@sbmsn0620
▷はじめに
夜になったら耿十八はというpegさんの曲をお借りして土斎の手描き動画を作りました、サバ缶です。
元々イメソンとして自分の中で色々あっためていたものだったので構想自体はすぐに出来たんですよね。動画を作る中で一番大変だったのは正直動画投稿です(えぇ…)、30分くらいかかりました。
個人的解釈や、動画に使ったシーンのアレソレの話をしていきます。読まなくても全然大丈夫ですが、読んだ後に動画を見るとさらに楽しめるようなものになってるといいな……(願望)
▷曲名にも入っている耿十八について
さて、まずは「耿十八」という文字変換に出てこないこの言葉の話からですね。元々は中国の短編小説内の一遍の作品名で、怪異小説の一種なのですが死後の世界から帰ってくるといったような内容になっています。
私がこの作品の内容に触れているのは元の歌詞以外だと、間奏中の
「他の誰かと結ばれないと誓ってくれるなら俺も安心して逝くことができるが、別の誰かを選ぶと言うならそれはそれでさっぱり諦めがつくものだ」
という文です。これは耿という名の主人公が、妻に対して死ぬ間際に言った言葉をかなり簡略化して引用してます。要は、独り身を貫いて欲しいが幸せになって欲しいとも思う、置いて逝く側の葛藤です。
置いて逝く側の土方さんの言葉として使わせていただいてます。
それに対する斎藤さんの返答は完全に私のオリジナルです。
「僕はアンタに愛されるような人間じゃありませんし、どうせなら一緒に連れて逝ってほしかった、手を離さないでほしかった」
このシーンに関しては会津での別れの話を題材にしています、土斎好きとしてはどうしたってそこの話をしたくなるので。
斎藤さんは土方さんと道を違えたこと自体は後悔していないでしょうが、もし、万が一、土方さんに止められていたらそのまま一緒に行っただろうと思っています。実際史実でも、道を違えたあと会津でずっと戦い続けていたと言われているので、私はそういう解釈です。
耿十八は耿十八で面白いので興味があれば読んでみてくださいね、ちなみに主人公である耿が妻に対して言った上記の言葉に対して妻は、貧しいのに独り身で暮らすなんて無茶を言わないでください、と返してます。
▷前奏のアレソレ
まず最初はお猪口ですね、お猪口持ってるのは斎藤さんの手です。水滴落ちる描写気に入ってるんですよ、水が落ちる描写ってなんだか悲しくなりませんか?(多分私だけだと思います)
このシーンに深い意味は無いですが、お猪口でお酒飲むのいいですよね。
続いては斎藤さんが粛清役を担っていたという話から粛清する瞬間をイメージしたものと、布団です。布団って言うとあれですが、土方さんと斉藤さんの関係を隠喩しています。ヤってます(おい)
そして梅の花。何故か土斎って梅の木や梅の花のイメージが強くありません?
