@i_tenmonooki
一面
〜旧都の旅路に異郷の童子
異時空界、人里の外れ
三時「あ〜、厄介な事に巻き込まれた」
明美「なにを今更悔やんでるの、せっかくのお出かけ日和なんだからさ、出かけないと!」
三時「めんどくせぇ〜」
明美「そんなんだから運動不足になるんだよ全く…」
???「よぉ!そこの奴!」

地の底のパンクボーイ
ディッグ
Digh
ディッグ「出会い頭に勝負だ!」
明美「好戦的な奴じゃん」
三時「目があったら弾幕バトルじゃないんだから(二回目)いきなり勝負宣告はやめろや…」
ディッグ「問答無用だ!そんな優しい世の中じゃアないぜ!」
三時「はぁ…厄介の次にまーた厄介か」
ディッグ「俺様を厄介呼ばわりするとは…お前、後悔するぞ?」
ディッグ「仲良しの船頭に作ってもらった新たな武器!『ディッグリング』の力を見せてやる!」
明美「…失礼だけど、雑魚確定」
撃破後
ディッグ「そんなァ、俺様が負けるなんて!」
三時「その武器のネーミングセンスどうにかならない?」
明美「他に何か案なかったの?」
ディッグ「うーん、他のレパートリーだとレーザーフラフープとか…」
明美「やっぱそのままでいいよ、聞いたあたしが悪かった」
二面
〜霧がかりの河川
異時空界、河川敷の船着場
明美「たしかこの辺に船着場があると思うんだけど…」
三時「こんな大っぴらな場所にあってたまるかよ」
???「タララ〜、タララ〜。」

船着場の骸骨船頭
コヴギィ
Covegie
コヴギィ「オォ、コレハコレハ。魔術師達ノ旧都ヘ?」
明美「そう。毎度毎度すまないねぇ〜」
三時「ひっ、人じゃない!」
コヴギィ「驚カセテシマッタネ。シカシ怖ガル必要ハ無イサ。」
明美「旧都市までの道を知っているのはこの船頭だけだからね。嫌でもこいつを頼るしかないんだよね」
三時「へぇ…じゃあ、頼むわ」
コヴギィ「ワカリマシタ、ダガソノ前ニ。ソチラ時ノ次女トハ初対面、チョイト試シテ良イカナ…?」
三時「やっぱり弾幕勝負は逃れられないか…めんどい」
明美「初めて乗る人には必ずやるやつなのよ、仕方ないから付き合うよ」
撃破後
コヴギィ「フム、ヨシ。乗セテユコウ。」
三時「よっしゃ」
明美「良かったわねー。だけど、船に乗ってる最中は気をつけてね?」
三時「ん?」
コヴギィ「ソコマデ警戒スル事ハナイ。タダ時間ガユルリト進ムダケ…」
三時「えー」
三面
〜不思議で不可思議な船旅
旧都市への水路
《道中開始》
コヴギィ「コノ船旅デハ、時間ノ流レガ段々ユックリニナル。」
コヴギィ「急激ナ弾速ノ変化ニキヲツケロ…!」
明美「分かってるって。」
…
《中ボス辺り》
コヴギィ「サァ、ココカラ旧都ダ。詠唱ヲ開始スル。」
コヴギィ「我々ヲ目的地へオ連レ下サイ…『アーティビュワーリゲイツ』!」
…
《ボス戦》
コヴギィ「サ、着イタ。私ハココデ。」
明美「へい、ありがとさん。」
三時「…訳わからん、景色が一瞬で異郷になりやがった…」
明美「魔術師ならやりかねないことよ。あの船頭はガイコツだけど。」
???「ようこそいらっしゃいました〜」

