ハス探のまとめ第二弾。いつも通り会話文のみが多め。
@hirop573
【特殊言語大喧嘩】
「……!ーーーー!」
『……、……』
「おや、喧嘩かな。あれはノートンと…」
「げ。ハスターか。あいつらの喧嘩とか初めて見たぞ。止め、」
「※●◎〒⌘!?*¥⁑〆∫◆*Å※@★!!」
『e890bde381a1e79d80e3818fe381aee381a0。e9a0ade381abe8a180e3818ce4b88ae381a3e381a6e38184e3828be3819e』
「え」
「は?」
「あぁぁあア!!」
『e381b5e38186e38280e38082e59bb0e381a3e3819fe38082』
「まずいまずい。これは私でも分かるぞ」
「おいノートン!ハスター!!お前らだけで分かる喧嘩をするな!!」
………
「…………」
「落ち着いたか」
「ごめん。もう大丈夫」
「…事情を知ってる私達だからこそなんだろうが、理由を聞いても?そもそもあれは喧嘩だったのかい」
『まぁ些細な事ではあったか』
「…………」
「おいまさかお前」
「…はぁ」
「忘れちゃったな」
「はぁぁ…」
『何故お前が落胆する必要がある』
「安心してるんだよ…」
「禿げるんじゃね」
「サベダー、今度の試合楽しみにしているといいよ」
……………
「…………」
『理由はどうあれ、らしくない事をしてしまったな』
僕だって分かってる。らしくない事をしてしまった、なんて。
なんでだろう。お互いに悪かったはずなのに、まるで僕だけが悪いみたいだ。あ、駄目だ、これはまずい。視界が、滲む。
「……」
『………ノートン』
「ごめ、…う…?」
俯いて見えないようにしていたのに、この邪神は察しが良い。やめて。優しくしないで。
『すまなかったな』
「!…ひ、はは…う、うううう」
優しいなんて、あなたらしくない!
【安定剤】
「ハスター!ハスター!」
『傭兵の。如何した』
「あいつ!ノートンがまた発作で…!」
『あいわかった。案内せよ』
「は…。ヒューッ…」
「連れてきたぞ先生!」
「あらありがとう!ハスター、どうかお願いね」
『うむ、任された。…ノートン、分かるか。我だ』
「は、ふ……はす、た……?」
『うむ』
「ごめ、なさ……」
『喋るでない。ゆっくり、確と息をするとよい』
「…………」
「…寝たかしら」
「不思議なもんだな。医師でも治せないのに邪神で治まるとは」
『この者のコレは病ではない。呪いである故、人の手では治らぬ』
「…貴方が言うならそうなのでしょうね」
「フン…」
『不満か、傭兵の』
「当たり前だろ。本来そいつは俺達側だ。俺達で治してやりたいだろ」
『……フ、そうさな』
「笑うなって」
…………………………
「ごめん、ハスター。毎回来させてしまって」
『些細な事よ。そなたが気にする事ではない』
「あなたには些細でも僕が気にするんだよ。…聞こえてたよ。僕のこれは呪いなんだって。治らないんだね」
『左様』
「正直だな。嫌いじゃないよ。…ありがとう、もう行く、」
『………』
「えっと、離して欲しいんだけど」
『今宵はここに居ると良い』
「でも戻らないと」
『そのような顔をさせて我が易々と帰すと思うてか』
「…何も、しない?」
『希望とあらばやぶさかではないが』
「やめて。……ありがとう」
『我は何もしておらぬ』
「それでも」
『そうか』
【寝かしつけ邪神】
「…すー…。すー…」
「よく寝るなぁこいつも」
『ここがよく眠れると言っておった。己の寝具では眠れぬと』
「なるほど。だから時々くまができてる訳か」
『…それは本当か』
「え?そうだな。…あれ、なんかまずい事言ってしまったか俺」
『傭兵の。今日この者の試合予定はあったか』
「ノートンの?今日…夜に一回あるな」
『ふむ、夜か…』
「棄権させるのか?」
『いや。夜ならば間に合うだろう。我も予定は無い故』
「…そうか。しかしこれだけ喋ってても起きないな」
『ふはは。慣れというのは恐ろしいものよ』
「違いない」
……………………
「……今日の試合皆に声かけられたけど何でか知ってる?」
「お前自分の顔鏡で見ろ」
「?なんで。そんな変な顔し…て…」
「な?」
「……だからあのひとの前で寝るの嫌なんだ」
「ぐっすりだったじゃねぇか。跡が付くぐらいなんて」
「だからなんだって」
「あー。それが嫌で一人で寝ようとしてんだな」
「そうだよ…」
「でも眠れないと」
「そうなんだよ……」
「それであいつに捕まると」
「屈辱だ…」
「……あ、それでなノートン」
「何」
「俺余計な事言っちまったかもしれない。近々あいつまた寝かせにくるぞ」
「!?どうして!」
「だから…って、あ」
「うわっ…!うわうわあのひと自ら来てるんだけど!?怖いって!」
「悪い。ほんと悪い…」
「覚えてろナワーブサベダー!!」
「お前のそんな大きな声久しぶりに聞いたわ」
【ぼくのだもん】黄衣の王×おかっぱ
お兄さんこんにちは!お兄さんもビョーキなの?
