世界観に関する非公式の妄想独自設定の詳細版。話の中にはほとんど出てこないレベルの物なので、読まなくても問題ない。時々改訂。
@F_E_Clair
2P目:浮島
3P目:人工空間形成装置・物質変換炉
4P目:浮島関係の歴史(概要・暫定)
■浮島(ふとう)
外観

★概要
時空の狭間に設置された人工空間。
人工空間形成装置を中心に形成される姿が、
時空の狭間に浮く島に似ているので、浮島と命名された。
元々は農地の問題を解消するために各国共同で開発されたが、
現在は農地に留まらず多彩に活躍する。
★構造
空間を形成・維持する人工空間形成装置が島の中央部の地下に埋まった形をしている。
島は空間の無駄をなくすため、大抵円に近い形状をしている。
外縁部は雲海や海などで囲まれており、徒歩での行き来が不可能な構造を取る。
ちなみに、一番端に行くと反対側の端にワープさせられる。
※本丸の場合
面積は外縁の雲海を含めて8~10km四方に収まる。
小笠原諸島の父島・伊豆諸島の新島が収容可能なサイズ。
島型の陸地部分は山と平地両方を含み自然豊か。海はない。

※補足
設定が違うとメンテ方式も違うため、設置場所の構造が異なってくる。
通常設定は技術者以外立ち入り禁止。
パロ設定は、詩魔法詠唱用の設備までは立ち入り可能。
★用途区分
農園浮島(ファーム)、研究浮島(ラボ)、城塞浮島(ベース)、居住浮島(タウン)の4種類が存在する。
居住浮島は実質「その他」なので、バラエティ豊か。
本丸と審神者の町は歴史防衛拠点であるため、城塞浮島に分類される。
居住区付きの物は、本丸の審神者のような働き方も多い。
普段は住み込みで、休日や長期休暇に現世に戻るような働き方である。
Lファーム(農園浮島)
直径10km以上の規模で、農園に居住区が併設される型が一般的。
育てる物が海産物だと養殖浮島、畜産物なら牧場浮島など、細かい分類もある。
Lラボ(研究浮島)
農園に近い物や、大規模施設を構える必要があればファームに準じる。
それ以外の場合、小規模型の中でも小さいもの(直径5km未満)もある。
初期から存在するタイプ。
Lベース(城塞浮島)
初期は、軍事機密を扱う施設や訓練基地が多数作られた。
現在は各国とも歴史防衛拠点が大半を占める。
本丸をはじめ、完全に本宅として居住可能な水準の居住区を備える。
Lタウン(市街浮島・居住浮島)
町タイプの人工空間。上記以外全ての浮島が分類されるため、規模もバラエティ豊富。
貯蔵型の設備は、移動先の空間と直結した倉庫感覚で扱える仕様が多く、閉鎖空間型が多い。
他は大体が開放空間型。特に別荘地タイプは大型。
居住区としての機能が本分なので、1ヵ月住んでも生活には全く困らない。
まさに小さな町としての機能を備えている。
★規模
小さすぎると維持効率が落ちる都合で、現在用いられるものは直径1km以上が主流。
小型の物は閉鎖空間型が多く、貯蔵施設や倉庫に使う。
中型以上の物は全て開放空間型で、本丸のように自然環境を再現したタイプ。
様々な用途に用いられる。
↑維持効率が悪い
閉鎖空間型実験機・原初の浮島(直径数十m・ギャランティ型)
超小規模閉鎖空間型(直径数百m~1km・ギャランティ型)
↓維持効率が良い※大型化する程、最小の常駐必要人員が増加する。
小規模閉鎖空間型(直径1~10km・ベストエフォート型)
小規模開放空間型(直径1~10km・ベストエフォート型)
中規模開放空間型(直径11~20km・ベストエフォート型)
大規模開放空間型(直径21~30km・ベストエフォート型)
★維持
空間自体の維持は時空の狭間のエネルギーを用いるが、
内部の環境維持は住民の霊力を充てる型が現在は一般的。
住民から徴収するタイプには環境を維持するための最低人数が設定されており、
内部の住民がこれより少なくなると指定通りの環境維持が出来なくなり、
最低限の維持しか行わなくなる。
これをベストエフォート型と呼び、内部の人員に依存しないタイプはギャランティ型と呼ぶ。
さらに、維持に用いるエネルギーに付喪神などが持つ神力も使える物もあり、
本丸などではこちらが採用されている。
★管理システム
浮島の形成と維持に関わる全てを統括する中央制御システム。
物質変換炉で形成する物質も、ここに組み込まれたプログラムに従っている。
