@Tetra_pkmn
523 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/08 19:28:18
ヒキニート「ウルトラ……ビルディング?」
???「そうだよ。ワタシ達自身は別の呼び名を持っているけど」
ヒキニート(いやどこだよ)
ヒキニート「……確かあの時……」
シュンッ
ヒキニート『ウルトラホールが……閉じた!?』
ヒキニート『ヤバい、ルナアーラもさっきどっかに行っちまった、どうやって戻……』ゴゴゴゴ
ヒキニート『地響き!?今度はなんだよ!』ゴゴゴゴ
ヒキニート「……そうだ、その地響きの後にまた別のウルトラホールが開いて、……吸い込まれたんだ」
???「ウルトラホールを渡ってきたんだ!?それは大変だったね……」
─────────────────────
524 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/08 19:33:38
ヒキニート「なああんた、……なんて呼べばいい?」
???「監視員でいいよ」
ヒキニート「監視員さん」
ヒキニート「なあ監視員さん、ここから元の世界に戻る方法とか知らないか?」
監視員「……うーん……ごめんね、残念ながら知らないんだ。あまりウルトラホールに関する技術には詳しくないから」
ヒキニート「……っ」
監視員「ああでも待って、元の世界ではないけど……」
ヒキニート「?」
監視員「さっきワタシは、『前に来た人は』と言ったでしょ?その人達はウルトラホールに関する高い技術を持ってて……」
監視員「『ウルトラホール誘導装置』というモノを置いていったんだ」
─────────────────────
525 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/08 19:41:35
ヒキニート「ウルトラホールを誘導?……って、待ってごめん、話がわからん」
監視員「じゃあ、その人達が最初に来た時の話をしようか」
監視員「少し前に、白くて大きなポケモンに乗った2人組がここに来たんだよ。ウルトラホールを開けて」
ヒキニート「白くて大きなポケモン?ルナアーラじゃないのか」
監視員「なんだっけな、ソルガレオ?って言ってたよ」
ヒキニート「……聞き覚えがあるな」
監視員「2人は自分たちを『ウルトラ調査隊』と名乗ってた。どうやら逃げた何かを探してたみたい」
監視員「で、話をしてね。またこの世界に来るために、誘導装置を置いていったんだよ。要は特定の空間にマーキングしたわけだね」
ヒキニート「じゃあ、その装置を使えば……」
監視員「少なくとも、調査隊さんのいる世界には行けるかもしれないね」
─────────────────────
526 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/08 19:45:28
ヒキニート「そうか!ウルトラホールを開けられるんなら俺も戻れるかも!ありがとう監視員さん!」
監視員「お役に立ててよかったよ」
ヒキニート「で、その誘導装置ってどこ?」
監視員「座標の関係でここには置けないみたいで。ホラ、向こうに比較的高いビルがあるでしょ?その1階」
ヒキニート「…………あの」
監視員「なに?」
ヒキニート「そのルートの真ん中に、瓦礫喰ってるデカいポケモンがいるんですが」
─────────────────────
527 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/08 19:52:02
監視員「食いしん坊くんだね」
ヒキニート「そんなファンシーなネーミングされる雰囲気じゃないよね絶対」
監視員「いやいや、確かに見た目は怖いけど、汚れた瓦礫とかも食べて綺麗にしてくれてるんだよ」
ヒキニート「……(……ここ、ハウオリだよなぁ)」
ヒキニート「……いろいろあるんだな」
監視員「まあ越えていくのは難しいよね。食いしん坊くん、基本生き物を食べる気はないんだけど、動いてるものは反射的にとって食べちゃうから」
ヒキニート「ヒエッ」
ヒキニート「ま、まあそれは大丈夫。手持ちの技でどうにか気を引きながら走ればいいし。さて…………あれ?」
ヒキニート「…………監視員さん……俺の荷物ってどこ」
監視員「……君、何も持ってなかったよ」
─────────────────────
528 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/10 20:36:13
ヒキニート「は……!?何も持ってないって」
ヒキニート(モンスターボールはいつもリュックに入れてた、それで、そうだ、あの時)
ヒキニート「手離したんだ……ッ!」
監視員「そんな……」
ヒキニート「あの……どこにいったとか、いや知るわけないよな……ごめん」
監視員「……」
ヒキニート「大丈夫。今はここから出ることが先だ」
ヒキニート(ウルトラホールを移動できるって人達……そこに行かないと何も始まらない。泣くな俺、大丈夫だ)
ヒキニート(ここから出たら一生かけてでも探し出してやる)
─────────────────────
529 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/10 20:40:59
