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アースガルズへようこそ!

全体公開 7272文字
2021-05-31 18:04:51

第2話「ガルムとエイヴォル」
私にはガルムが外で駆け回りたかっただけなのに、勝手に追ってきてボコリ倒した極悪人にしか見えなかったんだ。

Posted by @acbh_dmc4

★前半にも話が入る★


「ロキの言う通り、本当に立派な狼だな。確かにドラゴン程大きくなるかもしれないが、賢そうだし、ちゃんと教育すれば脅威にならないだろう」

檻の中で行儀よく座っている大きな狼を撫でる。
耳の後ろを掻いてやると気持ちよさそうに目を閉じて、まるで笑っているような愛嬌のある顔になった。
その姿に思わず笑みが漏れる。
手触りの良く、良く手入れされている狼だ。しかし、これでロキの息子だと言うのだからつくづく不思議だ。なぜ巨人族同士で子をなして、親と同じ姿をしていないのだろう?
ロキが変身できることとなにか関係があるのだろうか、と取り留めのないことを考えて、ひたすら狼を撫で続ける。
すると、心ここにあらずなエイヴォルの気を引くように、その鼻面をエイヴォルの胸に押し付けて狼が口を開いた。

『ねぇ、ここは狭くて嫌だ。僕を外に出して!』

急に目の前の狼が口をきいた。
エイヴォルは目を丸くしてガルムを見返した。
夢で見たフェンリルは確かに口をきいていたが、まだ仔狼という頃は人の言葉は話していなかったと思う。
驚きつつも、いつかは話しをするようになるのだから、今話しても不思議じゃないかと思い直し、遠くに居る神々の方を確認してから答えた。

「でもお前、この間フレイヤの庭を荒らしまわったんだろう?悪さするようなら出してやる訳にはいかないな」
『もうやらないよ。あそこはつまらないし。それに、今は思いっきり走りたいんだ!』

この大きさとはいえ、まだまだ仔狼なのだろう。声も高めで可愛らしいものだし、そうすると体力も有り余っていてこんな狭い所に閉じ込められていれば窮屈だろう。
エイヴォルが一緒であれば、周囲に危険を及ぼす前に止められるかもしれない。

「出してやっても良いが、周りに迷惑が掛からないように、人気のない所に行こう。それなら思いっきり駆け回れる」
『うん!お姉ちゃん、有難う!』

檻の扉を開ける。
ゆっくりと檻を抜け出せば、嬉し気に尾が揺れた。

「念のためテュールに散歩に行くって伝えるぞ」
『分かった。じゃあ、僕の上に乗って良いよ。お姉ちゃん、足遅そうだし』
「確かに、お前と比べたら遅いかもな。じゃあ、乗らせてもらうぞ」

エイヴォルが乗りやすいよう、ガルムが伏せの格好を取り、難なく背中に跨ることができた。
足で胴を挟み込むが、馬とも違う乗り心地に、他に捕まる所はないかと、控えめに首の毛を掴んだ。

「なぁ、ガルム。毛を掴んだら痛いか?」
『ちょっと痛いけど、大丈夫。でも毛を引っこ抜かないでね』
「じゃあ、調度良い広場に着くまではゆっくり走ってくれ。あまりスピードを出されると振り落とされそうになって強く掴まないとならない」
『分かった』

エイヴォルを背に乗せて走り出す。恐らくは速度を抑えて駆けているのだろうが、それでも周囲の風景は飛ぶように過り、風を鋭く切って耳元でビュウビュウ音が鳴った。
周囲の見物人の驚愕の声が響く。
それに気づいた神々がこちらを驚いた顔で見やり、一瞬で近づく狼に少しだけ怯えた顔になった。

テュールの前で急停止し、背中でしがみ付いていたエイヴォルが、振り落とされまいとギュウとガルムの首に抱き着いた。
もう一度伏せの体制をとって、エイヴォルに着いたと伝えるように「キュウン」と可愛らしい声で知らせる。

「何をしている、エイヴォル!何故ガルムを檻から出した?!」
「ああ、ガルムが思い切り走り回りたいって言うから、散歩に行っても良いか聞きに来たんだ。ここの先にある、虹の橋を見下ろせる原っぱがあったろう?あそこで遊んできても良いか?私が監督するから、危険はない」
「ガルムが?まだこの子は言葉を話せない筈だが?」

ロキが訝し気にエイヴォルに聞く。
テュールはロキの発言に訝しい顔をしたが、それを口にする前にエイヴォルが答えた。

「え?でもさっき喋ったぞ?なぁ?」
『ずっと喋ってるよ。でも、ロキもテュールも知らん顔するんだ』
「ええ?酷いな。まぁ、でもちょっと訛ってるから聞き取れなかったのかも?」

