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使わなかったボイスドラマの台本がでてきましたので

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2015-04-09 13:04:19

2013年に書いたものなので古いのですが
使うこともないと思うので一部公開します
楽しんでいただければ幸いです(=´~`=)

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抜粋ここから
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【カラミア】「このコーナーでは寄せられたメッセージに真摯にそれなりに前向きにぐだぐだ~っと答えます。……って、言わなくてもAグループのやつを聞いてりゃ大体どんなのかわかるよな」
【カラミア】「Bグループのメンバーは、俺・カラミアとアクセル」
【アクセル】「はい」
【カラミア】「それからースカーレット!」
【スカーレット】「(そっけなく)よろしくお願いします」
【カラミア】「以上3名。それじゃ、張り切ってまいりましょう!」
【カラミア】「(しみじみと)はー……やー、いいなーこの空間」
【スカーレット】「いいって、なにが?」
【カラミア】「キリエがいないってことがだよ」
【アクセル】「そうですね。(げんなり)居れば厄介なことになりそうです」
【カラミア】「だよなー。Aグループのやりとり見てたけど、あれほぼ事故だろ?」
【スカーレット】「まあ……ソウは大変な思いをしたと思う」
【アクセル】「実際、していたに違いない。事実、涙目だった」
【カラミア】「なー、かわいそうにな。俺たちは俺たちで楽しくやっていこうぜ。キリエもいないことだしな、はは!」

SE:ガチャッ(ドアを開ける音)

【キリエ】「(笑顔で)呼びましたー?」
【カラミア】「(小声で)うっわなんで出てくんだよ」
【カラミア】「呼んでない、呼んでません、お引取りくださいキリエ様!」
【キリエ】「そうですか~? あのー、カラミア。ちょっとこちらへ来てください」
【カラミア】「(訝しげ)お、おう……。ふたりとも、少し待っててくれ」
【アクセル】「はい」
【スカーレット】「(アクセルと同時)わかった」

SE:足音(カラミアが入り口へ)

【カラミア】「なんだよキリエ、今、大事な仕事の最中だってのに……(ネクタイを引っ張られて)あぐぁ」
【キリエ】「(やや低め)そんなのどうだっていいですよ。その空っぽの頭にお似合いの、腐った耳の穴をかっぽじってよーくお聞きなさい」
【キリエ】「私の名前を口に出すときは、『のちのち何をされてもいい』と覚悟した上で、用法・用量を守って正しくお使い下さい。……いいですね?」
【カラミア】「(引き)はい……、承知いたしました」
【キリエ】「(笑顔・ネクタイを手放す)それはよかった。口約束ですのでいささか不安ですが……。(真顔)信じていますから裏切らないでくださいね、カラミア?」
【カラミア】「は、はーい。気をつけまーす」

SE:ガチャッ(ドアを閉じる音)
SE:足音(カラミアが戻ってくる)

【カラミア】「はー、おっかねぇ……。絞め殺されるかと思った……
【スカーレット】「……カラミアさん。キリエさんと何を話してたんだ?」
【カラミア】「え? あー……(ごまかし)晩メシの話だ」
【スカーレット】「晩メシって……。(ムッ)コーナーを中断してまで伝えなくてはいけないことではないだろう」
【アクセル】「(シリアスに)そんなことはない」
【スカーレット】「どうして?」
【アクセル】「デザートの有無によって、僕の感情のコンディションが大きく変化するからだ」
【アクセル】「カラミアさん。夕食にスイーツは出ますか」
【カラミア】「あ? (思案)あー……そう、だな。(笑いながらやや面倒くさそうに)出るかもしれないし、出ないなら出ないで勝手に食えばいいんじゃないか、うん」
【アクセル】「(嬉しそうに)はい、勝手に食べます。……楽しみですね、夕食」
【スカーレット】「(ため息)期待を寄せるのは自由だが。その前に、やるべきことをやってくれ」
【アクセル】「やるべきこと……。(気づき)スイーツの発注か」
【スカーレット】「違う、コーナーの進行だ!」
【カラミア】「ああ、それだそれそれ。うっかり忘れてた」
【スカーレット】「カラミアさんまで……。はぁ、大丈夫かなこのグループ」
【カラミア】「(笑い)やー、大丈夫大丈夫。いけるって、俺たちなら乗り越えられる。なぁ、アクセル」
【アクセル】「はい。問題ありません」
【アクセル】「質問の書かれた紙を選んで読み上げ、内容に対し意見を述べる。これを各々が1度ずつ行う。……ですよね?」
【カラミア】「ああ、バッチリだ。こんなの楽勝だよな。気楽にいこうぜ、スカーレット!」