御伽の魔術賢者
リテール・パラゴタニア
Litayle=Paragotania
リテール「明美さん、お久しぶりです。あなたの師匠はまだ元気してますよ。」
明美「そりゃあよかった、それと…」
リテール「あ、明美さんだけじゃないのですね!」
明美「そう!唐突なゲスト。」
三時「いきなり連れてこられた三時だぜ〜」
リテール「それでは改めまして、ようこそ!」
明美「そんで、お偉いさんはなんであたしらを呼び出した訳?」
リテール「それが…ちょっと、人探しをしてくれないかなって。」
三時「なんだ、そこまで大きな異変じゃなさそう」
明美「ただの人探しなら楽勝楽勝!逆になんで呼び出した!って具合だけどね」
リテール「いえいえただの人探しじゃないんです!」
リテール「旧都の大魔道士様が十年前から行方不明で…私達も必死に捜索しているのですが見つからず…その結果、この旧都がもうもたなくなりそうなのです。」
明美「いや、あんたらでどうにかできへんの?」
リテール「ええ…できる限りのことはしています。」
リテール「しかしやはり…旧都に残る魔術師達のみの力ではどうにも…私ももう300を超えましたし…老化でしょうか…」
三時「なんかやべぇ」
三時「とりあえず探せば良いんでしょ?」
リテール「はい。でもその前に…」
リテール「明美さんとも久々に会いましたし…折角ですから遊びません?」
明美「はぁ、今度はどんなのを見せてくれるのかい?」
リテール「勿論、いつも通りの素敵な魔法ですよ。」
撃破後
リテール「二人とも強くなって…!」
三時「いや、あんたとは初対面だけど」
明美「うーん、まぁいっか。とりあえず探そう」
リテール「旧都の中心に私の知り合いの魔術師がいるの。もしかしたら彼女なら大魔道士様の行方を知っているかもしれないです。」
三時「なら最初からそうしてくれ…」
リテール「しかし…私ではどうにもできなくて…追い出されてしまいまして…」
明美「…?とりあえず行ってみようか」
四面
〜旧都の業火
魔術師達の旧都市、中心部
《中ボス》

旧都に留まる水流
ランス・クォリテ
Lans=Kuolitee
撃破
三時「ねぇ、賢者の知り合いの魔術師ってあんたか?」
ランス「少なくとも私じゃない…もしや、あの人のこと?」
ランス「もしそれがあの魔術師なら…南東の方角、開かずの扉の前で見た。」
ランス「でも、十分気をつけて…」
…
《ボス戦》
魔術師達の旧都市、開かずの門
明美「言ってた場所はここかな…」
三時「随分と大規模な扉よな…」
???「ちょっとあんた達!」

怒業の魔炎
ガトール・フェイム
Gatowl=Faim
ガトール「これ以上は近づかないでちょうだい!危険な目に遭うわよ!?」
明美「あんたがお偉いさんが言ってた魔術師か。」
三時「あのお偉いさん彼女って言ってたけどどう見ても」
ガトール「なによー、見た目で判断するんじゃないわ〜。アタシはアタシよ?」
ガトール「まぁそんなことはどうでも良いわ。早くここから出て行ってくれない?シッシッ!」
明美「この扉の向こうに何があるのさ!危険なんて平気!」
三時「むしろこんな場所今まで何度も何度も行ってるからラクショーだけどね」
ガトール「全くあんた達ってば…言うこと聞かぬワガママっ子ちゃんね!」
ガトール「アタシを怒らせたらコワいって事、誰よりも分かってるハズだけどぉ?」
明美「いや、先に言っとくけどあんたの事なんかちっとも怖くないわ!」
ガトール「ふーん、威勢のいい子たちね…」
ガトール「余計にムカついてきたわっ!どういうつもりよアンタ達っ!」
ガトール「そんなにしてまでアタシの言う事聞かない気?それならこっちにも考えがあるわ。」
ガトール「怒りの炎でアンタ達を焼き尽くすのよ…なっかなか良い考えじゃなァい!?」
撃破後
三時「巻き込まれたけど勝った〜」
明美「こいつ怒りで暴走すんのすっかり忘れてたわ…」
ガトール「なかなかやるわねアンタ達…」
ガトール「…ふぅ、やっと落ち着いたわ。アタシ、なんでこんなとこいたのかしら?」
三時「とりあえず、事の顛末を教えて。覚えてる事だけでいいから」
ガトール「アタシね、確かここに来た時にハードボイルドな僧侶に会ってねぇ…ナカナカの奴だったわよ?」
明美「うーんわからん」
ガトール「それで…気がついたらこうなってたわ」
三時「あやしいなぁ」
明美「とりあえず扉の先に行ってみましょー」
ガトール「そうすると良いわ。今度こそは止めないから。」
三時「れっつらごー!」
五面
〜焦扉の郷令
地獄跡地
《中ボス》
???「おい!」

地の底の現住民
ディッグ
ディッグ「お前達…なんでこんな所にまでいるんだよ!」
ディッグ「俺様達の希望を打ち砕きに来たんじゃ無かろうな!!」
三時「希望…?なんじゃそれ。」
ディッグ「分かってないなら好都合!さっさと帰りやがれ!」
…
《ボス戦》
明美「なんであの扉の先にパンクボーイがいるのさ!」
三時「分からん。分からんけど…何か引っかかるのや…」
三時「希望とかなんとか言ってたし…」
???「おや、これはこれは…」