僕もなんだよ。僕ね、なかなか治らないビョーキみたいでせんせーたちが頑張ってくれてるの。
あとね、この子もいっしょだからこわくないんだ。はすたーって言ってね、この子が僕を守ってくれるって!かっこいいんだよ。へへ。
…どうして?この子は僕といっしょにいてくれるって言ったもん。だめじゃない。だめじゃない!
やだ、やだぁはすたー!返して!はすたぁ!
『ノートン』
あ、はすたー!はすたーだ!
『探したぞ。余りウロウロするでない』
…ごめんなさい。だって、お部屋だと楽しくないもん。
『イライも庭に出ておる。共に遊ぶがよい』
ほんと!?いらいもいるの!
『あぁ。…その前に挨拶をしてからだ』
あ、そうだった。ばいばい!…あれ、返事がないよはすたー。
『む。そうか。この者は寝ているのだろう。行くぞ』
はぁい!
【邪神とランチ】
「こんにちはハスター。隣いい?」
『好きにせよ。どうした、今は昼時のはず。仲間と共に過ごしているのではなかったか』
「常日頃一緒にいる訳じゃないよ。僕は三日に一回ぐらい昼を共にしているだけさ」
『そうか』
「あなたは食べないの」
『食事は不要だ』
「ふーん。まぁいいや。いただきます」
『うむ。確と食べ、血肉にせよ』
「ふぁあっへふへ」
『………』
「んぐ…。なに」
『いいや。落ち着いて食べよ。誰も取りはしない』
「お腹空いてたんだ。あなたしかいないし許してよ」
…………
「あの方あくまでも邪神ですよね?」
「そのはずだけどね」
「どこにも片鱗がない…」
「彼…ノートンがすごいのかハスターが平和ボケしてるかどちらだろうねぇ」
【タダより怖いものはない、わけではない】
「………」
『どうした。こちらへ来るとよい』
「聞いてもいいかな」
『なんだ』
「あなたが自分の肖像画に興味が無い事を前提に話すのだけど、ここ、邪教徒の住処か何かなの?」
『何故そう思う』
「何故って…その肖像画、薄暗さ、明らかに水中。僕は身の危険を感じてるからだけど」
『安心せよ。そんな輩はもうここに誰一人として残っておらぬ』
「まぁここに御本人が来るなんて事想像してないだろうしね…。でもこの窓はすごいな。色んな魚がいる…」
『……フ』
「何」
『いいや。そなたも人の子よなと思っただけだ』
「…あっそ」
『この部屋は好きに使え』
「…?何を言っているんだ」
『?』
「こんな豪邸、タダだって?そんなうまい話があるか。僕は見返りを求めない偽善者が嫌いだよ。…何を考えているの」
『ふむ…。そなたはそうなのだな』
「質問に答えて」
『ではこうしよう。我はそなたにこの部屋を与える。そなたはここで何をしても良いし、何を持ち込んでも良い。だが我も立ち入る事を認めよ』
「…勝手に入るってこと?」
『そうだ』
「………。……この部屋に見合う条件じゃない…」
『存外と我儘だな。…では一つ』
「?う、なに?あなたの手は冷た、」
『情事は、我の好きな時に』
「じょ…うじ…?」
『そうだ』
「……ぅ、あ…?……。…えっ!?」
『どうした。そなたが釣り合わぬと申したのであろう』
「ばっ…!そう、だけど!急に重くしないで!!」
『そなたの言い分は未だ謎が多いな。だからこそ愉快だが』
「馬鹿にしてる!?」
『愛いと言っている』
「愛…っ!?う、うぅぁ…もうなんなんだこのひと…」
『それでどうだ、この条件ではまだ足りぬか』
「話聞いてた?急に重いって言ったの。…する時は、聞いて」
『む。それはならん』
「どうして」
『そなたが拒むであろう』
「そりゃあ…嫌な時は」
『それは許さぬ』
「……いやだ」
『ならぬ』
「嫌だぁ…」
………………
「卑怯…げほっ…このひとほんと嫌だ…。してる最中に言わせるとか…最低だ…」
『そなたが頷かんからであろう』
「やっていい事と悪い事があるって知ってる?」
『知らんな』
「本気で嫌な時は泣くからね」
「いつも泣いておるではないか」
「生理現象だから!!」
【乱入者】
「……っ…?」
「どうしたノートン」
「いや…なんか、寒気がして。気のせいかな」
「風邪かあ?ここちゃんと四季もあるみたいだしなぁ」
「そうか…も……あ…?」
「?おい、の、」
「なに、何々これ知らない誰だ!やめろ…やめろやめろやめて」
「ノートン!おいノートン!」
「入るな!…入るな!!ハスター !!」
『分かっている。やはり貴様かクトゥルフ。消えよ。二度目はない』
「……う、…」
「!ノートン!」
『無事だ。少々錯乱して疲弊しただけだ。じきに治る』
「そうか。…もうそのクトゥルフってのはいないのか」
『今は。あの者は…不本意であるが我と同じ邪神故、一度だけでは済むまい』
「荘園の主は」
『知っている。だが招待はしていないと。であれば我がする事は決まっておる』
