@alkalion18
Stage 1 これぞ(意思)高速化社会
柯北四丁目
藪彦「千里の家に着くまでが第一ミッション……と思っていたんだが」
藪彦「マジで皆に異変が起きてんだな。ここまでだと隠すほうがおかしいか」
藪彦「一体どんな異変なんだよ、これ」
???「あっ」

史美「おはようございます、椎名さん」
藪彦「おう。えっと、夏休みの時に会った……」
史美「はい、八津原です」
史美「あれからよく柯北に出向いて調査をしているんです。壱道さんにはちゃんと許可をもらいましたよ」
藪彦「どこぞの不法建築人よりまともで何より。ところで気になっているんだが」
史美「この足のことですよね? 朝起きたらこんな感じになってて……椎名さんも、なんというか」
史美「おいしそうですね!」
藪彦「なぜその感想になったのか」
史美「今日は珍しく勇ましい気分なんです。さあ、弱肉強食ですよ!」
藪彦「言っている意味がわからん、って勝負するのかよ!」
(撃破)
藪彦「ステイ」
史美「ぐるる……大変失礼しました……」
藪彦「まさかその動物の性質に寄ってんのか? 確かに俺も、時間のわりに眠くなかったが」
史美「こういう現象は他でも起こっているらしいですよ」
史美「体の一部が動物になって体調がおかしい、変だ、ってツブヤイターの投稿が多くて」
藪彦「地味に厄介な異変だな」
史美「そういえば壱道さんが椎名さんを探していたようですが、お約束でも?」
藪彦「ああ、そうだ。急いで行かないと……」
Stage 2 星も空から落ちる
平行世界、森
藪彦「……予想はしていたが、すっかり被写体にされたな」
藪彦「それはさておき。妖精の様子がおかしかったし、異変が起こっている可能性は高いな」
藪彦「問題は原因がどこにいるかだ……そして相変わらず千里はどこに行ったんだ……」
???「おいそこの怪しいやつー!」

ルナ「くたばったうえで果物を寄越せぇーッ!!」
藪彦「うおっ、何か突っ込んできた!?」
ルナ「私は流星の魔法使いとか名乗るのも面倒だ! こちとら腹が減ってしょうがないんだよ!」
ルナ「食べ物を……さすれば果物を……!」
藪彦「食欲が凄まじい奴が来たな。生憎、食べ物なんて持っていないんだが」
ルナ「…………お前って焼いたら美味いかな?」
藪彦「皆して鶏だからって、すぐ食う対象にするのやめろよ」
(撃破)
ルナ「すばしっこいなお前……さすがチキン? ダック?」
藪彦「本当は人間なんだけどな。お前も最高に当てにくかった」
ルナ「今日は散々だ……家は動物に荒らされるわ、おかげで飯は無いわ、腹が減るわで」
ルナ「ま、さっきの奴が飴をくれたおかげで、少し気分は晴れたけど」
藪彦「それでも鶏食おうとしてたけどな」
ルナ「チキンにかぶりつくの良いよな……そういえば、お前妖怪じゃないの? てっきりそうだとばかり」
藪彦「そういう異変なんだとさ。尻尾が生えているところを見ると、お前もだろ」
ルナ「尻尾? ああ、そういやそうだった! 何で人間に尻尾なんか生えるんだろうな」
藪彦「それは俺も知らねぇよ」
ルナ「生物合体とか、混沌としてるなぁ」
Stage 3 羽と情報のバーゲンセール
平行世界、どこかの上空
藪彦「平行世界の奴らも同じ現象に遭ってんのか。妖精たちも、よく見たら耳生えてるし」
藪彦「二つの世界、どちらにも同じ現象を引き起こす異変、か」
藪彦「しょうもない異変だと思っていたが、これは……」
???「おや?」

レオナ「もしやいつぞやの、空飛ぶ人間! 今日は二人に遭遇できるなんて、運が良いですね」
藪彦「妖怪の新聞記者だったか。その様子だと、千里もここを通ったんだな」
レオナ「ええ。彼女には重要な情報を与えましてね……あなたも取材させてくれたら、教えてあげますよ!」
藪彦「異変に関することだったら考えるけどな」
レオナ「世界中で体の一部が別の生命体になってしまう異変に関すること、です! さあどうします?」
藪彦「……ピンポイントで狙ってきたか。仕方ない、勝負だ」
レオナ「そうこなくては! では、行きますよー!」
(撃破)
藪彦「取材は捗りましたか」