地獄の悪僧
與々奴鬼 崇坊
Todomeki Soubou
崇坊「はぁ、愚かな輩が迷い込んできましたねぇ…」
三時「この声なんか聞いたことある…」
明美「まさか、面識が?」
三時「ない」
崇坊「いや、今まで何回も会ってますでしょうよ…ホラ、異時空界の結界師。覚えてますか?」
三時「え、あんたが?」
崇坊「今まで私は正体を隠しつつ…、結界師として働いてたんです。全てはこの瞬間の為…!」
明美「なんだか分からないけど、目的はなんだ!教えんさい!」
崇坊「…私の故郷、地獄の復興です。」
崇坊「先代閻魔が地獄を滅ぼしてからもう何十年…最初期から地獄に住んでいた我々のような輩は冥界になだれ込むこととなってしまいました。」
崇坊「私含めた彼らは自らの故郷に再び戻るべく、冥界の議員共とも手を組み、地上の様子を見、できる限りの努力をしてきました。」
崇坊「そして最後の手札が揃ってから約十年!準備は整いました!今こそ地獄を復活させる時なのです!!」
三時「お前がそういう系の奴だったとは…思わんかったわ」
明美「地獄の復活…も厄介だけど、あたしらは人探しをしているの。大魔道士様なんだけど。」
崇坊「大魔道士?結界を作り人々の生活を保障し、さらには地獄まで造ったあの大魔道士ですか?」
明美「知ってるのね!?」
崇坊「それは勿論…。大魔道士様は我々の協力者ですからなぁ!」
明美「どういうこと!?」
崇坊「大魔道士様は自分の存在が人々に必要とされなくなった時、深い深い地の底に御隠居なさった。」
崇坊「その時に私は、苦役の場に相応しい地を作ってくださらないかと頼んだのです。」
崇坊「大魔道士様があの時の記憶を忘れている筈がございません。私はそこにつけ込み、大魔道士様を我々の協力者としたのです!」
三時「うーん、策士というべきか単純な奴というべきか分からんけど、なんか厄介そうだから吹っ飛ばしていい?」
崇坊「おや、私にケンカを売ると?無謀なことを…!」
三時「いや、このままにしといたら地上にまで影響が及ぶからはっ倒すだけ」
明美「たしかにこいつを倒さない限り大魔道士様は帰ってこない気がするからね!」
崇坊「…良いでしょう。しかし貴方達を歓迎しているのはむしろ死の方。」
崇坊「弾幕なれども容赦は無しの、真たる地獄を見せてやろう!!」
撃破後
崇坊「…ッ、なんということ…」
三時「さっさと諦めんさい!」
明美「早く大魔道士様の所に案内して!」
崇坊「…はいはい、分かりましたよ。」
崇坊「私があれだけやっても生きの良い人間ですからね…仕方がない。」
三時「これでミッションクリアー!」
明美「なんとか安泰になりそうだわー」
崇坊(トホホ…)
六面
〜活動する大魔法
地獄跡地深層
《中ボス》
崇坊「…やはり、諦めるわけにはいきませんね…。」
崇坊「いくら貴方達が力を誇れど、我々の想いには敵わない。」

崇坊「最後の最後まで、足止めさせていただきます!!」
…
《ボス戦》
明美「なんなんだあいつ、折れたとおもったのに!」
三時「諦めが悪い奴らはどこにでもいるんだなぁ」
明美「それより…、大魔道士様はどこ?」
???「…アレ」

コヴギィ「ナゼ、コンナ場所ニ…魔術師達ノ旧都ヘ行ッタノデハナカッタノカ?」
三時「それはこっちが聞きたい。なんであんたがそこにいる。」
コヴギィ「…見た目を変えるのはもうやめにしようかね…」
明美「…まさか!」

古来現在の大魔道士
ベルナード・ツィーグ
Belnerd=Tsieg
ベルナード「…はい。私が大魔道士、ベルナード・ツィーグ。」
ベルナード「訳あって骸骨の姿となっていたが、気づいては貰えなかったね…。」
三時「でもなんでこんな姿に?」
明美「あの地獄の輩にやられたか!?」
ベルナード「…地獄の人々に協力を求められたからだという理由も一理ある。」
ベルナード「しかし、一番の目的は自身の魔力の低下を最小限に抑える為。」
三時「ずっっっと生きてる大魔道士でも歳はとるんやなぁ…」
ベルナード「はい。永命の魔術を使い生きるのも容易いことではなく、歳をとるにつれてだんだんと消費する魔力も増加する…」
ベルナード「旧都の皆の為にも、私が死ぬ訳にはいかない。」
明美「…んで、あの地獄のことは?」
ベルナード「協力する、と誓いました。」
ベルナード「したがって、これを本当の意味で終えるまではそちらには戻れない。」
明美「なっ、なんだってー!?」
ベルナード「…だが、旧都の皆にこう伝えてくれないだろうか。私はあと少しで帰って来る、とね」
三時「地獄の復活は免れないのか…やだなぁ」
明美「大魔道士さんがこんなことに協力していたなんて!あたしは全力で止めるよ!」
ベルナード「…なぜ止める必要が?私は何があろうと協力するつもりでいるのだが。」
三時「地獄が復活するとなると、こっちの地上にも影響が及ぶんよ。」
三時「それにここは魔術師達の旧都直上だし、一番に被害を受けるのは旧都なんや」
三時「あんたを慕っている旧都の魔術師達をあんたが裏切るなんて最悪の結果だ!」
明美「それでも大魔道士さん、本当にやるつもりなの!?」
ベルナード「…勿論実行する。私に勝算がある限り。」
ベルナード「協力を誓ってから約十年。この時の為、節約した魔力を存分に発揮してやろう。」
ベルナード「私を止められるものなら止めてみろ!君達の可能性を、私に見出させてくれ!」
《第四通常弾》
???「大魔道士様!」
崇坊「その戦い、私も協力致します!」
崇坊「我らの理想の為に!なんとしてでも勝利を収めるのです!!」
ベルナード「…任せた」
…
《ラストデザカ》
ベルナード「…これで最後に致しましょう。私の勝利は、すぐそこにある!」

