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イグニス・スキエンティア語り

全体公開 2 35 13267文字
2020-02-08 00:00:38

ノクちゃんを大事に想ってるニスさんが大好きだー!ということで長文イグニス語りです。イグノクなのでほんのり腐向け。
本編とエピイグのシリアスな考察から些細な小ネタまでとにかく語りまくってます。(2025/2/7 追記あり)

◆イグニス・スキエンティア語り


FF15、いやFFの中で一番好きなキャラなので、この機会に彼について色々語りたいと思います。考察というか項目に分けてだらだら好き勝手に妄想も交えて語ってますが、読んでもらえたら嬉しいです。
イグノク好きが書いているのでうっすら腐向け。エピイグやBHも含んだうえでの感想です。


【イグニス・スキエンティアについて】

◆最初の印象と現在

この人、どうして名前が火を意味するイグニスなんだろうと思ったのが初プレイ時の感想でした。
料理や運転など何でも万能で、いつもノクトのことを気にかけている眼鏡がトレードマークの穏やかな青年……というのが最初の印象です。どちらかというと火というよりは氷や水、風のイメージですよね。
声が宮野真守なのも初めは意外に感じました。エピイグを経た今となっては名前も声もこれ以外に考えられないから感慨深いです。

今では四人の中で一番の常識人に見えて、その実ノクトに関わることには最も暴走しがちなエゴイストという評に落ち着いてます。
イグニスが纏う真っ当さや丁寧さというのもノクトの側付き所以のもので、本質はもっと激しい人ですよね。

◆戦闘時のイグニス

仲間コマンドの賢者の炎はまさにイグニス・スキエンティアの名を表していて好きなアビリティです。双剣に炎を宿す瞬間が本当に格好良い。
エレメンタルダガーもだけどマジックボトルを介さずに魔法を使えるのは能力が高い証拠。
ギャザリング、エンハンス、ラウンドアサルトと便利な技ばかりなのもノクトを支えるために培った努力の賜物ですよね。
後述しますが、エピイグでの戦闘能力の高さには驚きました……

◆神話への憧れ

3章、聖地巡礼のクエストでカーテスの大皿に寄ってみないかと申し出るイグニス。ノクトが頷くと「よかった。神話の隕石を見てみたかったんだ」と嬉しそうに喜びます。

また、5章の雷神ラムウの影響でダスカが雷雨になっている期間にはこんな台詞が。
「間近で神話に触れることになるとは思わなかった」

さらにいつでもレストストップカーテスで宿泊すると、翌日の朝イグニスがメテオの方向を眺めて立っているのも見ることができます。

イグニスはルシス王家に仕える執事の家系ということもあって、王家とは切っても切れない関係にある神話に子供の頃から憧れていたと思うんですよね。FF14コラボイベントでも二十四使と偽書について詳しかったですし。

そんな彼がエピイグifでは神の理を無視して真の王の神話をぶち壊すんだから皮肉としか言いようがない。


【イグニスとノクティス】

◆ノクトが大好き

イグニスを語るうえで絶対に外せないのがノクトの存在。料理から裁縫まで何でもこなせるイグニスだけど、その理由にほぼノクトが関わっているのがほんと好き。

料理やお菓子作りを始めたのだって『最初はある子を笑顔にしたくて料理を作ってみたらハマってしまったんだ(苦笑』(キングスナイトのアプリより/原文ママ)ですからね。
こ、こいつ平然と他人に惚気てやがる

ただ、これ本人は軽く言って(書いて)るけど、おそらくノクトがシガイのマリリスに襲われてテネブラエでも帝国に襲撃された後の話ですよね。
沈んだ様子のノクトを元気付けたくて料理やおもいでのお菓子を作るイグニス少年を思うと泣けてきます。

普通のコーヒーよりもおそらく濃いエボニーを愛飲しているのも、夜遅くまでノクトの世話や仕事をしていて眠気覚ましのために飲んでいたら好むようになっていた……とかきっとそんな感じでしょう、たぶん。

◆おもいでのお菓子

元はノクトがテネブラエで口にしたウルワートベリー入りのお菓子。と同時に、イグニスが何度も試行錯誤して作り続けるたびノクトに「違う」と言われ続ける、二人の大事な思い出のお菓子。
この主従の間には作った分だけたくさんのお菓子の逸話があるんだろうなと思うとほっこりします。ビタースウィートメモリーズ……