エイヴォルがいう事に、神々は皆顔を見合わせた。
確かにエイヴォルが話し掛ければ、ガルムはくぅくぅ鳴いて何かを訴えているが、皆その鳴き声が意味のある言葉には聞こえなかった。
まるでピンときていない様な神々に確認するように聞き返した。

「本当にガルムの言葉が分からないのか?」
「残念ながら、私にはなんとも……
「いい加減な事を言ってるんじゃないのか?俺がこの子の言葉を分からない訳がない」
「まぁ、なんにせよ、あんな狭い檻に閉じ込めてたら可哀想だ。私ならここでやる事もないし、ガルムの遊びに付き合ってやれる。そうだろ?」

内心でオーディンの気まぐれに付き合いたくもないし、と付け加えれば、悪口の気配を察知したのか、オーディンの眉間に深い皴が寄った。

「人間風情にこの狼が抑えられると?信用ならんな」
「それなら、俺も付き添おう。エイヴォルの言う事も尤もだ。これだけ体格の良い狼なのだから、運動だって必要だ」
「いいや、ロキにはやってもらわないといけない仕事がある。バシムに頼もう。彼ならお前も安心だろう?」
「テュール、人間が二人になったくらいでどうにかなるとでも?」
「ハーヴィとの鍛錬を見たが、十分エイヴォルは強い。とにかく、知らせを送れ」


★なんやかんやあってバシムが来る文章入りまーす★



「ガルムと散歩すると聞いてきたんだが……まさか、ここで遊ばせる気か?」

嘗てオーディンとガルムが戦った広場を見下ろす。
バシムは薄く眉間に皴を寄せてエイヴォルに尋ねた。

「曰くはどうあれ、凄く眺めも良くて広くていい場所だ。近場で遊べるところって言ったらここ位だろ」
『僕もここで遊びたい!泥遊びをするんだ!』
「ガルム、お前……もう言葉を話せるのか?」

バシムが驚いてガルムを見る。
そのやり取りに、神々は再度目を丸くした。

「バシムもガルムの言っている事が分かるのか。他の神々は分からないようなんだ」
「ロキもか?この言葉が聞こえないと?」

チラリとロキを見やり、エイヴォルに尋ねると肯首しガルムを見上げた。
神々も半信半疑と言った体でオーディンがバシムに質問した。

「バシム。ならばその狼は何と言っているのだ?」
「ここで泥遊びがしたいそうだ。我々だけで面倒見きれるだろう。多少汚れるだろうが……近くに水場もあるから洗える」
「やはり、俄かには信じられん。俺達が離れた隙に暴れられてはかなわん。しばらく様子を見させてもらうぞ」

オーディンが厳しい顔つきで土手の上から狼とエイヴォル達を監視する。
威圧感を発しながらこちらを監視している中遊べとは、なんとまぁ無粋な神だ。
ガルムもそんなオーディンを仰ぎ見て、不機嫌そうに唸って言った。

『僕、アイツ嫌いだ。凄く嫌な目で見てくる』
「ああ、実は私も嫌いなんだ。意見が合うな」
「私も同意見だ」

二人と一匹がオーディンを見上げて内緒話をするように話していると、エイヴォルの心にオーディンの不愉快だという感情が流れ込んできた。
相当気分を害したようだが、内心で唾を吐きつつ、無視してガルムと遊ぶことにした。

「それで泥遊びとは、一体何をするのだ?」
『えっとね!見てて!』

まん丸い目をしてバシムに答え、得意げに足元の土を前足で掻いたかと思えば、一瞬で土の中に潜り込み、姿が見えなくなってしまった。
そういえば、そういう技を駆使して戦っていたな、とエイヴォルは記憶の中のガルムとオーディン戦を思い出していた。
ガルムが潜り込んでいる土の中はボコボコと盛り上がり、今どこに居るのかは分かるが、いつ出てくるのかはまったく見当もつかない。
そして、花畑が盛大にひっくり返されて、ようやく土から顔を出したガルムに、エイヴォルは呆れて声をかけた。

「ガルム!もしかして、今みたいなことをフレイヤの花壇でもやったのか?」
『うん!お花の匂いがしてね、楽しいんだ!』
……流石にそれは怒られるな。そこらじゅうがボコボコだ」
『じゃあ今度は石投げで遊ぶ!』

泥だらけになったガルムが土から出ると、足元に落ちている大きな石を咥えてエイヴォルたちに投げつけた。
かなりの速度が出ているその砲弾に当たらぬよう、必死に避けると、ガルムは嬉しそうに笑い声を上げた。

「ガルム!投げるならもっと軽くて危なくないものにしろ!あと、私たち以外にそういう事はするなよ!」
「ほら、ガルム。こういう細い枝とかを投げなさい。怪我をすればお前と遊んでやれなくなる」
『はぁい!』