…
戦闘の結果、二人は大魔道士達を止める事に失敗してしまった。
ベルナード「…残念だ。」
ベルナード「君達に可能性を見出した筈が、このような結果に終わるとは…」
崇坊「ふふふ、ふははははははっ!お前達に我々は止められなかった…」
崇坊「はぁ…ッ、遂に、遂に!我らの望みが叶うのだ!!」
ベルナード「はぁ…残念だ。非常に、本当に残念だ…。」
ベルナードはひときわ大きな魔法陣を展開し、詠唱を始めた。光がその場を包み込み、気づけばー
「で、何の用?」
「いつものへぼ用だよ。ホラ、研究機材とか色々。」
「おぉ、さんきゅー。セカイワタリが自由にできるようになってからというもの疲労が困憊で…」
「あいもかわらず運動してないのね…変わってないなぁ〜」
「おかげさまでね」
「それと今日、もう一人来客がくるのよ」
「うぇ〜誰や…」
ガチャン…
大魔道士の思惑は未だ読めないまま。
きっと彼の目論見が成功するまで、時は繰り返されるだろう。
bad end No.1
失格者達はまた旅に出る
ノーコンクリアを目指してがんばろう!
…
戦闘の結果、二人は大魔道士達を止める事に成功した。
三時「さぁ、観念しろ!」
明美「避け切ったあたしたちの勝ちだからね!折れろ!」
ベルナード「…良いでしょう」
三時「よっしゃ!」
崇坊「…大魔道士様…、しかし、こんな輩に止められようとまだ力はー、」
ベルナード「もう、残っていません。」
崇坊「…へ?」
ベルナード「先程の戦闘で、溜めてきた全ての魔力を出し切った。これが何を意味するのか、分かる?」
崇坊「…そんな、そんな事…!」
ベルナード「ふぅ。ここまでが、私の協力。あとはあなた方に託すのみ。」
崇坊「……大魔道士め、裏切りましたね…」
崇坊「我々がどれだけ故郷を待ち望んでいたか!最後の最後で、裏切るだなんて、…ひっ、非道じゃないですか!!」
ベルナード「だったら、夢と現実の境がなくなる時を利用し蘇らせようとしたのは、非道じゃないと?」
崇坊「うぎぎ…あれは〜、ワンチャンいけるかなぁ〜なんて、、、ゴメンナサイ非道でした」
ベルナード「…安心しな、私が裏切るといつ言った?一言も言っていないでしょう?」
ベルナード「とりあえず、土壌ぐらいは耕しておきましたよ」
崇坊「そ、それだけぇ…?」
ベルナード「あなたも私と同じく年寄りだから分かってくれよ…もう体力がもたないんじゃって…」
崇坊「そんな言葉には騙されませんよ!私自身はピンピンですからね!!」
ベルナード「…まぁ、というわけで後は宜しく〜」
崇坊「がっくし」
明美「さすが大魔道士…勝算はあらかじめ練ってあったと。」
ベルナード「はい、そうです」
三時「ねぇこれ私らが出てきた意味なくない?」
ベルナード「そういう事になりますな〜」
明美「うぇ〜、体力が無駄に減らされただけだった〜」
三時「筋肉痛になったらあんたらのせいだからな〜」
ベルナード「ごめんなさいね〜、さ、旧都へ帰りましょ」
二人「しょんぼり」
グッドエンディングNo.1
大魔道士の思惑通りに
ノーコンクリアおめでとう!
激しい弾幕のわりにはあっけなかったね…