◆ノクトにとことん過保護

お菓子の件もだけれど、ノクトがクルーザーを操縦すれば日焼けを心配し、戦闘後ノクトの顔が汚れればニキビを気にかけ、ノクトが朝までレガリアを運転すれば運転を代わるぞと優しく声をかけ(Lv30未満時)、ノクトが野菜を自分の皿に移せば一回咎めただけで止めず、ノクトの上着のボタンが取れかけていたらすぐに察知し、ノクトが寿司屋でバイトを始めればノクトのために寿司を握れるようにし(公式漫画エピソードカーバンクル参照)、戦闘ではいつもノクトの側にいる……
過保護の例をあげれば枚挙にいとまがないイグニス。
……これだけ書いてもまだほんの一部なんだからイグニスは頭おかしい(褒め言葉)

それほどまでにノクト大好きが駄々漏れているのに、微妙なところでこの人それを隠そうとするんですよね。

朝食クエストで「昔から俺のことばっか気にすんのな」とノクトに言われれば「陛下に任されているからな」と義務感をアピールし、BH1話で「三人とも……ここまで付いてきてくれて……その、どーもな」とノクトがデレれば「王子に付き従うのは当然だ」とクールに返し、BH4話でグラディオにおもいでのお菓子を「なんで何度も作ってるんだ?」と訊かれれば「んーまあな……」とお茶を濁し、7章キャンプ時アラネアからの料理人スカウトにノクトが「ダメだ、こいつは俺専属の料理人だからな」と断れば「専属になった覚えはないぞ」とシラを切る始末。

エピイグでぜーんぶ知ってるんだからね熱血軍師殿!
あれほどまでの愛情をあえてストレートに言葉にしないのは、やっぱりノクトのため……なんだろうなぁ。重すぎる愛情と執着を自覚しているからこそ、表立って出そうとはしないのかもしれない。

◆おかん? 兄? 友?

あまりに過保護すぎてついに公式書籍のオフィシャルワークスでおかんとまで称されてしまったイグニス。
個人的におかんなのも兄なのも否定はしないんですが、それはノクトとイグニスの関係の一部分であってすべてではないというのが私の感想です。

時にノクトの母のようでもあり兄のようでもあり、また友人でもありもちろん側近でもある……って、つまりは父親のレギス以外の役割はぜーんぶやりたいイグニスのエゴなんですよ。ノクトが好きすぎてノクトに関することは何でも率先してやりたいだけなんですよ、この男は。そんな欲張りイグニスが私は大好きです。

また、それを平然と受け入れているノクトがいるからこそ二人の関係は成り立っているんですよね。ノクちゃんにとっては「いつもどーもな!」で済む話なのがこの二人の日常。

◆朝食クエスト

二人の関係性をこれでもかと見せつけてくる朝食クエスト。煮込む編、切る編、黒チョコボ編とどれも二人の会話が愛おしくて2周目以降はセーブできませんw
なのでその標でキャンプすると必然的にイグニスの誘いを断ることに……

面白いのは、選択肢の時にノクちゃんが返事をしないでいると、まばたきしたり視線を泳がせたりと落ち着きのないイグニスを見ることができますw あのイグニスがノクちゃんの返答待ちに緊張してるってだけで楽しいw

ノクちゃんが快く返事すると嬉しそうにその場に留まるのに、断ると心なしかしょぼんとしつつテントに戻っていくところもかわいい

◆エピソードダスカ・あこがれの流れ星(追記)

FF零式HD初回限定版に体験版として付いていたエピソードダスカ。本編にはないボイス無しの会話も多く、イグニスとノクトがフィールドを二人で歩いて流星群を見に行くというクエストも見ることが出来ます。

これがねえ……すごくいいんですよ。朝、標でクエストが発生すると夜までダスカの地を二人きりで歩ける! 戦闘も二人で出来る! ボイスはないけど子供の頃の思い出話といった会話もしてくれる! これはもう完全にデート。

目的地の岩場に到着すると会話が発生。
流れ星を見たがっていた子供の頃のことをよく覚えていたな、と言うノクトにイグニスが返したのが「情報を知って思い出した程度さ」。