嬉しそうに飛び跳ねる姿は可愛らしいが、遊びが一々凶悪なのでバシムとエイヴォルは互いに顔を見合わせる。
そして、土手の上側で様子を見ていた神々も険しい顔をしてその様子を見ていた。
どう見てもバシムとエイヴォルが攻撃されているようにしか見えなかったが、それをこの二人は意にも介さず、ガルムに窘める言葉だけかけている。
オーディンなど親の仇を目の前にしたような凶悪な顔つきになっているが、当の二人は気付かない。

「バシム。泥遊びの方は許可とって荒らしても良い所でやらせてもらおう」
「見た所この土地は美しい所が多いからな。半場無理にでも約束を取り付けなければ。まぁ、許可を取るのはロキの仕事だ」
『ねぇ、次は何で遊ぶ?』
「そうだなぁ。鹿狩りとかはどうだ?」
「駄目だ。これでは鹿が狩りつくされる。そういえば巨人族が侵入してきていると聞く。巨人ならばガルムのじゃれ合いにも耐えられるかも」
『遊ぶの決まった?』
「もうちょっと考えるから、泥遊びしてようか」

はあい!と元気な声を上げて、再び土の中にもぐる。
円を描くように、ボコボコと地中が盛り上がっているが、神々のストップが入らないのでまあ良いのだろう。
場所の確保や狩りの許可などは今度確りロキに取らせるとして、その様子を眺めて居る。
時折足元に潜り込んできて、引きずり込まれそうになるのを何とか交わしていると、またも怒声が降って来た。

「やはりその狼は危険だ!黙って見ていればどう見ても二人を襲おうとしているじゃないか!」

もう我慢ならんと言った体でオーディンが広場に降りてくる。
そしてその物言いに即座にエイヴォルがキレ返して噛みついた。

「何処をどう見れば襲われているように見えたんだ!片目だけじゃなく両目が腐っているんじゃないのか?」
「エイヴォル、もう一度言ってみろ。今度こそ承知せんぞ!」
「ガルムの言葉が分からない我々には、貴方達が襲われているようにしか見えん。本当に悪意がないと言い切れるのか?」
「子供なんて悪意なくとんでもない事をするものだ」

にょきっとまたエイヴォルの足の間からガルムが顔を出してキャッキャと笑い声を上げる。
相当テンションが上がっているらしく、そのままズルっと土から出てエイヴォルを咥えて行ってしまった。
完全に襲われたと勘違いしたオーディンとテュールが武器に手をかけるが、走り出したガルムの背にひらりとエイヴォルが飛び乗ったのを見て、今一度押しとどまった。

「こら!驚くだろう!」

恐怖の叫びどころか、楽し気な笑い声を上げて、やんわり窘める呑気な声が響き、テュールは一先ず臨戦態勢を解いた。
ガルムも楽し気にグルグル広場を走り回っている。

「どうやらエイヴォルの事が気に入ったみたいだな。二人の会話を聞いていると、どうも気が合うようだ」
「納得できん。何故あの小娘はあんな邪悪な生き物を庇い立てする?」
「オーディン、見通す者よ。貴方は知恵の神だというのに、何故そう目を曇らせるのだ?ちゃんと躾をすれば危険など無い。そのうち皆にもわかるよう言葉を話すようにもなる」


*****


「おい、狼!俺と勝負しろ!!」

急にトールが意気揚々とガルムに向かってがなり立てる。
するとロキとテュールは慌てたように間に入って抗議した。

「おい、トール!まさかガルムを傷つけるつもりじゃないだろうな!そんな事は許さんぞ!」
「そうです。もし怪我をさせてアース神族に敵意を持ってしまったらどうするのです?」
「なんだなんだ!?では鉄槌と雷は使用しないでおいてやる!」

脳筋トールの提案にエイヴォルとバシムは顔を見合わせた。
巨人並み……いや、もしかしたらそれ以上に頑丈で、獣に近い知性のトールであれば、ガルムの相手に申し分ないかもしれない。
他の神々は言いたいことがあるようだったが、エイヴォルはガルムに向き合い、トールの提案を受けるか確認することにした。

「ガルム。あの髭のおじちゃんがガルムと力比べしたいみたいなんだ。でも、噛んだり爪で引き裂いたりしたら駄目だ。危険な狼だと思われるからな。どうする?」
『なら、石を投げるのは良い?』
「石なら構わん。一回頭を打って大人しくなればいいのだ」
「おい!俺は良いとは言っておらんぞ!」
「元々ロキであるバシムが良いって言ってるんだから、わざわざアンタの許可までとる必要ないだろ?トールと仲良く出来れば、一緒にアースガルズ中を好きに歩けるようになるかもしれないんだぞ?」