レオナ「それはもう捗りましたね、ええ……では、私が持っている情報をお伝えしましょう」
藪彦「お願いします」
レオナ「──と思ったんですが、同じ情報では面白くないですよねぇー♪」
藪彦「は?」
レオナ「もう、そんな顔しないでください! ちゃんと異変に関係ありますから!」
レオナ「大昔の話です。人間はもちろん、妖怪すら畏れた存在がいましてね。それはもう怖いものだったとか」
レオナ「体は複数の生き物で構成されていて、風のような声で鳴く。同じ妖怪とは思えませんよ」
藪彦「複数の生き物で構成……って。今回の異変と似ている、のか」
レオナ「この騒動で話があがったんですよ。もっとも、討伐されて封印までされている存在です」
レオナ「簡単に出てくるとは思えませんがね」
藪彦「その封印って、どこにあるんだ?」
レオナ「ここからは先程の彼女に話したことと同じですが、封術協会という組織がありまして」
レオナ「かつて封印を施したのが、その団体の人間なのです。何かわかるかもしれませんよ」
藪彦「そこまで聞けたら充分だ。千里の後を追うか」
レオナ「新聞、買って読んでくださいねー」
藪彦「…………考えておく!」
Stage 4 いざ、異変の膝元へ
封術協会
<道中>
???「ここから先は立ち入り禁止です!」

蓮「現在、任務遂行中ですので……直ちに戻ってください!」
(撃破)
蓮「入ったらダメって言ったじゃないですかーッ!!」
藪彦「すいません、知り合いがここに来たはずなんです」
蓮「し、知り合い? 協会の人間ではなく?」
藪彦「白と青の法被を着た、猫耳生やした騒がしい奴なんですけど、知りませんか」
???「ああ、それなら」

霖「今ちょうど、世界の狭間に行ってもらっているところだよ」
藪彦「世界の狭間? 何でそんなところに」
霖「僕たちの身に起きている異変、その元凶がいるんだ。彼女は偵察に志願したというわけ」
蓮「止めはしたんですが、兄さんをのめしてくれたし、実力もあったので……」
霖「うん、弟よ。言葉の選定から悪意を感じるんだけど」
蓮「気のせいです」
藪彦「千里だけが行ったってことですか?」
蓮「定員が一人と決まっているのです。もう一度扉を開けた時に帰還する予定ですが」
藪彦「……大丈夫、だよな」
霖「心配しているのかい? そんな時は勝負をしようじゃないか」
藪彦「いや、気を紛らわそうったってこの状況じゃ」
霖「だってただ待ってるのつまんないんだもん」
蓮「あー……兄さんの無茶振りが始まってしまった……」
霖「だって、さっきの子のお仲間らしいし。強いよきっと」
藪彦「体力を無駄に使いたくないんだが?」
霖「僕を誰だと思っているんだい。この封術協会の上層に位置する──」
蓮「すみません、こうなると手を付けられないので、お相手をお願いしますー!」
(撃破)
霖「よし、これくらいにして時間を待とうか」
藪彦「唐突に終わった」
霖「もしかしたらあと二回、開けなきゃいけないかもしれないし。力を温存しておこうかなー、っと」
蓮「なら最初から勝負なんてしなきゃいいのに……兄がご迷惑をおかけしました」
藪彦「いえ」
霖「じゃあ時間が来るまで話でもしようか。あっ、文献見せてあげるよ。じゃーん」
蓮「ああ、言ってる間にまた機密事項をホイホイと!」
藪彦「ここに描いてある絵が、狭間に封じられている存在なのか?」
霖「うん。複数の動物を繋ぎ合わせたような生き物らしい。肝心の名前のところがボロボロで読めないんだけどね」
藪彦「…………これ、どこかで見たような」
蓮「! 兄さん、時間です!」
霖「はいはーい。それじゃあ開けるよ」
霖「……」
霖「…………来ないね」
蓮「まさか、狭間で何かあったんでしょうか」
藪彦「……」
霖「行くんだね。こっちもできるだけのことはするよ」
藪彦「ありがとうございます。──助けに、行ってきます」
Stage Final 汝は我を知る者なりや
世界の狭間
藪彦「く、暗い……」
藪彦(さっきまで目が痛いくらい鮮やかだったのにな。薄ら寒くなってきたぞ)
藪彦(千里は一体どこにいるんだ?)
