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ご挨拶と、現在のジャンル変更に至る経緯

全体公開 1 4004文字
2020-05-16 13:23:34

簡単な言葉でぼかしてしまいずっとうまく言えずにいたことを、吐き出させていただきました。思い出深くて自伝か!?というほど長い話になってしまいましたが、もしよろしければ。※例の事件のことも含みます。思い出したくない方は、閲覧をお控えください。

お久しぶりです。
皆さんは元気にしていらっしゃいますでしょうか?
コロナの影響などで生活や学業、お仕事、活動などに様々な影響が出ておられる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
でも、皆さんお元気だったら良いな☺️

時間が気持ちの整理をつけてくれたので、長いですがF/ree!というジャンルを旅立つことになった背景を、正直な気持ちでお話できればと思います。
例の事件のことを挟みますので苦手な方はここでブラウザを閉じることをお勧めします。

私がF/ree!と出会ったのはF/ree!無印、一期を録画だけして3話ほど放映がされていた頃でした。2013年の8月に入った頃でしょうか。

とはいえ放送前から、京/都アニメーションのCM、真琴くんが(この頃はまだ名前を知りませんが)ペットボトルで水をこちらにかけてきて、最後遙が飛び込み台から飛び込み、空に向かってパンアップ、「新たな挑戦」という文言が出る、あのCMを見たとき、遙のルックスですでに(こちらもこの頃はまだ名前を知りませんが)この子いいなぁ、と思っていました。
これは好みの話ですが、遙はストライクな見た目の男の子でした。笑

女の子が可愛い、絵が綺麗、ストーリー構成も良い。
そんなことで知られていた京/都アニメーション。男の子がメインの作品にチャレンジするんだなぁちょっと楽しみ。そのくらいの気持ちで録画していました。

CMを見ていた頃、私はまだPSY/CHO-PA/SS、進/撃の巨人という2作品にハマっていて、数冊、同人誌を出したりしていました。
ただ、昔からアニメ、漫画にしろ映画にしろドラマにしろ、ましてやニュースでも〝死〟という描写にかなり強い苦手意識がありました。そういった気配があると席を立ちたくなり、実際席を立ったり目を伏せたり違うことをしたり、フィクションのそれであっても精神的に強いダメージを負ってしまう傾向にある人間でした。
そのため、上記の2作品はストーリーに興味があり見たり読んだりし始めたものの、精神的に辛くなることが多くあり、救済を想像して二次創作をしたりしていましたが、自分には多分長く居られないところだなぁということを薄々感じていました。
そんな時に、撮り溜めていたF/ree!を見始めたのです。

━━━キラッッッキラでした。

眩しいし、なんか切ないレモン味🍋もするし、夏、爽やか、部活、海、青春。そして素直じゃない切れ目、黒髪M字バングの美少年の主人公と、それを見守るなにもかも柔らかい雰囲気だけど主人公にだけは勝手知ったるなんとやらで世話を焼く幼馴染(ヒロインじゃん※183cmの男子高校生)。
ポジティブなだけじゃない、等身大の心理描写。

気づけばズブズブにハマっていて、毎週毎週放送が待ち遠しくて楽しみで、進/撃の巨人のリ/ヴァエレで初めて同人誌販売するために参加したイベントで、私自身の買い物は2人のカップリングの同人誌で溢れていました。

そんなこんなで遙と真琴の関係性について考えることが多くなり、次にイベントに参加したのはそれから一年近く経ってからですが2014年6月15日、F/ree!の遙×真琴でスペースを取っていました。初めて出したはるまこ同人誌は「思春期 LIGHT CHANGE」というタイトルの、2人がひょんなことで入れ替わってしまってみたいな本です。
その年の7月からは2期の放送もありましたし、将来、進路に関わるストーリーだったこともありさらに遙と真琴の関係性を考えるのが楽しくて幸せで、ペンが早い方ではないので多くはありませんがそれから2014年9月、2015年6月、2015年11月と計4冊の本を出しました。
そうした中で同じカップリングを愛するお友達のお姉さまがたができて、その頃は関東に居たのでご飯に行ってはるまこの話をしたり、F/ree!の展開について盛り上がったり、Twitterでも考察したりファンの方と交流したり、2015年12月にはハ/イ☆スピードが公開され、新宿ピ/カデリーに通い詰めたり、1日3回の上映を全部観たり、特典コースターを集めまくり充実したF/ree!ライフを送っていた私。

それまで大学生だった私は、2016年4月から地元の長野に戻り、社会人になりました。

社会人になればお金ができるし、今より本も作れる!