なんというスタイリッシュ。
星好きなノクトのことはいつでも頭にあって旅に出る前から流星群の期間もおそらく調べていたんでしょう。
具体的な日付はガソスタの店員から聞いたらしいですが、さも大したことのないように振る舞うのがイグニスらしい。

子供の頃から現在に至るまで、二人だけの思い出がこちらの想像する以上にあるんだと分かる良クエストです。
このクエスト最後に拝めるのは、流れ星を指差すノクトと夜空を見上げるイグニスの二人の写真。

あー! 15本編にも欲しかったよー! なんでこれがないんだよー!! 3つの朝食クエストも大好きだけどさあ!
いつかボイスを付けたこのクエストが見たいです先生……

【外見について】

◆とにかくイケメン

デフォルトでは前髪を上げているイグニス。初見プレイ時はこの前髪が下りたらどんな感じなんだろうなーとずっと思っていたところ、エピイグでついに公式が解禁。しかも眼鏡なしの状態まで披露して、その紛れもないイケメンぶりに目を奪われたことを正直に告白します。

もーほんと格好良いですよね!!
端正で美しい顔立ちだけれど、骨格や肌の質感は雄々しく男らしい。そのバランスが絶妙だと思います。
実は髭の剃り残しもあったり爪が適当に切られていたりと、こと自分に関してはいい加減で雑なところも好きです。

そして脚が長い。とても長い。でもひょろっとした長さではなく、スタイルが良くしっかり筋肉が付いてるところが素晴らしいです。ちゃんと筋肉の張りがあるイグニスの太ももは良い

緑の目と落ち着いた髪の色もイグニスに似合っていてお気に入り。
整った容姿だけでなく頭脳明晰で何をやらせてもスタイリッシュな完璧超人なのに、頭の中は始終ノクトのことでいっぱいなところがほんと面白くて私は大好きです。

◆ワイルドヘアー

あの報酬衣装、最初はグローブを外しただけで髪もまったく下りてなかったんですよね。
でもその数ヶ月後に追加のアプデで前髪が乱れて喜んでいたら、さらにそのまた数ヶ月後にワイルドヘアーとして完全に下りた経緯があるのでこれも感慨深い。
プレイヤーの要望を受けて髪下ろし衣装を出してくれた公式には感謝してもしきれません。
髪を上げた方がワイルドなんじゃとかそんな小さなツッコミは野暮というものです。ほんとありがたやー。

32ニスについては後述のエピイグの項目で。

【エピソードイグニスについて】

◆エピイグ正規ルート

イグニスの魅力をこれでもかと言わんばかりに決定付けたDLC。公式様ありがとうございますありがとうございます

冒頭は幼いノクトとイグニスの出会いのシーン。
エピイグでは何度もこのシーンが登場しますが、それだけイグニスにとって大事な大事な宝物のような思い出だと分かります。
何より幼少ノクトが本当にかわいい。とびきりかわいい。あの可愛さを知ればイグニスが命を懸けて守りたくなるのも頷けます。このシーンだけで説得力が凄い。
ただ出来ればイグニスの幼少時代も知りたかった。もう眼鏡はかけてたんでしょうか。

15本編では基本ノクトのサポートに徹していたイグニス。そんな彼がノクトを助けるためオルティシエを縦横無尽に駆け抜ける姿は圧巻の一言。
髪も乱れ、普段のイグニスからは考えられないほど余裕のない姿は新鮮に映りました。はーたまらん!

1章で流れる「戦場のオルティシエ」と「双剣の軍師」はまさにそんなイグニスにぴったりの曲で好きです。

レイヴスとの共闘は戦闘から二人の掛け合いまで何もかも格好良くて堪能しました。お兄ちゃんズコンビはいい。
結局、ルーナを喪って憎しみと自暴自棄の心に支配されたレイヴスを変えたのもイグニスだったという。
あのイグニスが泥臭くレイヴスに体当たりして体を押し込むところやレイヴスと剣を交えながら必死に説くシーンもよかったです。

それにしても独壇場イグニスの強さよ
エレメンタルダガーの華麗な身のこなしもカウンターで素早く立て直す切り替えの早さもハイジャンプで竜騎士顔負けの強さもさることながら、急ごしらえの魔導フックショットを使って魔導アーマーを次々と倒していくのがあまりに強すぎる……
機転も利いてあんなに強い人を失明させられるのはそら指輪しかないですよね……

