@Rom_Dagashiya
第一章 行って帰るは鳩の仕事 ――聖耳界 斑鳩町 待ち合わせ場所
♪斑鳩町で待ち合わせ ~ Meeting Time
千鶴「着いたわね。」
?「お待ちしておりました千鶴様。申し遅れましたが私、『斧芋 紫冠』と申します。以後お見知りおきを。」
千鶴「ええ。よろしく。」
紫冠「ではさっそく宮殿へ参る……とその前に。」
千鶴「お?」
紫冠「千鶴様、翻訳機の方を装着願います。聖耳の民全員が翻訳機をつけているわけではありませんので。」
千鶴「そうだね。」
千鶴「Made in Sunaike、凄いな……。」
紫冠「準備も整ったので改めて。」
紫冠が千鶴との会話を終え、振り返ったその時だった。
二人の目の前に空から一人降りてきたのである。
ストン
綺麗に千鶴たちの目の前に着地したそいつは営業スマイルを浮かべながらこっちを見た。
?「こちら『クオン運送会社』です。」

紫冠「マズい!セールスマンだ!」
伝斗「まだ何も届けていませんよ?」
千鶴「え? 何々?」
紫冠「と、とりあえず走りましょう!」
千鶴「……。」
伝斗「おっと、そちらは見ない顔ですね……。」
紫冠「ちょっと? 千鶴様!」
伝斗「そんなあなたに、私から敗北を届けましょう!」
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第一章 ボス
白服のセールスデリバリー
佐々木 伝斗
Sasaki Dento
♪運送業者の豆鉄砲 ~White Pigeon!!
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「ピジョンズビーンショット」
「鳩の豆鉄砲」
「差出人不明の封筒爆弾」
「差出人不明の段ボール爆弾」
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千鶴「なんというか、どこにでもこういう奴はいるのね。」
第二章 天翔る漆黒の軟体 ―― 聖耳界 斑鳩町 宮殿への道
♪雀の子そこ退く間も無くマッハスピード
?「どけ――!!!」

千鶴「え、今の黒いやつ何……? ミサイル?」
紫冠「すみませんね……あれは『黒駒』です。」
紫冠(また逃がしたのかあいつ……。)
?「すみませ――ん!」

千鶴「おっ、誰だ?」
麻呂「さっき通った黒いミサイルはどっちに飛んでいきましたか?」
千鶴「あっち。」
麻呂「ありがとうございます……ゲッ!紫冠様!?」
紫冠「『黒駒』を逃がしたうえあからさまに嫌そうな声を出すとは、一旦お灸を据えますか、麻呂。」
紫冠「千鶴様、少しご助力を!」
千鶴「えぇ――!!」
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第二章 ボス
宮仕えのエンジニアマスター
白塚 麻呂
Shiratsuka Maro
♪エンジニアの日常
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「スピンドライバー」
「スパナ・ザ・ブンナゲル」
「即席ロケット ――クロコマ計画」
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麻呂「すみませんでした……。」
千鶴「というかずっと思ってるんだけどさあ、早くその『黒駒』を探しに行った方がいいんじゃない?」
紫冠「そうですね、見失ったからには探さねばなりませんね。行ってきなさい。」
麻呂「はい!」
第三章 握れぬ弓矢の決意 ―― 斑鳩宮 難門
♪通り難し難門 ~ Passing is Hard
紫冠「着きました。ここが斑鳩宮です。」
千鶴「はぁーー結構でっかい。」
紫冠「では入りましょう。」
シュパッ
?「おっと、ここを通るならオレが相手だぞ。」

紫冠「この者には私が付いてます。」
一尉「ダメだ。オレと手合わせしろ。」
紫冠「仕方ありませんね……。」
千鶴(折れた!?もうちょっと交渉してよ……。)
紫冠「千鶴様、行きますよ!」
一尉「久しぶりの訪問者だ、タギるぜ!」
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第三章 ボス
聖耳界のトップスナイパー
都見埜 一尉
Tomino Ichii
♪一意に定まるトップアロー
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鏑矢「戦の合図」
撃墜「木の上の守屋」
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一尉「うーむ、これほど強いか……よかろう、これは『禁忌』を使うに値するようだ。」
紫冠「貴様!まさかあの「儀」を!」
一尉「まあ、読まなければ死にはしないさ。読まなければ。」
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「トミノの地獄」 //耐久
♪トミノの地獄
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紫冠「大丈夫ですか!千鶴様!」
千鶴「なんだいまの……言葉にできないこの……恐ろしさ。」
紫冠「大丈夫です。ただのまやかしです。」
紫冠「一尉、やりすぎです。」
一尉「結果としてよけられたんだ。大丈夫さ。」
紫冠「とりあえず、先に行きましょう。」
千鶴「あ、はい。(やっぱ慣れてるんだなぁ……。)」
第四章 表裏を知るは二面相 ――斑鳩宮 超難門
♪超・難門!!!
千鶴「また、門?」
紫冠「ええ、そうですよ。」
千鶴「超難門ねぇ……。」
紫冠「はい。難門を超えた先にあるから超難門なんですよ。」
千鶴「その『こえる』ではないよなぁ……。」
紫冠「ん?何か?」
千鶴「いいえ、なんでも。」
紫冠「ここにもさっきの一尉みたいな奴がいます。」
千鶴「えぇ……。もうあの恐怖はこりごりだよ……。」
?「ヤーヌシー。」