パロ設定では詩魔法詠唱支援機能も持つ。
★セキュリティ
全ての浮島は、不法侵入に対する防御システムとして結界を持つ。
性能や強度はばらつきがあるが、
基本機能は城壁というよりも不正アクセスを防ぐファイアウォールが近い。
本丸など、城塞浮島に分類される浮島は襲撃を想定するため、
他のタイプの浮島よりも高機能で堅牢(大人数で襲撃をする理由の一つ。)
★価格
構築面積当たりの装置価格は、
ギャランティ型(初期・小規模向け)>ベストエフォート型(現在主流・大規模向け)
構造の違いもあるが、そもそもギャランティ型は古い機種が多く、
それもあって費用対効果が悪い。
製造費は装置本体の製造費用の他に、生成する空間の設計費が別途かかる。
本丸のように、内部の地形や建造物のテンプレートを使い回しで量産する事は珍しく、
普通は用途に合わせて細かくカスタマイズする。
設計にかかる時間は、現世で建物や町を作る時とあまり差がない。
価格のざっくりした感覚は、
「億万長者なら個人でも持っているが、普通は企業じゃないと買えない。」
主流の型では内部に常に一定数の人員を常駐させる必要があるので、
その維持コストを考えると個人で持つのはかなりの例外といえる。
■人工空間形成装置
★概要
浮島を形成する大型装置。
浮島の中央にあり、普段は地下に埋まっているためにその姿を見る事はない。
浮島を形成する過程で装置そのものを自己拡張する姿は、
機械でありながら成長する生き物のようであり、植物に例えられる。
★各部の名称
自分で生成した物質から形状変化をする様が植物に例えられ、植物由来の命名が多い。
よって、ランナーはイチゴやオリヅルランなどで見られる走出枝の意味。
コア→装置本体。物質変換炉を内包する心臓部分。展開前の状態は「シード」とも。
シェル→コアを保護する外殻。
ステムorルート→コアとロゼットを繋ぐ縦穴。
ロゼット→エネルギー収集装置。浮島の最下部にへばりつくように展開する。
造成マーカー→造成モード中のみ出現。空中に浮き、造成ポイントを描画。
翼錨(よくびょう)→浮島を座標に固定する装置。航行モード中は推進装置に変形。
ランナー→親機と子機を繋ぐネットワークの事。
ランナー型orクラスター型→親機と多数の子機からなる形成装置。
コロニー→ランナー型(クラスター型)において、親機と子機を合わせた装置全体の事。
親株→親機の事。これ単体で大規模解放空間型と同等の維持範囲を持つ。
子株→子機の事。親機が形成する。単体の規模は小規模解放空間型と同等。
★モード
中央制御システムに指示を出す事で、モード切替が行える。
一時的に高出力を求められるモードは装置にも負荷がかかるので、
環境維持機能に関しては省力モードと同等まで落ちる。
これは自然な気候・季節の再現を停止し、毎日同じ気温と長さの昼夜を繰り返すような状態。
また、防衛モードを持っているのは城塞浮島を形成するタイプの装置に限られる。
通常=平常時のモード。
省力=通常使える多くの機能が停止し、環境維持機能も最小限になる。
停止=空間生成前や稼働停止後の状態。
防衛=防衛戦専用。特化した専用機能が使えるようになる。
造成=空間構築用。設置時の他、後から空間や土地を形状変化させる際に用いる。高出力。
航行=浮島の座標を変更するために用いる。高出力。
★エンジン
時空の狭間の星影と呼ばれるエネルギーを扱える、スターダストエンジン。
3系統存在する。
住民に環境維持用エネルギーを要求しないギャランティ型は、アルファ・ポラリス型。
環境維持に住民が持つ霊的エネルギーを用いるベストエフォート型は二種類存在し、
霊力のみのシングルパワーはベータ・シリウス型、
神力も併用可能なダブルパワーはベータ・リゲル型。
ベータ型は連星から命名。
ちなみにスターダスト「システム」と呼ぶと、
時空の狭間のエネルギーと物質から浮島を形成・維持するシステム全体を指す名称になる。
★機種名(装置本体の名前・管理システムの名前)
装置本体の名前とシステム名は、一致する事もあれば異なる事もある。
同じ装置でも、搭載するシステムを変える事で違う用途の浮島を管理する事が出来るため。
本丸関係の浮島は、ほぼ全ての装置・システムに城塞浮島の機能が基礎にある。