◆光耀の指輪

指輪のシーンは、あああやっぱりかあああそうなのかああああ!!というのが最初の感想でした。
事前の指輪ネタバレトレーラーは見ていなかったんですが、あの失明はもしかしたらいやでもまさかそんなとずっと思っていたことだったのですんなりと受け止めました。
それでもニックスに触れる台詞で「あああ」となり、覚醒シーンで「あ、髪が前髪が下りたか、かっこいいあ、シフトえ、えええアーデンと戦うの!?」という流れ。

あああノクトを守るためにイグニス格好良いんじゃあああ!!
アーデン戦に入る演出もBGMの蒼炎の軍師も本当に痺れる格好良さ。

ところで、このシーンのアーデンの行動について。
アーデンは当然ながらここではノクトを殺すつもりなどなかったはずです。ただ、イグニスに危害を加える可能性は充分にあり、結果として指輪をはめたことは間違いではないと思っています。
指輪の力を使わないと素のダメージ10とか20でまったく歯が立たないですからねアーデンさん強すぎる。

指輪をする指がノクトが右手の中指、イグニスが左手の中指なのも対照的でいいなと思っています。
欲を言えば歴代王の圧迫面接と歴代王に啖呵を切るイグニスが見たかった。絶対格好良いこと言ってるでしょこの人……

◆「旅はここまでにしないか」

「ノクト。旅は……ここまでにしないか」

ここまでで一番驚いたかもしれないイグニスの台詞。プライナにノクトの未来を見せられたらそりゃそう言うよね……

「何言ってんだよ。ここで俺が投げ出したら、みんな何のために死んでったんだよ」
「おまえが……おまえがそんなこと言うな」
イグニスの胸中など知る由もないノクトは悲痛な声で返す。

このやりとりはどちらも泣けます。このシーンがあるから、本編10章鉱山での「王とは――絶対に立ち止まってはならないものだ。どんな犠牲が出ようとも前に進み続けなければならない」のイグニスの台詞が胸に沁みます。
ノクトと初めて出会いレギスから貰った大切なこの言葉を、イグニスはどんな思いで口にしたのか……

真の王の責務など放棄させ、ノクトを死なせたくない。
このままノクトの側にいて困難に立ち向かう彼を支えていきたい。

10章の口数少ないイグニスの胸には、二つの相反した想いがあったんだと思います。

余談ですが、鉱山の「王とは――」のイベントの前と後で、カルタナティカ駅のベンチに座るイグニスの姿勢が変わります。
墓所クリア前は脚を組まずに腰を下ろし、クリア後は少し落ち着いたのか脚を組むように。
これはイグニスの覚悟が決まったことを表している……? こんなところまで細かいFF15

エピイグ正規ルートのスタッフロールで流れるのは「光なき旅路」。後半のつらく苦しい旅をピアノの優しい音色が包んで切ない。

◆最後のキャンプ

「イグニス、ありがとな」

涙なしには見られない、二人の握手のシーン。冒頭の幼い二人の握手と重ね合わせる演出やイグニスのサングラスに映る若いノクトがまた泣けてきます。

「ノクト。俺は最後まで――
「大切なものがあるから、俺はここまで来れたんだ」

思いつめたイグニスの言葉を遮るように、勢いよく振り返り声を出すノクト。
ノクトは後に続く台詞が分かっていたんだと思います。イグニスが自分も連れていってほしい、一緒に死にたいと願っていることを。

でも生きてほしかったんだよね。大切な人に死なないでほしかったから使命を受け入れたんだよね。
イグニスを連れて行かなかったノクトの選択がとてもノクトらしくて私は好きです。不器用なほどまっすぐでやさしいノクトだから、イグニスも彼を愛したんですよね。

◆32ニス

目許の傷を隠せるほどの大きなサングラスをかけ、髪もポンパドールにして大分雰囲気が変わる十年後のイグニス。
失明のうえに闇の十年を経て苦労を重ねたのか、洗練された大人の男の色気がたまりません。

「よし、イグニス作戦考えるぞ」
「フ……仰せのままに」

アプデで追加された3230の会話。公式様ありがとうございます!!