「ひょおおぉぉう」
藪彦「な、何だ。風の音にしては……」
「や、やっくん!!」
藪彦「! 千里、そこにいるのか──」

藪彦「…………はっ?」
???「おっ! お前が切り札か? 待っていたぞー!」
千里「助けてぇー! 僕、散々可愛がられてもちゃくちゃだよぉー!」
藪彦「あー、えぇっと。うん。なんか楽しそうだな」
???「愛い奴らだのうー。ほれ、お前も来い! 撫でてやろう!」
藪彦「ど、どうも……」
千里「やっくん! 藪から棒で申し訳ないんだけどさ! この人の名前、何か知らない?」
藪彦「いや知らないも何も頭がついていかねぇんだけど。ヤバい状況だと思って来たのに、なんだこれは」
千里「ある意味このままだとヤバいよ! モヤモヤな異変解決になっちゃうー!」
???「なに、我は名を思い出せなくてなぁ。手がかりが訪ねて来てはくれないか、と力を使ったのだ」
???「そうしたら、全世界で同胞が大量発生してしまったようでな! 我の力も侮れんわ!」
藪彦「あんたが何者か……?」
千里「とにかく! 今度は僕ら二人が相手だよ! さっきよりは絶対楽しいんだからねー」
???「よし! 次も楽しませてくれよ?」
藪彦「っておい、勝手に話を進めるな。勝負しながら考えろってのか」
千里「うん!!」
藪彦「無茶振りだ……」
???「さて、役者も増えたことだ。第二幕の幕開けといこうではないか!」
この刀は先祖代々伝わるものでさ。ご先祖さんが” ”っていう化け物を倒した時に、殿様から贈られたものなんだと。
知ってるか? ” ”って気味の悪い姿をしているんだぜ。ほらこれ。いろんな動物を一緒くたにしたみたいだろ。
こんな化け物相手に臆することなく立ち向かうとか、格好良いよな。俺もご先祖さんみたいになりたいよ──。
千里「ぜえ、ぜえ…………どうだ!」
???「うはははは! いやあ、先程も暴れ回ったというのにまだ動いていられるとは。大した奴だ」
千里「二回目だし、諦めの悪さは人一倍だもんね!」
千里「それよりやっくん、どう!? 何かわかりそう?」
藪彦「あれの話をしたのは確か……そんで絵を見せてもらって……」
???「手繰り寄せている途中のようだな。しかし時間は有限だぞ。それまでに見つかるかな?」
千里「…………よし。やっくんが閃くまで、もう一回!」
???「眩しいなぁ。閃かぬかもしれないのに、どうしてそこまで」
千里「やっくんなら見つけてくれると思うんだ。それに」
千里「君を放って帰りたくない」
???「……ほう」
藪彦「────そうだ!」
千里「おっ! 思い出した!?」
藪彦「あんた……たぶん、”鵺”じゃないか?」
???「ぬえ?」
千里「あ、聞いたことある! 確か、猿とか虎とか蛇が合体している妖怪だったっけ……」
千里「言われてみれば格好もそれっぽいし、体の一部が違う動物になるっていう異変にも関係ある!?」
藪彦「何より、封術協会で見せてもらった文献と同じものを、過去に見たことがあるんだ」
藪彦「源なんとかが矢を撃って、その家来がとどめを刺した妖怪。風のような鳴き声を発して」
千里「黒いもやを纏って現れる、だね! どうかな。君は”鵺”かい?」
???「……」
???「…………く」
???「あっはっはっはっはっはっはッ!!」
藪彦「おおう、大丈夫か」
???「ふはっ! いやあ、まさか本当に閃いてくれるとは思わなんだ! お前たちは愛いなぁ」