ヒキニート「しかしポケモンがいないとなるといよいよ難しいよな……」
監視員「じゃあワタシのポケモン貸そうか?」
ヒキニート「えっ!?監視員さんポケモン持ってんの?」
監視員「一応ね。ボーマンダ!」ボンッ
ボーマンダ「あ?」
ヒキニート「おおボーマンダ!カッコイイ!」
ボーマンダ「テメエ俺様の魅力をよくわかってんじゃねえか」
─────────────────────
530 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/10 20:49:23
監視員「ボールの中で話は聞いてたね?彼に協力してあげて」
ボーマンダ「まあいいけどよ」
ヒキニート「恩に着るぜ」
ボーマンダ「……外の世界、か」
監視員「どうした?」
ボーマンダ「……なぁ、コイツについていっていいか?」
ヒキニート「え?」
ボーマンダ「ここで生まれてずっとここってのはな……外の世界から人なんてこの先そうないだろ。だったらコイツのいた世界で俺様の可能性を確かめたい」
監視員「そうか……うん、行ってきなよ。そっちの方がボーマンダに合ってそうだし。キミはいいかい?」
ヒキニート「ああ。戦力が増えるのは正直ありがたい」
ボーマンダ「そりゃよかった。テメエのことはなんて呼べばいい?」
ヒキニート「一応本名はオトギリだけど、ヒキニートって呼んでくれ。みんなそう呼んでるから」
ボーマンダ「ヒキニート……(会ったばっかだがコイツ正気か?)」
─────────────────────
531 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/10 20:51:13
ヒキニート「じゃあニックネームを決めよう。……お前は……もこう!」
もこう「もこう?何だソレ」
ヒキニート「いや知らんけど……なんか急に脳裏をよぎった」
もこう「どんなネーミング方法だよ」
─────────────────────
532 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/10 20:53:56
監視員「これがボーマンダ……もこうのボールだ。大切にしてあげてね」
ヒキニート「ああ。ありがとな……それじゃ」
ヒキニート「行くぞもこう」
もこう「了解だ」
─────────────────────
533 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/11 20:21:05
ヒキニート「じゃあ作戦な……俺が突っ走るから、食いしん坊くんが俺を食べようとした時に上空から妨害してくれ」
もこう「テメエが俺様に乗って飛べばいいんじゃねーか?」
ヒキニート「場所悪いんだよな……誘導装置があるってとこは空飛んで入れないから、俺がそこでもこうをボールに戻す」
もこう「ふーん」
ヒキニート「食いしん坊くんのタイプとか知ってる?」
もこう「あくとドラゴンだってよ。俺様のドラゴンクローが効く」
ヒキニート「なるほどな。準備いいか?」
もこう「愚問だな」
ヒキニート「じゃあ……行くしかねーかぁ」
─────────────────────
534 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/11 20:28:20
ヒキニート「っ(気づかないでぇぇぇ!)」ダッ
食いしん坊くん「iamuikerag……」ガツガツ
食いしん坊くん「……?」ピクッ
ヒキニート「!」
食いしん坊くん「aseukogu!」ドドドド
ヒキニート「ぎゃあああああああ!!もこう助けて!」
もこう「かえんほうしゃ!」ボォッ
食いしん坊くん「!」ピタ
ヒキニート「よし!今のうちに……!」ダッ
─────────────────────
535 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/11 20:31:18
食いしん坊くん「adamaj!」ズド
ゴゴゴゴ……
ヒキニート「うおっ」グラ
ヒキニート「なんだコレじしん……じゃないし……」
もこう「テメエ早く行け!ドラゴンクロー!」ガッ
食いしん坊くん「ekod!」ドガッ
ヒキニート「とにかく今のうちに……!」
ヒキニート「……着いた!誘導装置は……あれか?」
ヒキニート「電源は……と」
─────────────────────
536 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/11 20:36:19
もこう「喰らえやァ!」ドガッ
食いしん坊くん「adomeamo!」ズド
もこう「……埒が明かねぇ……」
ヒキニート「もこう!」
もこう「!」
ヒキニート「ここを出る!本当にいいんだな!?」
もこう「……ああ!」
ヒキニート「戻れ」ボンッ
ヒキニート「……よし……」
ヒキニート「頼む、着いてくれよ……南無三!」シュンッ
─────────────────────
537 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/11 20:39:21
パッ
ヒキニート「……?どこだこ……って空中ぅぅぅ!?」ヒュオオオ
もこう「ッおい!」ボンッ
ガシッ
もこう「ふう危ねえ……」
ヒキニート「サンキューもこう……さて、今度はどこに着いたんだ……?いやに暗いな……」