イグニスは子供の頃からこんなやりとりをずっと夢見ていたと思うんですよね。レギスとクレイラスのような、立派になったノクティス陛下と王を支える側近の自分という構図に。
「フ……」に嬉しさがにじみ出ているのがよく分かる。私も聞けて嬉しい……

「どうか、ご無事で――陛下」

本編の最後、王都城の大階段。一人で玉座に向かうノクトに、未来を知っていてもこう告げるイグニス。
彼がどんな気持ちでこれを言ったのか、エピイグをプレイした今なら少しは分かる気がします。

エピイグifと違い、本心を言えなかったイグニスのきっと精一杯の言葉だったんだろうなと思います。
ようやく言えた我儘があの「旅はここまでにしないか」だったんですよね。

◆「常に胸を張って生きろ」

ノクトがくれた最後の遺言を、イグニスはどう胸に抱いたのか。
表面上はノクトの言葉を守っていつも通り、けれど心の内は他の誰にも分からない……。そんな夜明け後のイグニスを想像しています。
ロイヤル版スタッフロールの最後の写真、夜明けを迎える三人の後ろ姿がぐっと心に響きます。

◆エピイグifルート

「俺にとっては世界などどうでもいい」
「ノクトが犠牲になる未来など絶対に認めない」
「そんな運命は俺が断ち切る」

あああノクトを守るためにイグニス格好良いんじゃあああ!!
もうすべてはこの台詞に尽きる!! ありがとうイグニス!! ありがとう公式様!!!!

本編では聞けなかったイグニスの本音が知れて本当に嬉しかった。まったく嘘偽りのないイグニスの本心。どれだけこれが聞きたかったか。

もう好きすぎてこのシーンは何度も見てしまう
上記の台詞→指輪をはめて痛みに苦しむイグニス→黒く塗り潰されていく幼少ノクトの記憶→覚醒イグニスの怒りの表情→咆哮→戦闘へ、という演出の数々が秀逸すぎる。

ifアーデン戦は二つのBGMがまた素晴らしい。
イグニスの決死の覚悟と切ない想いが伝わってくる「業火となりて」、命をすべて差し出し、指輪の炎に焼き尽くされながらも必死に抗う「この身が灰になろうとも」……
イグニスの戦いにこれらの曲を充ててくださって本当にありがとうございます……

バイオリンの旋律が美しい光田康典さん作曲のメインテーマと、イグニスの激しい内面を曝け出すような心が揺さぶられる戦闘曲に仕上げた牧野忠義さんのアレンジが最高でした。

このシーンの指輪をはめる直前、最後のキャンプの記憶が映るので、このルートはイグニスの2周目だと思ってます。
謎の声から聞かされるアーデンや真の王の真実に驚いてはいるのではっきりとした記憶持ちではないものの、指輪を持ってきていたのはその必要性を薄々感じていたからでは?

ifルートに賛否両論が出るのは分かります。ノクトが使命を果たし夜明けをもたらした本編は悲愴だけれど神話のような美しいエンディングです。それが変わるということは、ノクトの覚悟や意思を無かったことにされるということ。

だからこそ、エピイグの冒頭でイグニスはこう言うんです。
「どうか、俺を許してほしい」と。

正規ルートでは、禁忌である指輪の力を使ったことや旅をやめようと言ったことを指しての台詞だと思いますが、これがifになると話は変わってくる。

自らのエゴで運命を捻じ曲げ、ノクトの覚悟と想いを無にしたこと。その赦しを乞うているのがあの台詞なんだと思います。

しかし、あの穏やかな「どうか、俺を許してほしい」いいですよね……。本当は全然悪いと思ってないんでしょ? ノクトなら「しょーがねーな」って笑って許してくれるの分かってるんでしょ? あーもーこの主従は!

