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鬼滅の刃 第202話感想

全体公開 860文字
2020-04-13 22:44:53

ネタバレ注意。自己責任でお読みください。

Posted by @chi_ma_cho

今週号を読んで、安心した。
炭治郎は無惨とは全く違うから、
無惨の期待通りには決してならない。
たとえもし、カナヲの打った薬が完全には効かなくて、
鬼のまま、無惨のように永い時を生きることになったとしても、
炭治郎が炭治郎である限り、きっと大丈夫。

今はまだ、無惨によってかつてなく強力で急激な鬼化をさせられた反動で、
肉体が飢えに振り回されているけれど、
無意識の底で葛藤する炭治郎がいる。
薬がきっかけになって、ひとたび心が目覚めれば、
きっとそこには優しい炭治郎が現れる。
そして自分の姿に、所業に恐れおののいて、自分を責めるだろう。
人間に戻れないという絶望感に、打ちのめされるだろう。
それでも炭治郎である限り、きっとみんな手を離さない。
今禰豆子がしているみたいに、みんなが炭治郎を引き留める。
だから、きっと大丈夫。

もしも炭治郎が鬼のまま人間に戻れないとしたら、
「青い彼岸花」を探す旅に出るのかもしれないな。
藤の花も青い花だから、「青」と言う色に何か特性があるのかもしれない。

禰豆子の、炭治郎の不遇を嘆き、思いやる言葉。
しのぶさんが珠世様を「あの人」と敬意を込めて呼ぶ姿。
善逸の叫ぶ声。
伊之助の素直な言葉。
愈史郎の悔しそうな表情。
炭治郎と禰豆子を助けるために、残った片眼を犠牲にしたカナヲ。
たくさんの心が、炭治郎の周りに溢れている。
零れる涙のように。

カナヲが炭治郎に打った、藤の花から作った薬は、おそらく鬼にとっては毒。
もしかしたら炭治郎の鬼になった身体の部分を殺す薬かもしれない。
珠世様が作った、鬼を人間の戻す薬は、全部で3つ。
2つは禰豆子と無惨に使用して、残りはもしかしたら遺されるであろう愈史郎のために?
今、彼が持っている可能性が高い気がする。
愈史郎は炭治郎に使おうとするが、炭治郎は彼のことを思って辞退するかもしれない。

炭治郎が心を取り戻せば、色々な可能性が広がる。
早く目覚めて欲しい。
たとえ体は鬼のままでも。
炭治郎でいてくれるなら、それでいい。


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