鵺「いかにも。我こそはかつて多くの生き物たちを畏怖に陥れた”鵺”、その姿の一つである」
鵺「我が名を取り戻してくれたこと……感謝するぞ、人間」
千里「さ、さっきまでとは比べ物にならない気配……! もしかして思い出させちゃマズかった?」
藪彦「やべぇ……空気がビリビリする……」
鵺「なぁに、お前たちは我が恩人よ。殺して食ったりしないから安心しろ」
千里「安心できないぃ」
鵺「この感覚。久しぶりだのう……今ならばこの封印を引き千切ることも容易いだろうが」
鵺「宿敵はもう生きていない。外に出たところで歯応えのある者もそういないだろう。であれば」
鵺「もう一つの頼みだ。我ともう一戦、遊んでおくれ?」
藪彦「……気を抜くなよ、千里」
千里「言われなくてもっ!」
(撃破)
EDへ
藪彦は重たい瞼を持ち上げた。空間がさざ波のように揺らめいて、遠くから雷が轟くような低い音が響いてくる。
「おう、目が覚めたか」
頭の上から降ってきた声は穏やかなものだった。視線を動かせば、そこには先程まで対峙していた鵺の姿がある。
藪彦「…………あれ。俺たち、どうしたんだっけ」
鵺「三度目の勝負をしていたんだが、我がちょーっと羽目を外したら吹っ飛んでしまったのでな。こうして起きるまで待っていたというわけよ」
藪彦「ああ、なんとなく飛ばされた記憶が……」
勝ったと思った矢先、興奮した鵺が高笑いと共に放った衝撃波に巻き込まれたのだ。この空間は地面が無いので打ち付けられることはなかったが、地に落ちようものなら、おそらく全身の骨が砕けていただろう。
藪彦は鵺の腿に頭を預けて仰向けに寝かせられていた。鳥の羽は暖かいが頬に触れてくすぐったい。体を起こしてあたりを見回すと、千里も同じようにして看病されていることがわかった。その頭にあった猫耳は、ない。
藪彦「そうか。一応異変は解決なんだな」
鵺「うむ、我に名と力が戻ったからな。これ以上続ける理由はない」
鵺に力が戻った。つまり、封印を破るだけの力があるということだ。一気に肝が冷える。
鵺「昔のように大暴れする気はないぞ? 今はな」
藪彦「”今は”?」
鵺「ああ。我が恩人に迷惑をかけるのは気が引ける」
異変の元凶を探して世界の狭間に飛び込んできただけでなく、勝負という娯楽を与え、消えつつあった名を返してくれた。これだけの存在を敬わずにはいられない。愛さずにはいられない。鵺は出会った時と同じように、明るくからからと笑う。
鵺「ま、お前たちが死んだ後はどうでもいいがな!」
千里「……なーんか物騒な言葉が聞こえたぞー?」
藪彦「起きた」
千里「駄目だよー、鵺さんの膝枕いくらでも寝れちゃうよー」
鵺「そうかそうか! 好きなだけ寝て良いぞ?」
千里「そういうわけには……って、あ!?」
千里は勢いよく飛び起きると、揺れ動く空間を見て焦りの表情を浮かべる。
千里「合図だ! 封術協会に戻らないと……僕ら帰れなくなっちゃうよ!」
藪彦「うわ、そうだった。これさっきから続いているけど間に合うか?」
千里「それもっと早く言ってよーっ!」
鵺「なるほどなぁ。間に合わぬのなら我に任せよ!」
鵺は問答無用で藪彦と千里を両脇に抱えると、大きく跳躍した。二人が通ってきた暗闇、極彩色の空間を恐ろしい速度で通り過ぎて、閉じかけていた扉に向かって吠える。すると扉は圧をかけられたように変形し、大きく口を開けた。
鵺「そら、我が恩人のお通りじゃあ!!」
