@susk_ktmnn_
【偽名】アコニタム
【本名】キンスリー=ヴァロワ
職員ID200番と瓜二つのツァディク。
実際、どちらもキンスリー=ヴァロワで間違いはない。ただ、存在の定義が色々とおかしい。
早い話が全ての世界線の時間軸の中にまれにいるバグ個体。
これまで観測した全ての時間軸においてほぼ全ての軸が基本的には職員ID200番のキンスリーである。
これはほぼ確定した事実であり、揺らがない絶対的なルールに近い。
しかし、その軸の中にごくごく稀にほかのものとは違って全てが狂っている軸がある。
その軸における“キンスリー”が今回ツァディクを務めている“アコニタム”である。
ほかの軸との違いとして、髪色、趣向などの反転が見られる。
彼の場合、髪色が深緑色から桃色に、大人しい趣向は過激的なものに。
使用する装備の属性さえ反転され、WHITEからBLACKへ。
薄くなかったようなものだった欲がある存在。
それがこの軸における定義。狂ってしまった定義。
狂った理由はない。先天性で全てが狂っている。
基本の軸で彼が愛する存在も立ち位置こそ変わらずとも基本軸のその彼とは打って変わって違うものと化している。
しかし、オリジナルが軸を見れるようにこの変異体もまた何かを感じとれるようで。
自分が世界、この軸にとって異物であることを最初から分かっていた。
まず、他者を愛することに歪みがあること。
明らかな他者と違う味覚。
今のお気に入りと出会う前までのとことん歪んだ性癖。
そして、自分はここまで強くはないという鎌を振り回すときの違和感。
でもそれら全てが自分を形成しうる愛しさと成っている。
世界の異物であるというそれを理解した上で、自分がバグであるという理解を得ている上で。
その上で彼はこの舞台に立った。最終的に全てを自分の娯楽で破壊するとしても、それはただのいつも通りに過ぎない。だから。
その結果が、これだ。
楽しんだ結果がこれ。
剥ぎ取られたこれがお前。
やり直しの選択肢を足元に置かれたお前がこれだ。
バグだからやり直しを提案されたんじゃない。
ただ、また悦楽を得て、なかったことを受け入れるかの違いだ。
おめでとう。結果を受け入れたくなくなるなんて随分と人間らしくなったもんだ。
「貴方を蝕んでいるものがあるとすれば、それがなにか、教えてあげましょうか。
狂気なんかではない。異常などではない。それは貴方の、つまらない自惚れですよ。
………ふふふ、ははは、正解ですよ。そう。分かっているじゃあないですか。
始終、自惚れていないと自分の存在の確証さえ持てないのでしょう?そうでしょう…。
自分のことをちゃんと分かっているなんて頼もしいですね。
でも、………みんな同じですよ。」
「でも、1番殺したいのは貴方自身でしょうに。すっかり変わって気に入りませんね。」
continue?
【抑制時の話】
鎌がだいたい多いのは元々反転したダ・カーポを使っていたから。
ほかの軸ではストームが最強扱いのように、この軸においては反転したキンスリー(以下黒キン)がメンツの中では最強扱いとなります。
(反転スト(以下白スト):青属性→赤属性)(黒キン:白属性→黒属性)
途中で出た属性の話的に言うなら第1段階の黒免疫はここのフレーバーでした。
黒こそが彼の主体でした。主体のはずでした。それこそが彼の悦楽でした。剥ぎ取られましたが。
第2段階で白免疫だったのは元の軸の存在が僅かに混じったからです。ダ・カーポフルセットのそれです。
第3段階の青のみ半は一体どこの復讐者の幻を見たのでしょうね。お前が戦う相手ではないと言うのに。
身に受けた罰こそ仕方ないなと思えてさえいたのに。
悦楽がはぎ取られたなら、そこに残るのは何か。
悲嘆が残る。悲嘆は笑みを消す。
笑みが消えたらアコニタムに何が残るか。
そこには純粋な殺意だけが残る。
「俺を奪ったのは誰だ」