卓は楽しい。だが頭を使う。ブドウ糖が溶ける音がする。
では、疲れた頭を癒すのは何か??
そう、それは美味なるお菓子である!!!
というわけで、今日は「TRPGとお菓子」、ひとつ卓中に食べるお菓子の話でもしようではないか。ただし始めに申し上げておくと、これはあくまで私の持論。1PLの意見としてご覧あれ。そして幾つか例を出すが、実例とは違うし批判の意図もない。あしからず。
さて、今日はオフセ環境下でのお菓子の話である。
元々私はオフセ環境の出身である。そしてオフセの時には大体お菓子を持ってくようにしていた。というか正直に白状すると、私、昔からTRPGに限らず人と遊ぶときにお菓子を持って行くのが大好きなのである。もはや趣味通り越してライフワーク。美味いお菓子は話をスムーズにし、場を和ませるので正義である。異論は認める。
では、オフセに持ってくお菓子について、検討する際のポイントは?
数々のやらかしを経て、今は以下の6点を考慮したりしなかったりしている。でも未だにこれで良いのか分からない。りちょうの迷走は続く……。
1:参加者の好き嫌い・アレルギー
最重要項目なんだけどしょっちゅう確認を忘れる奴である。私の場合、一応お菓子を何種類か持っていくことで「食べれるものがない!!」という事態は避けているつもりだが自信は無い。みんなはちゃんと確認しような!!私みたいになるなよ!!
2:個数/コスパ
私のいる環境だとGM含め4~6人集まることが多かった気がする。だから参加人数を確認して、あまりに個数の少ないお菓子は避けていた。卓中のお菓子は遠慮することなくみんなでもしゃもしゃ食べたいじゃないですか。やっぱりファミリーパックは正義だ。
3:食べやすさ/分けやすさ
卓以前の常識的な話だが、夏場のチョコとかはちょっと対策が必要だ。炎天下歩いてオフセ会場について、開けたチョコが溶けていたあの悲劇を私は忘れない。手も使う遊びである以上、べたべたのチョコなど、手を派手に汚すものは食べづらい。というかチョコが溶けることくらいちょっと考えりゃ分かりそうなものだが、はい。チョコに限らず、私は何回か手を汚すお菓子を卓に持ち込んで失敗している。気をつけます……。
そして個包装は正義だ。衛生面もさることながら、卓中にお菓子を食べきれる保証なんてどこにもないのである。大体人類、お菓子の存在をすっかり忘れて大騒ぎすることだってあるのである。卓後、「余ったお菓子をとりあえず頭数で割って分配!!余りは欲しい奴が持ってけ!!」と出来るのはすごく楽だった。あと、個包装だと、周りにそこまで気を使わず、食べたいときにすぐ手を伸ばせるのが良い。しかも手が汚れにくい。
でもポテチ食いたいよな、分かる。チョコスナック最高だよな、超わかる。〇ゃがりこ最高ですわよね、とてもとても分かる。「卓中に意地でも食いきるから……余らせなけりゃ大丈夫だから……」と自分に言い訳して、何度持ち込んだかもう思い出せない。これは学習しない愚者りちょう!!でも美味しいからヨシ!!傍らには大体ウェットティッシュの姿があった。
4:話題性
美味しさもさることながら、話のネタになるお菓子もまた、わいわいするのにはもってこいだと思っている。ちょっと気になる新商品、あるいは昔懐かしのレトロお菓子、きのこたけのこ戦争をするのもまた一興。ちなみに私はたけのこの里過激派だ。
地元の土産菓子で故郷の良さをアピールするのも悪くない。瀬戸内はいいぞ。
一風変わった楽しみ方として、卓(とかシナリオとか)にちなんだお菓子ってのも捨てがたい。個人的にいつかサイコロキャラメルを卓に持ってってやる!!と固く決意している。
ちなみにこれまで卓に持ち込んだ菓子の中で、個人的な話題性トップはやはり、昨年秋のインドカレー〇ゃがりこである。定例卓の前に色んな人に食べて貰って反応を見たのも良い思い出。味の好き嫌いは結構別れてたし、途中から何故か罰ゲームみたいになってたけどな!!インドカレー味、美味いぞ!!!
5:現地調達と事前調達
これは人によると思うが、私がよくオフセする会場の周りにはあまりスーパーがない。あるのはコンビニか生協。
故に、事前にスーパーでお菓子を買っておくときは、それらに無い/割高になるお菓子(特に大袋個包装系、一部新商品系)を優先的に買っておくことにしている。現地で買えるものだと、どうしても同卓者とのバッティングリスクが上がるので。バッティングもまた一興だけど、でもやっぱ色んなお菓子を食べ比べしたいじゃないですか。
逆に、現地でお昼に買い足す時は、自分や同卓面子の腹具合、持ってったお菓子の減り具合を見つつ調節出来るのが良い。現地か事前かは好みによるが、それぞれに合ったお菓子を選びたいところ。
6:水分調節
激辛はいいぞ!!!揚げ菓子はいいぞ!!!!!!!
だがしかし、ただでさえ声を出すから喉が乾く卓において、水分がたくさん必要になるお菓子ばっかりなのは罪深いのかもしれない。その辺はちょっと気を遣うことがある。
時々のど飴を一緒に持ってくこともあるが、話すときに飴は食べにくい……。喉に優しくて、しかも卓中に食べられるお菓子に心当たりがある方はりちょうまで。
私自身は正直、某ミント系錠菓かラムネぐらいしか思いつかない。でも某ミント系錠菓、人にあげにくいのだ。困った。
なおインドカレー味……。おまえは面白い子だが卓中のお菓子としてはやはり有罪だ。
(7:番長学園かどうか)
厳密に言うとお菓子の話ちゃいますけどね……「番長学園の時はGMにたくさん飲み物を貢ぐべし」とのこと。理由を聞いたとき私は爆笑した。番長学園、一回PLをしたことしか無いけどまた遊びたい。次こそはお菓子に加え、たっぷりの飲み物をGMに貢ぐんだ……。
以上、オフセのお菓子についての個人的な検討ポイントでした。時々迷走したけど、まあ大目に見てくれると嬉しい。
そしてこれは最重要ポイントだけど、お菓子を食べる/食べないは個人の自由である。「今日は食欲無いから無理……」とか、「お菓子そこまで好きじゃない……」という人に無理に食べさせるつもりはまったくない。各自の腹具合と相談しつつ、卓中に必要な栄養を適宜摂取して欲しい。
さて、次は「オンセ環境でのお菓子の話」である。
正直、オフセ向きのお菓子とオンセ向きのお菓子はちょっとばかり違うと思っている。こんなテーマを選んだ動機も、実はこの違いを実感したからである。次回に続く……。
これ別にTRPGに限った話じゃないしそもそも話すまでもないことでは????
書き終えたりちょうはいぶかしんだ。