─────────────────────
538 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:11:15
ヒキニート「……あ、足場。もこう、あそこに降ろしてくれ」
もこう「おうよ」
ヒキニート「っと」トッ
???「シンニュウシャ!シンニュウシャダヨ!」
ヒキニート「うわあ!」
もこう「んだこのちっこいの……」
???「ベベノムどうしたの?……わっ!しらないひと!」
ヒキニート「人がいたんだ……ああ待って、俺らは敵じゃないよ。ここってどこ?」
???「ここ……?ウルトラメガロポリスのこと?」
─────────────────────
539 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:20:26
ヒキニート「ウルトラメガロポリス……か」
もこう「こんな世界もあんだな」
ヒキニート「えーと……俺はヒッキーっていうんだ。君の名は?」
???「あたしアマモ!このこはベベノム!あたしたちウルトラちょうさたいなの」
もこう「ウルトラ調査隊」
ヒキニート「とりあえず目的地には着けたみたいだな」
アマモ「ヒッキーたちはどこからきたの?」
ヒキニート「あーーーっと……話すと長くなるなぁ……ウルトラホールの向こうから、かなぁ」
アマモ「ウルトラホール!」
???「どうしたのだ?アマモよ」
アマモ「シオニラさん!」
─────────────────────
540 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:29:29
シオニラ「フム、なるほど……アローラの出身か」
ヒキニート「知ってたんですか!?」
シオニラ「ワレワレ調査隊は、以前からその世界を調べていた。ネクロズマの行き着く先がそこだと踏んだからだ」
ヒキニート「ネクロズマ?」
シオニラ「おぬしも見ただろう?光を喰らう黒いポケモン……その世界にいるルナアーラに惹きつけられる」
ヒキニート「……あの時の」
ルナアーラ?『アアアアアアアア!』
ドガッ
ヒキニート『うおっ危ねえ!』
ルナアーラ?『アアアア……眩シイ……!光ガ……溢レル……ッ!』シュンッ
ヒキニート『どっか消えてった……?』
─────────────────────
541 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:41:21
ヒキニート「ルナアーラに取り憑いてた……!」
シオニラ「そう、それだ。ネクロズマは光を求める。ルナアーラの発する光を喰らおうとしたのだ」
ヒキニート「光って?」
シオニラ「かつてネクロズマ自身が発していたものと同質のものだ。その頃のネクロズマは膨大で輝くエネルギーを持っていて……ワレワレの祖先は『かがやきさま』と呼び崇めていた」
シオニラ「だが、祖先は欲張り……ネクロズマの力を我が物にしようとした。結果ネクロズマは身体のパーツを失った。光もだ」
ヒキニート「……だからか。失った光を得ようとして……」
シオニラ「その通り。だが、ルナアーラの光はネクロズマの想定以上だったようで……力が暴走した。現在はどうにかワレワレの科学力でここに押さえつけている」
ヒキニート「……!」
シオニラ「ワレワレにはポケモンを戦わせるという文化がない。本来なら強いトレーナーを別世界から探し来てもらうところだ。だが、今はそれもできない」
ヒキニート「え、なんで……!?ウルトラホールに関する技術があるんじゃ……」
─────────────────────
542 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:52:01
シオニラ「それについてはミリンが案内する」
ミリン「はい、ミリンです。ヒッキーさん、こちらへ」
ミリン「実は、先日ウルトラホールを移動する存在を感知していました」
ヒキニート「そんなこともできるんですか……」
ミリン「はい。3つです。1つはネクロズマ、2つ目は恐らくヒッキーさん」
ミリン「ネクロズマはまっすぐここへ向かっていたので、我々の科学力で迎撃しました。そしてヒッキーさんではないもう1つは、座標が近かったのでソルガレオに乗り見に行きました」
ヒキニート「ソルガレオ?」
ミリン「ウルトラホールを移動する能力を持ったポケモンです。ルナアーラの対極にあると言われています」
ミリン「そして、そこにあったのは1つの鞄でした」
ヒキニート「!!」バッ
─────────────────────
543 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/13 19:54:47
ミリン「中身はいろいろありましたが、アローラで使われているモンスターボールが5つありました」
ヒキニート「ちょっ!それって……」
ミリン「やはり覚えがあるようですね。会いますか?」
ヒキニート「おっお願いしますっ!」
─────────────────────
544 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/15 20:23:59
ヒキニート「……ボール、開けていいすか」
ミリン「どうぞ」
ヒキニート「……」ボンッ
ヒッキー2「……ん?」
ケービイン「あれ」
ホネカブリ「どこ?ここ」
