最も多いのは、放鳥中に潰されてという理由らしいので気を付けてください。

ひなたぼっこはビタミンを作るし体内時計もセットされるので、できるならやりたいところです。
しかし真夏は暑く、かえって熱中症になる危険を考えると、早朝などの涼しい時間帯にできる場合以外は控えた方がいいこともあります。
特に今年は暑いので涼しい時間帯か短時間(10~15分以内)ですませた方がいいようです。
通常はひなたぼっこの時間は直接日光を浴びるなら1日あたり10分くらいでも効果があるそうです。
週に一回程度の頻度でさせるなら一時間以上はした方がいいとのことです。
インコは比較的暑さには強い生き物とされていますが、気温が30℃を超えるとインコも熱中症になる可能性があるそうです。
ひなたぼっこをさせる場合は窓際か外になると思いますが、猫やカラスに狙われて命を落とす危険があるので、そばで見守る、網戸などで侵入できないようにする等の対策をしてください。
見守れないし危ないから冷房を利かせた部屋でガラス越しにひなたぼっこをさせる場合……ガラス越しだとひなたぼっこの効果はかなり薄れるそうですが、まったくさせないよりはマシだろうとのことです。

インコはかなり優等生でないと、意図した時間にすんなりカゴに帰すのは難しいようです。
飼い主になついている手乗りの子でも、カゴに帰りたがらなくて困るという話はよく聞きます。
餌を籠の中にだけ置いて、お腹が空いて自分からカゴに帰るのを待つというのが楽と言えば楽な方法です。

もしも事情があって、すぐにカゴに帰さなければならない場合は、ハンカチやタオルなどを使って捕まえる。軍手などで指や手を噛まれても怪我しないようにするという方法があります。

インコの餌は、ホームセンターやスーパー等で売っています。
インコの嗜好性や鮮度の落ちやすさなどを考慮すると殻むき餌よりも『殻つき』がよいとされています。
殻むきはインコが殻を上手く剥いて食べられないケースをのぞけば、飼い主が掃除の手間を軽減するためだけの選択であり、飼い鳥を可愛いと思うなら『殻つき』がよりよいという意見が多いようです。
犬猫のペットフードようなペレットという選択肢もありますが、ペレットは食べなれていない子は与えても食べない可能性があります。
迷子鳥の保護をした場合はミックスシードが無難です。

それ以外に野菜や野草をあげると喜んで食べる子もいます。(幼少期に飼い主が与えていた場合)
☆小松菜
☆豆苗
☆トウモロコシ
☆バナナ
☆ミカン
☆チンゲン菜
☆ニンジン
☆かぼちゃ
☆ハコベ、ナズナ、タンポポ、クローバー、エノコログサの穂等の食べられる野草
等は与えることがあるようです。

※逆に食べさせていけないものがあります。
★タマネギや長ネギ、ニラなどのネギ系の野菜
★リンゴやイチゴの種など果物の種子
★チョコレートは犬猫と同じで危険とされています。
★キャベツやブロッコリー等のキャベツ系統の野菜もよくないとの説もあります
★ホウレンソウも、すぐにどうこうなる毒とは言わないまでも、できれば与えない方がよいとされています。
★ポインセチアやベンジャミン、ゴムノキ等の観葉植物の葉
★水仙やスズラン、アジサイなどの弱くとも毒性があるとされている植物
★調理された人間の食べ物もそのう(インコにとって胃のような器官)で腐敗しやすいとされ、体調を崩す可能性があります。

ネットにもインコの飼い方をまとめたサイトがあります。
『インコ』『飼い方』『食べ物』『病院』等の単語で調べるといいかもしれません。
本屋さんに置いてある本なら、更に詳しい内容で書かれています。


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