SE:背中をたたく(強め)

【スカーレット】「いっ。背中を叩かないでくれ…………
【カラミア】「(うきうき)まずは俺からーっと」

SE:手のひら大の紙を開く

【カラミア】「『カラミアさんこんにちは』はい、こんにちはー! 『お風呂にしっかり入っているほうがモテますよ!』……風呂……

SE:紙をとじる

【カラミア】「(苦笑い)うん。えーっと、次……次っと」
【スカーレット】「あっ。カラミアさん、答えずに紙を戻すなんて卑怯だ」
【カラミア】「いや、だってほら、俺、風呂はちょっと、はは……次ひいたやつには絶対答えるから。な?」
【スカーレット】「もう、仕方ないな……

SE:手のひら大の紙を開く

【カラミア】「『カラミアさんへ。お風呂以外になにか苦手なことはありますか?』……。(爽やかに)みんな、風呂のことは忘れよう?」
【スカーレット】「……知らなかった。カラミアさんはお風呂が苦手だなんて」
【カラミア】「知らなくていいです、こんなこと!」
【スカーレット】「なぜなんだ? 入浴なんて生活習慣のひとつにすぎない、嫌がることではないはず」
【アクセル】「……ライオンだから、と」
【スカーレット】「ライオン?」
【アクセル】「ああ。元がライオンだから、濡れるのが嫌いらしい」
【スカーレット】「そうなのか……不思議だな。元がなんであれ今は人間なんだ、関係ないと思うが」
【カラミア】「んなこと言われても、生理的に無理なんだ。シャワー浴びる時なんか、背中に悪寒が走りまくってさ」
【スカーレット】「……そんなこと、起こりえるんだろうか」
【カラミア】「ああ、俺の場合はな。おまえだって、ちゃんとした理由もなしにオオカミが苦手なんだろ? それと一緒だ」
【スカーレット】「ん……。オオカミのことを指摘されると、反論できない」
【スカーレット】「それで。お風呂が苦手だということは理解したが、大切なのは質問に対する答えだ」
【アクセル】「カラミアさん、入浴以外に苦手なことを教えて下さい」
【カラミア】「ふっ……そりゃあれだ。(キリッ)女の涙、だな」
【アクセル】「なるほど」
【スカーレット】「わかった。それじゃ次は(アクセルさん――)」
【カラミア】「(スカーレットにかぶせる)おいおい、今のは『キザだ』とか『それはない』とかツッコミいれるトコだっつーの。このままじゃ俺、ただの痛い奴だろ」
【アクセル】「そう言われても……。僕自身、女性に泣かれるのは苦手です。疑問という疑問は……、特にはないかと」
【スカーレット】「同意だ。カラミアさんの言ったことはもっともだと思う」
【カラミア】「そ、そうか……? なら、いいけどよ……
【カラミア】「(小声)キリエがいない空間は平和だと思ったものの、真面目っ子に挟まれるってのもなかなかやりにくいな……
【アクセル】「カラミアさん、続けていいですか」
【カラミア】「お、おう。次はアクセルだな」

SE:手のひら大の紙を開く

【アクセル】「僕は意見を述べるのが苦手だ。変わった質問でなければいいのだが……

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抜粋ここまで
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