ヒッキー3「ヒキニートか」
バロンドール「……?」
ヒキニート「……っ」
ヒキニート「ケービイン!ホネカブリ!ヒッキー3!バロンドール!無事だったんだな!」
ヒッキー2「えっ?」
─────────────────────
545 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/15 20:29:40
ヒッキー2「ちょ、おい」
ヒキニート「よかった……もう二度と会えないかと思ったよ……」
ヒッキー2「ヒキニート」
ヒキニート「ミリンさんホントにありがとうございます」
ヒッキー2「聞けやああッ!」ドゴッ
ヒキニート「めちょっく!」ズシャアア
ヒッキー2「てめえパートナーを忘れるたあいい度胸してんじゃねーか……」
ヒキニート「えっ!?お前ヒッキー2なの!?」
ヒッキー2「なんでだよ!」
ヒキニート「だってスリーパーに進化してるし……」
─────────────────────
546 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/15 20:35:47
ヒッキー2「あんだけレベルの高いポケモン(ルザミーネ戦)倒せば経験値も相当入るだろ……」
ヒキニート「いやだってさ、お前進化レベルになっても進化しなかったじゃん。てっきりそういうのが遅いポケモンなのかと思って……」
ヒッキー2「……お前、コニコシティであったこと覚えてるか?」
ヒキニート「え?……確か石のセールスにあって……いっぱい石買わされたんだよな」
ヒッキー2「で、その買った石どうした」
ヒキニート「えーと、せっかくだからお前らに持たせたんだっけ」
ヒッキー2「俺に持たせたのはなんだ」
ヒキニート「え、なんだっけ……めざめいし?」
ヒッキー2「かわらずのいしだよデコ助野郎!」
─────────────────────
547 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/15 20:40:26
ヒキニート「あーー……れ……?なんでかわらずのいしなんて持たせたんだ……?間違えたのかな?」
ヒッキー2「……こっちはなんか意味があると思って黙ってたんだぞ」
ヒッキー2「んで、最後にヨウと勝負した時、俺はなげつけるを使った。それで外れたんだよ」
ヒキニート「はーーなるほどね」
ヒッキー2「他人事だと思ってんじゃねぇ!」ドゴッ
ヒキニート「まそっぷ!」ズシャアア
─────────────────────
548 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/15 20:46:41
ヒキニート「いや悪かったって!謝るよごめんなさい!」
ヒッキー2「フン」
ヒキニート「……でも本当によかった……こうやってバカやれるのも二度となかったかもしれないんだよな」
ケービイン「うわあこの人ガチ泣きしてますよ」
ホネカブリ「引くわ」
ヒキニート「お前らここは普通に感動シーンだろうが!」
ヒキニート「……そうだ、新しいメンバー紹介するわ。もこうだ」
もこう「ウルトラビルディングから来たぜ」
バロンドール「!」コクッ
ヒッキー3「もこうか、これからよろしくな」
もこう「おうよ」
─────────────────────
549 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/17 19:50:49
ヒキニート「さてと……ミリンさん、さっきスルーしてましたけど、“本来なら強いトレーナーを別世界から探して来てもらうところなのが今はそれもできない”って、どういう意味なんですか?」
ミリン「はい……ヒキニートさんの手持ちを回収した後のことなんですが……」
ミリン「ウルトラホールを開けて帰ってきた瞬間、わずかに制御が緩んだネクロズマの攻撃を受けました」
ヒキニート「えっ!大丈夫だったんすか」
ミリン「あっはい、私は大丈夫です。でも……その時にソルガレオが吸収されてしまったんです」
ヒキニート「ソルガレオが……!」
ミリン「……この問題も、私達の責任です。本来ならソルガレオに乗せてヒキニートさんを送り返すところです」
ミリン「そして改めて、強いトレーナーに手伝いを要請する予定でした。そのトレーナーも、アマモとダルスが見積もりをつけていました」
ヒキニート「……」
ミリン「ですが、今は本当に、どうしようもないんです……科学力じゃ抑えるので限界、戦えるものも一体のポケモンしかいない」
─────────────────────
550 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/17 19:55:57
ミリン「勝手なお願いだというのは承知しています。でも敢えてお願いしたい。ネクロズマを鎮めてくださいませんか……!?」
ヒキニート「えっ、俺が!?」
ミリン「このままでは、ソルガレオとルナアーラ両方を吸収したネクロズマが暴れだすのも時間の問題です。今戦えるのがヒキニートさんしかいないんです」
ヒキニート「……強い、んでしょうね」
ミリン「……ええ」
ヒキニート「でも、他にどうしようもない」
ミリン「はい」
ヒキニート「……やるしかないかぁ……」
ミリン「……ありがとうございます!」
ヒキニート(できるのか……俺に?)
