〔強戦装甲パワードスーツについて〕 【強戦装甲パワードスーツ】 主に戦闘や特殊環境下での作業に用いられる特殊装甲衣服のこと。装着者の身体能力をサポートするマッスルスーツの上に装甲を肉付けするのが主流であり、二重構造となっているのが特徴。強戦装甲パワードスーツは正装着者IDを登録して初めて使用可能となり、別途用意されるデバイスにIDとパスコードを入力するか生体認証をクリアして装着できる仕組みとなっている。この際、装甲とスーツが量子分解され、後に転送用衛星を中継して電送され、装着者の身体を覆う形で再構築される。 【アンダーアーマー】 強戦装甲パワードスーツの装着に必要なマッスルスーツ。軌道エレベーターにも使われる特殊CNT繊維で構成されており、弾丸をも跳ね返す硬度を持ちながらも、窮屈さを全く感じさせない軽量さと柔軟性を兼ね備えている。機種毎に専用のアンダーアーマーが存在し、装甲装着時、ガイドサーキットが浮かび上がる。 【盾装者じゅんそうしゃ】 強戦装甲パワードスーツを装着した者、またはシールドライバーを保有し装着権限を得た者の総称。ほとんどの強戦装甲パワードスーツはフルフェイスマスクなどで素顔を覆い隠すことから、武装解除するまで相手が誰なのか分からないのが通例と化している。そのため、呼称を統一し、意思疎通を遠隔にするべく「盾装者」と名付けられた。 【シールドライバー】 強戦装甲パワードスーツの転位実装を行う時に必要となるデバイス。腰に巻くベルト型や、手首に巻く腕時計型など様々なタイプが存在し、装着者の「盾装じゅんそう」という掛け声でシステムが作動する。また、スマートリングに専用のアプリをダウンロードすれば、スマートリングにシールドライバーの機能を持たせられる。 【転位実装】 強戦装甲パワードスーツの瞬間装着システム。スマートリングにインストールしたアプリ、またはその他のデバイスを介してデータを送信し、アンダーアーマー及び装甲パーツを量子転送、装着者の肉体に沿って再構築されることで瞬時に強戦装甲パワードスーツを装着できる。量子転送には専用の衛星が用いられ、他の惑星にいても衛星を介して転位実装できる。 【強戦乗塞パワードビークル】 強戦装甲パワードスーツとは異なる非人型の局地戦兵器で、主に多脚戦車やバイクなど強戦装甲パワードスーツに付随する乗り物のことを指す。コックピットがあるタイプの強戦乗塞パワードビークルはアンダーアーマーだけ装着した状態で搭乗することもでき、中には降りた瞬間に装甲パーツが転位実装する機種もある。 【強戦装甲パワードスーツの試用目的を兼ねた提供】 最近ではテスターとなるファクトリーの生徒向けに強戦装甲パワードスーツを提供する企業も増えている。レトファクトリーでは試作型の強戦装甲パワードスーツがテスト目的で貸出されていたり、ヒューレーファクトリーでは企業と共同で強戦装甲パワードスーツの改良と研究を行っているなど、企業とファクトリーとの結び付けを密接にする要素となっている。
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