ノクトが主人公である本編と、イグニスが主人公となった場合のif。
どちらのルートもそれぞれの想いに感情移入できるから私は大好きです。

それにイグノク的には、これほどまでに愛しているのをどうか許してほしい、という意味に聞こえなくもない……

エピイグ、思い返してもほとばしる愛の奔流が凄まじかった……。節穴の自分は本編プレイ時イグニスの愛がここまでとは思いも寄りませんでした。はーイグニスはすごい……

◆ハッピーエンド

指輪をはめたノクトの力によって、クリスタルの癒しを受けるイグニス。顔の火傷痕も薄れ、クリスタルに入っていくノクトと視線を交わす……

星の犠牲になるはずだったノクトの運命を変えたイグニスだけど、ノクトもまた死ぬはずだったイグニスの運命を変えているんですよね。このルートの二人はさらに運命共同体のような形になるので萌えます……

最後は二人きりの玉座の間。
このエンドをイグニスの夢や妄想だと片付ける意見もよく見ますが、私は純粋に公式が提示した「もうひとつの可能性」だと思っています。
ifであって正史ではないし、ただの可能性に過ぎないけれど、公式が持てる限りの力を使ってこのDLCを体験させてくれたことに感謝しています。

◆お野菜バトル

正規ルートとifルートでプレイヤーを泣かせに来たくせに、エクストラバトルがこれw
二人とも可愛すぎるんですが!?
看板にマップシフトしてじっと回復してるノクちゃんがかわいいし、それを無情にも叩き落とすイグニスの荒技が最高w

正直に言うとこのバトル一回しか勝てたことありませんw ランクSなんて夢のまた夢。ファントムソードも指輪も平気で使ってくるノクちゃん強すぎィ!

◆エピイグおまけ要素

後にオペオムにも導入された神速クッキング。デバフ付く確率のほうが高いしコマンドゲージも3必要とあって実用性は0ですが、やっぱり楽しい。神速クッキングしてるところをいつかプロンプトに撮ってもらいたいんですが未だ無し。

真面目に考察すると、この神速クッキングって武器召喚の一種なのかも? あの調理台も包丁もフライパンも具材も一瞬にして召喚するイグニスならではの高等テクニックなんですよ。

ちなみに神速クッキングに成功してサーチアイが溜まったら、炎ダガーに変えてジャンプしながら炎サーチアイをするとモーションが変わって爽快です。

もうひとつのおまけ要素である様々な眼鏡。これは本編でも装備したかった。モノクルを掛けたイグニスは正義。


【イベント以外の好きな台詞】

メインストーリー以外でも仲間がバンバン喋ってくれるのがFF15のいいところ。狙って聞けないものも多いのでレアな会話が聞けるとハッピーな気持ちになります。
以下、イグニス関連の聞けたら嬉しい台詞(?)をピックアップしてみた。

◆チョコボの鼻歌

時々聴けるイグニスの鼻歌。フッフフ、フフフフ、フッフッフーン♪と聴こえたら走っていてもつい立ち止まって録画してしまう。
これもアプデで追加された要素なんですよね。ありがたや
自然に口ずさむほどノクちゃんと一緒に旅ができて嬉しいんだよね、とニコニコしてしまいます

◆ノクトの上着のボタン

ノクトの上着のボタンが取れかけているのを注意するイグニス。
これ、二日に渡って展開される珍しいタイプの会話なんですよね。その周につき一回しか聞けないようなので、非常にレア。そしてやっぱり過保護。

◆ガーディナ産の塩語り

プロンプトに晩飯の味を褒められて、ガーディナ産の塩の素晴らしさを突如熱く語り始めるイグニス。
一見プちゃんのほうが軽いオタクなんだけど、本当にマニアなのはイグニスというw
プちゃんの引いてる反応ともう慣れっこらしいグラディオの対応が好きw

◆戦闘中突然の
「ノクトォォォ――――!!」


やっぱりこれ。ノクトを心配するあまり、いきなり大声を出すイグニスは外せない。
この声を聞きたいがためにモンスターに覆い被さられようと連打しないでノクちゃん放置。ノクちゃんごめんね。今思うとこの熱さはエピイグの片鱗があるかも

オフィシャルワークスでも会話集が4ページだけ掲載されていたけど、詳細な条件も他の会話も全部知りたいです公式様〜!

【ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア(オペオム/DFFOO)】(追記)

2017年から2024年まで続いていたスマホアプリ。残念ながらサ終してしまったけれど、今でも私にとって特別なゲームなのでイグニスに関して少しだけ触れておこうと思います。

公式がストーリーだけの動画を出しているので下にリンクを貼っておきます。

・DFFOOメインストーリーの動画リスト
(イグニス、アーデン、ルーナ、イリス初登場のメインストーリー)
・DFFOO断章の動画リスト
(ノクト、プロンプト、グラディオ、アラネア、コル初登場の断章ストーリー)

イグニスの参戦は2019年5月、メインストーリーの2部7章<安息の真偽>から。
なんとFF15本編クリア後、22歳の姿のまま32歳の記憶を持ちながら女神マーテリアに呼ばれた形でオペオム世界に登場。
まだ15本編の序盤までの記憶しかないノクトやプロンプトと出会います。

もうこのシチュだけで泣けてくる。特にノクトとの会話がどれもいいんですよね。
オペオム世界での無邪気なノクトを見て幸せを噛みしめるイグニス(2部7章)、5のクルルとの会話で「喪失と孤独の辛さは理解できる」をさらりと言うイグニス(2部8章)……
どれも15本編の夜明けを迎えた人間なら胸に突き刺さるはず。

また、他ナンバリングのヴィラン達とも対等に渡り合う辺りはさすが軍師。
12のヴェインと腹の探り合いをしたり(2部7章)、11のエルドナーシュに「……オレたちをなめるな」と語気を強めて「いい目をするじゃないか」と言われたり(エルドナーシュ断章)、15本編では見ることのない彼の姿を見られるのもオペオムの大きな魅力。

シリアス以外にも、他ナンバリングキャラと料理やお菓子の話をするイグニスがたくさん見られるのもまたよし。
特に4部1章後編<食膳問答>のクイナとのやりとりはニコニコしてしまう。15本編でもカエルは料理してたしね!

何はともあれ、マーテリア様、イグニスを安息の大地に呼んでくれてありがとう!!
あの世界は我々にとっても癒しでした……

【イグニス・スキエンティアの謎】

最後は微妙に謎が多いイグニスのあれこれ。一番下の項目は、す、すみませんと最初に謝っておきます……

◆髑髏のネックレスとクァール柄の紫のシャツ

BHの優等生ファッションからこの攻め攻めファッション(BLの意味ではなく)はどういう経緯でなったのか。
ルシスのモチーフが髑髏なのでネックレスはまあ分かるんですが、BH4話ではもう身につけているし、いつからなのか、誰かに貰ったものなのかも気になります。

幻となったBH4話のチンピラに絡まれる話を聞く限り、やっぱりあのインテリヤクザファッションはノクトを守るため、敵に舐められないためのもの?

◆BH時代だけ下げている前髪

BH2話の14歳当時は前髪が上がっているんですよね。公開されている幼少時代のイラストも髪は上がっている……
なぜこの時だけ髪を下ろしていたのか? 額のニキビ隠し? もしかして上記のチンピラ事件をきっかけにまた髪を上げ始めた?

◆家族のこと

イグニスにも王都に両親はいたようですが、どんな家族だったのか、兄弟はいたのか、など本当に謎。
個人的には「動物のお医者さん」のハムテルの両親のような親を想像しています。王子の世話に夢中の息子にも基本ドライでマイペース。たまに会うと家族総出で麻雀をするような謎の習慣がスキエンティア家にはありそう。

◆女性経験はあるのかないのか

下世話な話ですが、ほんと気になってます……
腐女子的には、この男がノクト以外の誰かと出来るわけないだろおおお!?という思いがある一方、実際のところどうなんだろうという思いも拭えず……

だってノクトが寿司屋のバイトを始めたら「いざというとき助言できるよう裏で練習していた」(エピソードカーバンクル6話より)ですよ?
ノクトに性知識の助言ができるよう、そのためだけに事も無げに経験を済ませるイグニスというのもありそうな気がします……
ほんとイグニス、そこんところどうなんですかね……

グラディオの態度も、経験のないノクトとプロンプトとは明らかに違いますよね。
「さすがイグニス」ってよく言うくらいにはイグニスを認めてる。グラディオって男としてそういうことに結構目ざといと思うので、イグニスも経験あるのかなあ、と……

いやでも分からないですけどね。ここまで色々語っておきながらなんですが、やっぱりイグニスは私なんぞにはよく分かりません。この人は本当に難しい。


ここまで読んでくださった方、長いのにお付き合いくださりありがとうございました。
FF15を3年プレイして色々積み上げてきた集大成の感想なので、どれか少しでも共感していただければ幸いです。
あーノクト大好きなイグニスが大好きだー!

 ◆イグノク置き場に戻る


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