─────────────────────
551 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/17 20:05:36
<ウルトラメガロポリス前>
ダルス「お前が……!おれはダルス。共に戦おう」
アーゴヨン「任セロ」
ヒキニート「一体プラス俺か……」
ダルス「……それは、Zリングか」
ヒキニート「え?ああ」
ダルス「Zリングの発する光……それはソルガレオやルナアーラ、かつてネクロズマが纏っていた光と同じだと言われている」
ヒキニート「そうなんだ……じゃあネクロズマも反応すんのかな?」
ダルス「反応するどころか、喰らおうとするだろうな」
ヒキニート「マジか」
ダルス「……お前、これから今後をかけた勝負をするのわかってるか?」
ヒキニート「わーってるよ」
─────────────────────
552 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/17 20:11:19
ヒキニート「このタワーを登ったら、ネクロズマがいるんだよな」
ダルス「そうだ」
ヒキニート「俺は準備できてる。ダルスは大丈夫?」
ダルス「大丈夫だ」
ヒキニート「お前ら大丈夫?」
ヒッキー2「ああ……(本当に大丈夫かコイツ)」
ケービイン「僕はいいですけど……」
ホネカブリ「任せるわ」
ヒッキー3「お前がいいなら……」
バロンドール「……?」コクッ
もこう「俺様はいけるぜ」
─────────────────────
553 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/21 21:04:42
ゴウンゴウン……ガタ
ダルス「着いた。このドアを開ければ、ネクロズマがいる」
ヒキニート「おk。開けるぞ」ガタン
カッ!
ダルス「!」
ヒキニート「うお眩しッ!」
ネクロズマ「グゥゥ……ガアアアアア!!」
ダルス「ネクロズマ……!もはや意思も保てないのかッ」
ヒキニート「姿違うぞ!?」
─────────────────────
554 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/21 21:12:20
ダルス「あれは溢れる光そのものと言っていい!攻撃するぞ!」
ヒキニート「お、おう!ケービイン、受け取れ!」ブンッ
ケービイン「何ですか!?」
ヒキニート「カプ・コケコからもらったZクリスタルだ!!」
ケービイン「!」
ヒキニート「早速Zワザだ、いくぞ!」バッ!バッ!ビシッ!
ヒキニート「レイジング……」
ケービイン「ジオフリーズ!!」
キンッ!ドドドドドドドド!
ネクロズマ「グアッ!」ピキッ
ヒキニート「!」
─────────────────────
555 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/21 21:19:14
ダルス「どうした!?」
ヒキニート「今のは効果抜群の攻撃だったっ!でも多分削れたの5分の1くらいだ……!」
ダルス「!……だが、やるしかないだろう。アーゴヨン!りゅうのはどう!」
ヒキニート「おう!もこう、ドラゴンクロー!」
アーゴヨン「喰エ!」ゴォッ
もこう「受けてみろやァ!」ズバッ
ネクロズマ「フォトン……ゲイザー!」カッ
アーゴヨン「ウギャ!」ドシャッ
もこう「ぐっう」
ダルス「!」
ヒキニート「ヒッキー3、じゃれつく!」
ヒッキー3「ああ!」ダッ
─────────────────────
556 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/21 21:25:34
ネクロズマ「スマートホーン!」ズビシ
ヒッキー3「ッ!」
ヒッキー3の化けの皮が剥がれた!
