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鬼滅の刃 第193話感想

全体公開 1139文字
2020-02-10 20:40:35

ネタバレ注意。自己責任でお読みください。

Posted by @chi_ma_cho

ワニ先生は、女性の美しさ、可愛さ、可憐さ、健気さ、慈愛、そして恐ろしさを描くのがとても上手い。
しのぶさんと珠世さん、二人の共通点は正にこのしたたかさと、無惨への深い恨みにあるだろう。
胸がすくような、珠世さんの無惨への表情。
微笑みながら、薬を調合するしのぶさん。

薬の効き目で、無惨は九千年の老いを負った。
もちろん老いる度に細胞は再生を繰り返しているだろうけれど、永く生きてきた年数を更に遥かに超えた老いは、確実に細胞の再生力を疲弊させる。
少し気になったのは、無惨から傷を負った際にその血を注入された者たちに、その薬は作用しないだろうか、ということだが、これは多分、珠世さんからしのぶさんに無惨の攻撃について説明があっただろうから、そこは考慮されて作られていると思いたい。

これだけ無惨に不利な条件が重ねられても、斃すにはまだ遠い。
禰豆子には、人間に戻す薬はどう効いているのだろう。
鬼のままであれば、禰豆子の血鬼術の可能性は、今なお未知数だ。
太陽を克服した鬼は前例が無いから、無惨でさえ予測できないに違いない。
だが薬を投与されてしまっている今、その効き目はどのように響くことになるのだろう。

初回からずっと気になっているのは、何故無惨は炭治郎の家を訪れたのか、ということだ。
他の無惨の血を持った上弦クラスの鬼が襲来した可能性も考えたが、炭治郎の嗅覚は無惨一人を捉えていた。間違いようがない。
おそらく炭治郎を狙ってきたのだと思う。
もしもヒノカミ神楽の存在を知らないで来たとすれば、炭十郎さんが熊を倒した件が時を経て無惨まで伝わって、あわよくば鬼にスカウト、だめなら殺そうと様子を見にやってきたのかもしれない。
炭十郎さん当人は病死したが、後継ぎがいる、とでも聞いてきたのか。
しかし目的の炭治郎は不在で、しかも鬼狩り(義勇さん)が迫ってきているのを察知して、面倒を避けるために去らざるを得なかった。
そこで禰豆子を鬼にして、帰ってきた炭治郎を仕留めるようにしておいたのではないだろうか。
ヒノカミ神楽のことを知って来たのであれば、また違う推測になるだろうけれど。
まあ、どんな理由だろうと、禰豆子が鬼にされ、炭治郎が戦いに身を投じる事になった現状は変わらない。
ただ、たまたま来たにしてはピンポイント過ぎて、気になってしょうがないのである。

今は炭治郎が1人立ち向かっているが、もしかしたら甘露寺さんの復活もありうるかもしれない。
でも、参戦はかえって炭治郎の邪魔になるかもしれないので、休んでいてもらいたくはある。
他のみんなも、生き延びて欲しい。
痣が出てる人は、長生きは出来ないかもしれないけど。

夜明けには、どんな決着が待っているのだろう。


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