@winDDanger
【プロフィール】
国生 命
女性 17歳
白地にえんじ色をあしらったセーラー服を纏う小柄な少女。腰の辺りまで延ばした艶やかな黒髪が特徴。
特記すべきは、彼女の両の腕・脚・首・そして右目が包帯で覆われている事。
その姿は、彼女の放つ殺気、そして左目の眼光と相まって一種の凄絶さすら感じさせる。
ごく平凡な高校生として暮らしてきた彼女の人生は、父が交通事故を起こした事で一変した。
厳しくも優しい両親、他愛無い話で笑い合える友人、少しだけ気になっていた先輩。
皆、それぞれの理由でいなくなり、彼女は一人になった。
残されたのは、かつて父から託された短刀、異能妖刀が一振りのみ。
彼女が目指すのは、ただ一つの救い。
それがこの祭りの優勝の先にあると、彼女は信じている。
【妖刀設定】
刻銘刀-寿限無
嘉田奈作造の鍛えた異能妖刀が一振り。
刃長9寸5分(28.8cm)。俗に『鎧通し』と呼ばれる種類の短刀に近い形状である。
その能力は『銘』を『刻む』事。
刻銘刀の所有者が何かを視認した時、それの表面にその特性を示す単語……『銘』を認識できる。
そして、それらを刻銘刀で斬る、ないし突くことで、該当する特性を無効化する。
例えば、金属製の盾に“堅固”の『銘』を認識し斬れば、盾は柔らかくなり、その機能を失う。
例えば、力自慢の男に“怪力”の『銘』を認識し斬れば、男は筋力を無くし、その特長を失う。
例えば、無敵の剣豪に“生命”の『銘』を認識し斬れば、死ぬ。
如何なる『銘』をも斬り刻み、無力な『無銘』に貶める。
故に、刻銘刀。
存在の本質を斬る、冒涜の刀。
寿限無の号の由来は同名の落語から。
現代では他愛無い結末を迎えるよう改作された物が有名だが、作造は改作前の「名付けられた名前が原因で子供が死ぬ」という筋をいたく好んだという。
【設定補足】
・斬られた『銘』は視認できる。傍目には、『銘』に が引かれた形の刀傷のように見える。
・斬られていない『銘』は、刻銘刀の所有者にしか認識できない。
・『銘』がどの程度の大きさの文字か、どのような場所に現れるか、に明確な法則性はないが、或る程度の傾向として
〇性質が強いほど大きく、はっきり見える。
〇その性質からイメージされる場所の近くに現れる。
〇刻銘刀の所有者がその性質を意識すると、文字の大きさが拡大する。
等がある。