まるでドッジボールのボールが如く投げ込まれた藪彦と千里は、封術協会の床を転がって倒れ込む。恩人って何だっけと顔を上げた千里は、待機していたらしい霖と目が合った。
霖「おかえりなさい……どういう状況?」
千里「とりあえず無事帰還したよぉー」
霖「…………あそこにいるのは」
視線を移せば、こじ開けられた扉の向こうに鵺が立っているのが見える。その瞳は、名前を取り戻した時に見せた冷たいものに変わっていた。霖は隣で立ちすくみ、動けずにいる。
藪彦「ぬ、鵺さん。この人たちには」
鵺「わかっているとも。子孫であって当人ではない。恨みはしない」
世界の狭間へと追いやり、封印を施したのは紛れもなく霖たちの祖先だ。しかし、今の封術協会の者たちには興味がないといった様子で鵺は吐き捨てる。藪彦は胸をなで下ろした。
千里「……鵺さんはこれからどうするの?」
鵺「我がそこらを跋扈しては騒ぎになるだろう。狭間を寝床にして、退屈になったら顔を見せに行こうかと」
藪彦「顔を見せにって、まさか」
鵺「もちろん、お前たちのところにだ! いいだろう?」
千里「いいよ! 柯北を案内してあげる!」
でもこっちの世界じゃないからね、もう一個の世界だからね、と千里は鵺に耳打ちした。平行世界の者たちがもう一つの世界を知っているかは定かではない。藪彦たちがその世界から転移してきたことも知らないはずだ。千里は霖たちに警戒されることを気にしたらしい。
鵺は千里の言葉を聞いて頷くと、無理にこじ開けて歪んでしまっている扉を撫でた。
鵺「さて、そろそろ本当にお開きだ。素晴らしい時間をありがとう! 我は狭間でのんびりと漂っていることにする。下手な干渉はするまい……その二人に危害を及ぼす存在がいるのであれば別だがなぁ」
最後は霖たちに向けたのだろう。藪彦たちの後ろで空気が張りつめるのがわかった。
千里「鵺さんってギャップが凄いよね」
鵺「ん、そうか? 照れてしまうのうー」
藪彦「いやいやそういうところだろ」
鵺は藪彦と千里を手招きした。何事かと近寄っていくと、鵺は二人を見て首を傾げる。
鵺「自分は名を返してもらったというのに、お前たちの名を聞いていなかった。何というのだ?」
千里「壱道千里! 千里でいいよ!」
藪彦「椎名藪彦。同じく、藪彦で」
鵺「千里に、藪彦か。うむ!」
鵺は噛みしめるように名前を反芻すると、二人を思い切り抱き締めた。
鵺「お前たちに最上の敬意を。どうかこれからも、我を覚えていてほしい」
それと、と腕の力を緩めて、二人に”宿題”を示した。
鵺「今度お前たちのもとへ行くまで、我の呼び名を考えてくれないか? いやあ、”鵺”だと諸々全部の名前になってしまうのでな。この姿の名が欲しい!」
千里「おっけぃ、任せて! うちのネーミングセンス極振りやっくんが、それはもう素晴らしい名前を」
藪彦「ちょっと待て。何を根拠にそんな発言が出てくるんだ……」
鵺「うはははは! 楽しみにしているぞー!」
こうして。
奇妙でどこか寂しくて、けれど騒がしくて、暖かい。
ある妖怪が自分を探し求め、そんな妖怪に二人の人間が手を差し伸べただけの。
他愛もない異変が、今、幕を下ろした。
GOOD ENDING 笑って再会を願おう!
──異変解決、お疲れ様でした!
☆このエンディングに辿り着いたあなたに特典!
(通信環境の良いところで視聴することをお勧めします)
http://www.youtube.com/watch?v=1Zo-uq_n33w