エイヴォルの提案に、ロキはなおも噛みつきたそうな顔をしていたが、バシムが間に入り目配せをすると、渋々了承した。
トールには雷の禁止を言い渡し、ガルムと共に広場の中央で対峙する。

「そんじゃ、純粋な力比べからやるか!取っ組み合いだ!」
『取っ組み合い?』

きゅぅん?と小首を傾げる仕種をすると、その可愛らしさにトールが一瞬怯んだ。
身体は大きくても素直な子供の無邪気さには神々でも敵わないのだろう。
始める前に、トールがガルムの頭を撫で、それからガルムの胸に抱き着いて全力で持ち上げようとした。
やりたいことを理解したガルムが、同じようにトールに前足を絡めて後ろ脚を踏ん張って押し返す。
時折押し負けそうになり、両者とも仰け反りかけるが、直ぐに態勢を立て直す。
膠着状態が延々と続いて、最初に音を上げたのはガルムだった。

『ちっちゃいおじちゃん、力強いけどもう疲れちゃった!』
「トール、終いにしろ!いつまでも決着がつきそうもないし、ガルムも飽きたようだ」
『駆けっこするー!』
「トール、ガルムは駆けっこがしたいみたいだぞ!バシム、駆けっこ位だったら魔法みたいな技を使っても良いんじゃないか?普通にやっても絶対に勝てないだろうし」

肩を竦めて「良いだろう」と同意するバシムを合図に二人とも取っ組み合いを止めた。
嬉しそうに尻尾を振って駆け回るガルムと、雷を纏いながら光の速さで移動するトールはいい勝負のようだ。
目一杯体を動かせてご満悦のガルムは、いつしかトールを追いかけ始めた。
トールの体にタッチしては後ろに飛びのいて、誘うようにぴょんぴょん跳ねる。トールも楽しくなってきたのか、豪快な笑い声を上げながらガルムを捕まえようと追いかけ始めた。

「フレイア、トールに軍事指揮を任せるより、庭を荒らさないようガルムと遊んでやる任を与えたほうがいいのでは?二人とも楽しそうだ」

エイヴォルがそう指摘すると、フレイアは苦笑して「それが良いみたいね」と同意した。
害がない様子をみて、ロキとテュールもほっこりと顔を綻ばせて一神と一匹を見守っていた。

「トールやテュールが構えない時は、我々で面倒を見よう。意思疎通のできる私とエイヴォルなら、より良い躾や学びを与えてやれると思う」
「そうだな。お前たちの言う事をよく聞くようだし、ここは任せてみたらどうだ?ハーヴィ」
「強力な敵を自ら育てるようなものではないか!俺は、狼の敵だ!いつの日か、アイツは俺に牙を剥くだろう!」
「そんな調子じゃあ狼以外も牙を剥くぞ」

鋭いエイヴォルの指摘にハーヴィが忌々しそうに睨み付ける。
それを軽蔑の眼差しで受け止めたエイヴォルたちの間をテュールが慌てて遮った。

「とにかく、この件はトールとこの二人に任せよう。それよりも目下巨人族達への対処を話し合わねばならん」

テュールはエイヴォル達に早くこの場を辞すようにと小さく手を振り、同時にハーヴィの背を押してオーディンの館へと促した。
楽しそうにはしゃぎ回る戦神とガルムにストップをかけると、いい笑顔で二人とも戻ってきた。
土竜の様に土の中を潜って遊んでいたらしい二人の姿は泥だらけで、とてもじゃないがテュールの館に入れることは出来ない。
エイヴォルは苦笑してガルムの汚れた体から土を叩き落とすと、本格的な洗浄が必要だと悟った。

「さて、ガルム、泥だらけだからお水で体を綺麗にしような」
『嫌だ!このままで良い!』
「駄目だ。体中砂がボロボロ落ちて屋敷に入れられない。砂の中に潜りっこする時は絶対に体を綺麗にしないと駄目だ」
「ガルム。そうしないと屋敷に入って美味しいご飯が食べられなくなる。良い子だから洗わせてくれ」
『うー……

宥めすかしてガルムを近くの大きな池の水で洗う。
それを見ていたフレイヤは顔を顰めたが、手ごろな洗い場がないので仕方がない。
今後はガルムの湯あみ用の場所を作って貰う約束をして、今日は勘弁してもらう。
水濡れですっかりご機嫌斜めになってしまったガルムに苦笑して大きな布で体を拭おうとした瞬間、イヌ科の動物が皆とるように、ガルムは身体をブルンブルンと震わせて水けを払った。
そこに居た者全員が水気をたっぷり含んだガルムの毛交じりのシャワーを浴びて、揃いの濡れ鼠と化した。
ケラケラと一人笑っているガルムにため息を吐きつつ、残った水気を拭く為、布でガシガシと拭き上げる。
自分たちも早々に湯あみが必要だな、と言い合って帰路についた。


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