@chi_ma_cho
無惨は、本当に死んでしまったのだろうか。
隠や剣士たちが泣きながら惜しむ中、亡き養い児たちに迎えられ、誤解も解け優しい涙を流しながら、息を引き取る悲鳴嶼さん。
死の間際で、優しくお互いの想いを確かめ合う、伊黒さんと蜜璃さん。
不死川さんは、お母さんと共に地獄の道に逝くつもりが、糞親父の親心(笑)で現世へと押し戻される。
伊之助は、いつもの回復パターン。
善逸は、たぶん死なない。
カナヲちゃんの姿が見えないのが、少し気がかりだが。
義勇さんは、重傷を負いながら隠が止めるのも聞かず炭治郎を探すが、そこに生きて笑顔を浮かべるかつての炭治郎の姿は無く、残った片手に刀を握りしめ、息もせず脈もなくうなだれた姿勢で座す彼に涙する。
まるで朝日の中、煉獄さんの最期と同じ姿勢で、物言わぬ姿の炭治郎。
自分が炭治郎と禰豆子をこの闘いに引き入れ、そして守れなかったことを、駆け付ける禰豆子に詫びる義勇さん。
だが無惨は、本当に死んでしまったのだろうか。
炭治郎の体を肉の壁として見えないよう中に入り込み、生き延びているのではないか、と疑ってしまう。
日の光の届かない、体の内部に。
炭治郎の意識は死なないまま、無惨は体を乗っ取るのではないか。
炭治郎の心の奥に、炭治郎の分身・光の精がいるのを知らずに。
もしそうなら、光の精は無惨をどう見るのだろう。
どんな鬼退治をするのだろう。
そういう可能性があるといいな、と思う。
炭治郎がおにぎりを握る姿を再び見られたらいいのに。
切なくてならない。