紫冠「あ、起動した。」
千鶴「起動!?」
?「カイドスラカマイ、イカルクルート!」
紫冠「これはですね……おそらくイカ語でしゃべってるようなんですよ。」
紫冠「今は設定をいじって起動の時のこのセリフ以外はタコ語にできたんですけどね。」
紫冠「ってことで、頑張ってくださいね。」
千鶴「何だって?この流れはまさか……。」
家主「ターゲット確認。試験を開始。」
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第四章 ボス
表裏を見つめる二面相
橘 家主
Tachibana Yanushi
♪表裏を返すは紙一重 ~ Double Face
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表裏「本音と建前」
表裏「破壊と創造」
節介「良心と悪心」
節介「善と悪は紙一重」
「リバースオブフェイス」
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家主「試験完了。」
千鶴「ふう、超難門の割には思ったより楽だった気が……。」
紫冠「一尉があの儀札を使ったから簡単に見えるだけです。多分。」
家主「電源オフ。」
家主「カイガライライ、イカルクルート!」
紫冠「家主は一応自我もありますし、記録とかも正確に取ってくれるので重宝してるのですが、このセリフだけ直らないんですよね……。」
千鶴「へ~。」
第五章 誉れ高き紫色の冠 ――斑鳩宮 朝堂院聖耳堂 蛸族院議場前
♪弾幕は激しく厳かに ~ Noble Place
千鶴「ふう、これが議場の扉……。」
千鶴「この中で聖都句蛸さんは待ってるのね?」
紫冠「ええ、そうですとも。」
紫冠「千鶴様、ここまでの試練お疲れ様でした。それでは最終チェックに参りましょう。」
紫冠「最終チェックはこの私、紫冠が務めさせていただきます!」

千鶴「チェック終わりの雰囲気だったじゃないか今。」
千鶴「っていうかどうしてあっちに呼ばれたのにこんな戦わなくちゃならないわけ?」
千鶴「まあいいや、そういうもんでしょこの世界。」
紫冠「準備はよろしいですね?」
千鶴「ええ、かかってきなさい!」
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第五章 ボス
聖耳界のナンバー2
斧芋 紫冠
Onoimo Shikan
♪ノブレスオブリージュ ~ 誉れ高き冠
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※思いつかないので一部だけ
「紫衣の宰相」//最後の儀。耐久
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千鶴「よし、勝ったわね。」
紫冠「では、議長席へとお連れいたしましょう。」
千鶴「ほんと、ようやくね。」
第六章 和を貴ぶ世の賢者 ――朝堂院聖耳堂 蛸族院議場 議長席「夢殿」
♪議長席まで一直線 ~ Straight Attack!
千鶴「さあ、聖都句蛸さん、でてきなさい。謁見しに来たわ。」
?「言葉遣いが謁見に来たものとは思えないが、まあ私が呼んだんだ。当たり前なのか。」

千鶴「お、分かってる。」
句蛸「私が聖耳界の賢者、聖都句蛸である。ここにお主を読んだのは他でもない。お主を試すためであるぞ。」
千鶴「でしょうね、試す以外の目的だったらこんな道中で絡まれたりしないもの。」
句蛸「それと、『全世界コッペパン協会』の防衛大弾頭であるお主に頼みたいことがあるのだが……。」
千鶴「ほう、何の仕事だ?」
句蛸「と、その前に。ここからは私が直々に依頼をこなせる人かどうか調べさせてもらおうぞ。」
千鶴「ですよね。」
句蛸「私一人の弾幕も避けられぬようなら、依頼をする価値はないということぞ!」
句蛸「いざ勝負!」
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第六章 ボス
聖耳界の賢者
聖都 句蛸
Seito Kutako
♪此処に聖耳の種を蒔け ~Noting comes of nothing.
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翻訳「マルチリンガルスピーカー」
冠位「十二階の螺旋階段」
「十七条の『最高法規』」
「和を以て貴しと為す」
「聖耳の理念、その野望」
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エンディング
♪世界を治めし聖耳の力
千鶴「勝ったか。以外と粘ったわね。」
句蛸「執念だけは強いものでな。」
句蛸「さて、お主への頼みのことだが。」
紫冠「アレを見せていいのですか?あくまでも部外者ですよ!」
句蛸「いいのだ。家主、メッセージを。」
家主「ヤーシー(メッセージを見せる音)」
「あの時と同じ日付、時間に行動を開始する!ソ月モ日決行だ!」
「ふっふっふ、まさかあの『犬ヶ蓑家一族』が本当に手伝ってくれるとは句蛸、お主も運が尽きたのう。」
句蛸「このように、反乱を起こそうとしている者たちがいる。鎮圧を手伝ってもらいたいのだ。」
千鶴「あの一族と言えば!?あの湖に頭からぶっ刺さってる奴じゃ」
涼「それは『犬神家の一族』!!これは『犬ヶ蓑家一族』!!」
千鶴「あ、本当だ。ってあんた居たの?」
涼「まあね~遠隔操作。で、ソ月モ日っていつ?」
句蛸「明後日である。」
句蛸「……そうだな、一旦帰ってもらうことで油断したところを突いてやろう。」
句蛸「では、当日頼む。」
千鶴「え、作戦とかは?」
句蛸「当日、相手の出方を見てからだ。」
千鶴「あっそうなのね。」
千鶴「そんじゃあ私はここらでお暇させてもらいますか。」
紫冠「今日はわざわざありがとうございました。」
千鶴「いえいえ~。」
エンディングNo.01
――謁見終了
お疲れ様でした!
♪物語はまだ序章に過ぎず
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