そんなふうに思っていましたが、残念ながら向いていない、という自覚のある職種へ就職をした私の精神は働けば働くほどゴリゴリに削られ、創作する精神力が残らず、その間いくらイベントに申し込んでスペースを取っても既刊とともに置く手書きの色紙、ペーパー、キーホルダーの作成、イメージアクセサリーの制作に留まっていってしまいました。

その間も、キャラクターやストーリー展開での考察は楽しかったですし、Twitterの方で落書きやイラストをあげたり、反応をいただけたり交流をしたり、大好きな作品で、「本当は同人誌を描きたい、出したい」という後ろめたい気持ちもありながら、それでもTwitterは私の居場所で、安らぎの場所になっていました。
私が悩みをぽろっとこぼせば、優しい言葉で励ましてくれるF/ree!のファンの方々。
私自身のことなど作品とはかけ離れたところにあるのに、それでもそういった優しさを下さるフォロワーさんなどに、たくさん元気をいただきました。本当にありがとうございます。

それから、転職先が決まったのは2018年の5月。

辛かった前職を2017年の10月に休職、12月に退職。
半年近く無職でしたが、少しでも向いている、それこそF/ree!に教えてもらった「夢」へと向き合うことの大切さに背中を押してもらい、今は、なんとか好きなことを仕事にできる業務に就くことができています。
3期の放送も同年7月に控えていて、転職先に同年代のアニメ好きの友人もいて共通の話題で盛り上がったり、そんなこんなで一年ほどで精神的にも完全復活、仕事にも新しい生活にも慣れてきて、そろそろ、再度、同人誌を作りたいそう思い、書き上げていたネームがありました。

その頃なのです。
あの事件が起きてしまったのは。

2019年7月、職場の食堂で、「京都アニメーションで放火事件があった」というニュースを目にしました。
初めに聞いた時、ボヤだと思いました。ちょっと建物が焼けただけ。誰かのいたずら。大したことない。
そうであって欲しい。

でも、現実はそうではありませんでした。

悪意を持った犯人が建物内に侵入し、ガソリンをぶちまけ、放火したのだと。逃げ場のない状況で放火されたのだと。日に日に、死者数が増えていく。どなたが亡くなってしまったのか、無事なのか、公表されない、などというニュースが飛び交って、それの良し悪しがどうのなどと騒がれたりもしていましたが、誰がとかそういうことではなく、なぜ、どうして。一人として、亡くなっていい人などいない。
嘘であって欲しい、全部夢で、悪い夢であって欲しい。

そう思えば思うほど、日々のニュースが怖くて、私には、どうしても向き合うことができず、距離を置くことしかできませんでした。
その後、私がF/ree!を好きだったことは周知の事実だったこともあり、直々に亡くなられた方にF/ree!に深く関わられていた方々がいらっしゃったことなどがLINEなどで送られてきたりなど(悪意なく、他の純粋な気持ちであったことは理解しています)ということがあり、F/ree!の印象が、辛く、悲しいものへと変化していくのを感じました。

〝死〟という描写にかなり強い苦手意識がある

これが、ノンフィクションで、作品と直結するイメージとなってしまったのです。

私がもっと強くあれば。
私たちが今こそ作品に恩返しをする時、そう思うのに、作品と対峙するとそのことばかり思い出し、考えれば考えるほど泣いてしまうし、想像してしまう。
私が死を苦手と捉えるのは、死の状況を脳内が勝手に、必要以上に想像してしまうからなのです。どんな状況で、どんなに苦しまれたのか、どんな気持ちでそれを想像してしまう。

そうして、心を守るために私は作品と距離をとることを、選んでしまいました。

それでも、京都ア/ニメーションさんは強い姿勢を貫き、私たちに新たな作品展開を見せてくれようとしています。
今、私は私なりの立場で、それを待ちわびています。

しかし、前よりも近い距離で応援することが、精神的に難しくなってしまったことは事実です。
以上が、F/ree!、また遙真での同人活動を卒業することを決めた経緯となります。

長い言い訳のようなもので、しかしどれも、私の正直な気持ちです。作品への愛が足りなかった、飽きただけだろう、そう言われるかもしれません。それも仕方のないことだと思います。

それでも、私はF/ree!という作品が本当に、心から大好きです。それは私だけがわかっていれば良いことで、私以外の人に、否定できるような事実じゃないと思っています。すみません。

今は別のところで、心を休め、楽しい時間を過ごしてしまっています。F/ree!は、このアカウントは、私にとって大事な場所だっただけに後ろめたさがずっとありましたが、これでスッキリできるかなぁと思っています。
私の正直で率直な気持ちになります。

今まで、本当に、本当に本当に、
本当にありがとうございました。

ご挨拶にしては拙く、少々荒っぽさもあり後味が良いものとは到底言えないものとなってしまい申し訳ありません。

またお会いできることがあれば、その際は、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは。

2020.5.16
添田 改め 鞠めっこ


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