ネクロズマ「パワージェム!」ドドドド
ヒキニート「バロンドールはっけい!」
バロンドール「!」ズガガガ
ダルス「普通に攻めてもダメだ、攻撃を相殺してくる!」
ヒキニート「じゃあ同時だ!ヒッキー2サイコキネシス、ホネカブリシャドーボーン!」
ヒッキー2「さっさと……」ワワワワ……
ホネカブリ「倒れなさい!」ダッ
─────────────────────
557 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/21 21:32:36
ネクロズマ「フォトンゲイザー!」カッ
ホネカブリ「くっ!」
ダルス「アーゴヨン、エアスラッシュだ!」
ヒキニート「ヒッキー3シャドークロー!」
アーゴヨン「モ一回!」シュバッ
ヒッキー3「いい加減決まれ!」ダッ
ネクロズマ「フォトン……」
ヒキニート「もこう、かえんほうしゃ!」
もこう「おうよ!」ゴォッ
ネクロズマ「ッ!」
ヒキニート「今だ!」
アーゴヨン「ハァ!」ズバッ
ヒッキー3「らァ!」ズガッ
ネクロズマ「ガアアッ!」
ダルス「効いている!」
─────────────────────
558 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/25 20:34:44
ヒキニート「よし!攻撃を相殺されるならさらにそれを相さ……よくわからんがとにかく撃ちまくればいいんだな!」
ダルス「そのようだ!アーゴヨン、りゅうのはどう!」
アーゴヨン「畳ミカケルヨ!」ゴォッ
ネクロズマ「フォトン……」
ヒキニート「サイコキネシス!」
ヒッキー2「はっ!」ワワワワ……
ネクロズマ「ッ」
ドドドドドドドド
ヒキニート「これなら……」
ネクロズマ「……ガ」
ネクロズマ「アアアアアアアアアアア!!」
ヒキニート「!?」
─────────────────────
559 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/25 20:44:41
ネクロズマ「パワー……ジェム!」ドドドド
ヒキニート「!ッはっけい!かえんぐるま!」
バロンドール「……!」ドガッ
ホネカブリ「はあ!」ボォッ
ネクロズマ「りゅうのはどう!」ゴォッ
ダルス「ヘドロウェーブ!」
アーゴヨン「ッ」バシャァ
ネクロズマ「スマートホーン!」ズド
ヒキニート「!(俺狙い……ッ!)」
ケービイン「ヒキニートさん!」ガガッ
─────────────────────
560 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/25 20:49:17
ケービイン「く……」
ヒキニート「ケービイン!悪い……」
ケービイン「いえ、それより!」
ダルス「ようやく向こうも、こちらを『危険な存在』と認識したようだ」
ヒッキー3「さっきまではあくまで守りの対勢だった、だが、今は!」
もこう「一気来んぞ、トレーナー守りながら散れ!」
ネクロズマ「フォトンゲイザー!!」カッ
ヒキニート「!」
ドドドドドドドド
─────────────────────
561 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/25 20:57:04
ヒキニート「……う……大丈夫かお前ら……?」
ヒッキー2「俺はこん中じゃ平気な方だな……」
ケービイン「ちょっと……キツイですね」ヨロ
ホネカブリ「く……」
ヒッキー3「マズいな」
バロンドール「……」フラ
もこう「クソッ何だあいつぁ!」
ダルス「すまない……アーゴヨンはもう先程までの動きはできない」
アーゴヨン「ゴメンネ……」
ネクロズマ「グル……」
もこう「こっちの動きを伺ってやがる……次攻撃しようとしたらまた来るぞ」
─────────────────────
562 ◆Pcf6Vw29GM 18/05/25 21:09:57
ヒキニート「……!」
ヒッキー3「どうする?次の指示は」
ダルス「あれをどうにかしなければ、この世界は終わるぞ」
バロンドール「……」
ヒキニート「あ……え、えと……」
ヒキニート(解決策が……思いつかない)
ヒキニート(今まで経験した戦いは、いつも何かしら妥協案があった……ルザミーネさんのときだって、いざとなればルナアーラに乗って逃げればよかったから……ちょっとでも余裕があったんだ)
ヒキニート(でも今回ばかりは……打つ手がない)
ヒキニート(だから、現実を見ないようにしてた)
ヒキニート(なのに……なのに!)
ヒキニート「…………………ごめん」
─────────────────────