花言葉は「高潔」や「忠実」、「忍耐」等があるのでへぇ〜(クソデカ感情オタク)になりました。ちなみに動画の梅の花はピンクで、花言葉は「清らかさ」、純真な乙女のようなイメージだそうです。
これは凄い偏見なんですが、人斬りとかそういう人を殺さなきゃいけない状況にあるひとたちって、妙に感情に乏しいというか。多分感情殺さなきゃやっていられなかったという部分もあるんでしょうけど、人間として未熟なままの部分が多いような気がします。そういう意味で純真かな、と。
土方さんの手袋は遺品のつもりで描いてます。斉藤さんの手元に土方さんの遺品があるとするなら手袋かなぁと。借りたあと返し忘れたものがそのまま遺品になったパターンとか。
頭を少し乱暴に撫でてきた手や、刀や銃を扱った手にいつも嵌っていたのが手袋なんですよね。
梅の花が落ちるシーン。
梅の花が落ちることを「こぼれる」と言うらしいのですが、動画を投稿したあとに土斎好きの方々がそれで盛り上がってらしてのでちょっとドキドキしましたね。
目の高さから落ちるので「こぼれる」、涙から連想されたんじゃないかと思ってます。涙にせよ、想いにせよ、こぼれたものは戻ることはありませんが。
最後は土方さんです。分かりにくいですが、羽織を脱いでいます。土方さんが羽織を脱ぐということは新撰組をやめる、つまり「死」。
もうこの時点で死を暗示していたのですが、多分これは私しか楽しくない連想ゲームです(は?)。
▷それぞれのシーンの解説
1番は土方さんの訃報をもらった斉藤さんから始まります。手にしている紙がその訃報を知らせたものです。ちゃんと泣いてることに気が付いている方がいらっしゃって嬉しかったです。
そして過去の回想、掴んでいるのは土方さんで掴まれているのは斎藤さん。初めて夜を共に過ごしたときの思い出です。
絶対斎藤さんは逃げようとすると思うんですよね、でも土方さんは絶対逃がさないので結局捕まってしまうという。
続いて、未来の斉藤さんと現在(過去)の斉藤さんの葛藤。平気なような顔をしてのうのうと生きている未来の自分を、理解できないし許せなくて、土方さんのことを忘れられない現在(過去)の方の斉藤さんは未来の自分に掴みかかってます。
サビは土方さんの生首を抱えた現在(過去)の斉藤さんです。実際に斉藤さんが土方さんの死体を見ることは無かったので、完全に斉藤さんの妄想の中でのことですね。
それを見た未来の自分はそんな現在(過去)の自分を憐れみます。
間奏は上記でほとんど説明してしまったので割愛しますが、最後の「」に入る言葉はご自由に考えてください。あなたが正解だと思った言葉が正解です。
私があえて入れるとするなら「逝かないで」にしますが。(もう逝ってしまっているけれど)
2番は未来の斉藤さんの視点です。(ちなみに間奏中から既に未来の斉藤さん視点です)
土方さんの訃報を告げた紙を手にしながら、土方さんの背中を思い起こしています。この時点で斉藤さんは未練タラタラです、全然平気じゃないです。土方さんのことを諦めきれずにいます。あぁ無惨。
そして未来の斉藤さん側からみた先程の現在(過去)の自分の葛藤。年季が入った分、未来の斉藤さんの方が土方さんへの想いを引きずっていますが、それを知るのは自分1人だけ。
2番のサビ、これは未来の斉藤さんの願望です。
最後まで一緒に、踊るように2人足並み揃えて逝きたかった斉藤さんの願望。
現在(過去)の自分は馬鹿馬鹿しいとそれを切り捨てる。なぜなら現在(過去)の時点では、土方さんの死にショックは受けていても生きていることを後悔はしていないからです。
ラスサビ前は晩年のイメージです。斎藤さんの最期。
ここに関してはあまり説明することもないですが、2人が抱き合っているシーンで最後に現在(過去)の斎藤さんと未来の斉藤さんが入れ替わるんですよ。どっちも土方さんが逝ってしまったことを受け入れることができたので、葛藤する必要がなくなったからです。
ここからはもう死後の話で、座に入った後に色々な想いを自分の中でどうにか擦り合わせている感じですかね。
ラスサビ。
これはカルデアに召喚された後です。斉藤さんのびっくりした顔描きたいな〜からキスさせました(エ?)。土方さんの死をやっと受け入れたところに、影法師としてもう一度出会ってしまったので斉藤さんは最初やっぱり逃げますけど、最終的に土方さんに捕まってハッピーエンドです。
土斎幸せになれ〜(何?)
▷最後に
ここまでお付き合いくださり本当にありがとうございます。もっといっぱい話したいことはあったのですが、皆さんの中で想像して欲しいなと思った部分(主に歌詞に関してです)もあるので、このくらいにしておきます。
こんなに長いものを作って、解説するということが今までなかったので分かり辛い所もあったと思いますが、これを読んでさらに動画を楽しんでいただけると幸いです。
またこのように動画を作る機会に恵まれたら、今度はもっと分かりやすくしたいなと思ってます……。(自分だけが楽しい連想ゲームやめたい)
皆さんも良い土斎ライフをお楽しみください。