本丸と演習島が装置名・システム名共に「天守閣」。
それよりも大型の浮島用の装置名は「天領」。
この天領を使って、憩いの地として町の機能を加えた浮島を作る場合は、
審神者の町(大城下町)のシステム「城市」を搭載。
食料生産拠点としての機能を加える場合は、付喪の厨(大御厨)のシステム「御園」を搭載。
その他、本丸より小型の浮島を形成する装置&システムには、
大御蔵の「正倉」、付喪神研究浮島である斎垣の、「御殿」がある。
■物質変換炉
★概要
人工空間形成装置のコアに内蔵されている装置。
その名の通り、物質を別の物質に変換する。
人工空間形成装置に内蔵されている物は、
時空の狭間に存在する物質「星屑」などから、現世に存在する物質を形成する。
形成可能な物質は、中央制御システムのプログラム次第。
現世の物質を別の物に変換する事や、
本来その物質にはありえない性質を持たせる事も演算出来れば可能。
だが非常に厳しい規制があり、変換可能な物質の仕様や使用場所は厳格に規定されている。
元々は物資の運搬が大変な宇宙ステーションのために、各国共同で開発された。
そのため、最初の実用機は宇宙に送られている。
★役割
浮島を形成するあらゆる物質を生成する心臓部。
ちなみに、浮島内で出たごみは全部この炉に放り込まれ、各種資源として再生される。
この際の処理は星屑などから物質形成する処理と変わらず、見ようによってはかなり雑。
■浮島の歴史
※現時点での設定。西暦は大雑把で本決定の保証はなし。
「22世紀に必要技術含めて出揃い、現在存命の全世代にとって当たり前にある機械」
という存在が浮島であるという事だけ固定されている。
22世紀
2135年頃まで
並行世界実在論の提唱。並行世界の存在が確実視される。
これが後に時空の狭間の発見に繋がる。
2140年頃まで
後の浮島に繋がる基礎技術が出揃う時代。
物質変換炉登場。当初、宇宙ステーションのために考案された。
宇宙は物資を運ぶのも大変なので、その場で作れたら楽という感じ。
膨大な資金が必要なのは当初から分かっていたので、各国が共同で開発した。
完成後、宇宙で大活躍した。環境問題解決にも限定的に用いられ、成果を上げる。
この頃、物質変換炉は国家だけの所有物であった。(ある意味では兵器類と同じ。)
2140~50年頃
時空の狭間が発見される。
エネルギーと物質がある事が判明し、スターダストエンジンの開発が始まる。
この頃も農地や土地問題で大変困っていたので、
物質変換炉と組み合わせた人工空間を設置するアイデアが生まれる。
閉鎖空間型の実験機・原初の浮島が大成功を収める。
2155年頃
遅くともこの頃までにはギャランティ型浮島が発売される。
エンジンは霊力を利用しないタイプで、今でいうアルファ・ポラリス型。
生成可能な空間のタイプは閉鎖空間型のみ。
開放空間型は望まれていたものの、価格や規模の面で難しかった。
手狭なため、当時は研究所、倉庫、作物工場としての利用が大半。居住用はほとんどなかった。
面積当たりの価格も後世よりずっと高額。
2160年頃
霊力や神の存在が実証され、エネルギー源としての利用が始まる。
ベータ・シリウス型のエンジン開発が始まる。
規制がまだ存在しないため、無茶なやり方をする研究者が後を絶たず、あちこちで事故を起こす。
研究体制の規制の準備を進めていた矢先の2163年に、神力抽出事故が発生。
翌64年に文化財保護法改正。
2170年頃
内部の人員から徴収した霊力を環境維持エネルギーに用いる、ベストエフォート型浮島が発売される。
霊力を併用する事で環境維持コストが安くなり、開放空間型が登場。
一気に用途が拡大する。また、一般人が身近に感じるようになるのはこの頃。
それまでは作物工場や倉庫の名前を見る程度であった。
2245年頃に10~20代の審神者達から見ると、祖父母世代が子供の頃の話。
2170~80年頃
神力について国が研究を管理する頃。
霊力と神力の2つを環境維持エネルギーとする、ベータ・リゲル型エンジンの開発が進む。
2180年頃に政府は付喪神研究のため斎垣を設置。
2235年(※23世紀に入ってから。位の解釈で十分。)
親機・子機のネットワークで運用され、
従来より大型の空間を形成可能なランナー型(クラスター型)浮島が発売。