「……守れよ、ちゃんと。頼むからな」
『フハハ。我を誰と心得ている』
…………
「そのクトゥルフは、僕の磁石を取りに来たの」
『さて。奴も気まぐれ故な。戯れ程度なのであろうが…我の物に手を出したのだ。相応の報いは受けて貰わねば』
「…あなたの物になった覚えはないけど」
『ほう。さんざ組み敷かれ喘いで認めたというに?』
「!?また言わせたな!」
【枯れた花でもあなたがいい】
『……』
「ん…?ハスター、それ何…花?枯れちゃってるけど」
『邪な者が触れると枯れるものだ』
(ふてくされてる感じが否めない)
「ふうん。ねぇ、それくれない?」
『不要であろう』
「もしかしたら息を吹き返すかもしれないだろ」
『そのようなものか』
「そんなもんだよ。なに、誰かにあげようとしたとか?」
『そうだな。そなたに』
「あなたも中々キザ…え?」
『そなたにだ』
「花だよ?」
『存じている』
「こんなの…可愛い子にあげる物だ」
『何度も言わせるな』
「…僕は、違うよ。あなたの目がおかしい」
『……』
「何か言ってよ…」
『言わずとも。枯れた花よりそなたを愛でねば』
「僕も枯れちゃうかもしれない」
『枯れるまで見ていてやろう』
「………。揶揄うつもりだったのに、おかしいなぁ」
【魔管さんと邪神さん】
あぁこんにちは、貴方ですか。今日はどういった物を持ち込まれて…。ほう、鉱石ですか。
僕に対する挑戦か何かです?冗談ですよ。
しかし鉱石は偽物が多いので、鑑定に時間を頂きます。…え、ここで待つ?いえいえ、それどころの問題ではありません。1日2日、長くて1週間はお待たせするかと。
……。ここは泊まる場所もありません。
申し訳ありませんが近辺で宿を探されては?
お代ならこちらが出します。今日はどうされたのです?いつもならこんなに渋る貴方では…。
は?僕が好きだから?勘弁してくださいよ、僕はしがない魔物管理者です。もっと良い方を探された方がいい。
…はっきり言った方がいいですか?お断りします。
もしや来訪される理由もそんなくだらない事であれば、今後許可を出すことはありませんね。
本当に、やめてください。これは僕のためであり、何より貴方のためなんです。
食事?論外です。僕、社内の誰とも共にしない主義なので。
何故って。僕が嫌だから…あぁ、見ていたんですか、趣味が悪い。共にいたのは僕の身内です。
職場の人間とは食べない。ましてや貴方のような人もです。本当にしつこいな。この拘束されている時間もあのひとに見られているって気づきませんか。
知らない?でしょうね。知った人は皆死にますから。
これが最後の鑑定です。僕に近づかないでください。貴方はあのひとに目をつけられた。
僕の周りの噂をご存知でないなんて本当に無知。
鉱石はご心配なく。ちゃんと調べて貴方にお知らせしますよ。稀有な物であれば買い取らせていただきますし。…まだ居座る気か。あぁ、駄目だ。時間切れです。
冥土の土産にいい話をしてあげましょう。
僕の後ろにいますよね?黄衣の王と言われている者なんですが…あぁ…早いよハスター。いつも最後まで言わせてくれないな。
なに、僕が好意的だったって?そんな訳あるか。ま、確かに使えそうな人ではあったけど、それだけさ。
僕に近付くと死んじゃうよ、って何度も言ってるのに引かないのが悪いから。
【魔管さんと邪神さん②】
どちら様で…あぁ、あの亡くなられた方のご友人…?災難でしたね。
え、殺したなんてとんでもない。僕も懇意にさせてもらっていましたし、疑われて当然かもしれませんが。
警察からの聴取も終わり、僕は何の疑いもかけられませんでしたよ。
なんです?その警察とも連絡が取れない?
よく知っていますね、僕に事情聴取した警察官の事。何故貴方が知っているのです。
…まぁいい。とにかく、貴方は僕を疑っている。
そう言いたいのですね。…そうか、最近人の気配がずっとするなと思ったいたら…、貴方だったようだ。いけないな、人のプライベートまで覗くのは亡くなられたあの人と同じですよ。
類は友を呼ぶ。…すみませんね、僕はどうも人を煽ってしまうようだ。でも貴方も貴方ですから、おあいこです。そのしつこさに免じて僕も正直に言いましょう。
『僕は何もしていません』
これだけです。…?またか。ハスター、手出ししないでって言ったじゃないか。僕を乗っ取るのはやめてくれ。片付けるのが大変なんだよ…。
笑ってないで、もう…。カールさん呼ばないと。
【遠慮がない】
「……!……!!」
「あの、キャンベルさんは大丈夫なんですか?」
「ん?あぁ、あれか。心配するな。いつもの痴話喧嘩中だ」
「痴話喧嘩じゃない!」
「わっ」
「青筋立ててる奴が何言ってんだ。ほら皆遠巻きに見てるんだぞ」
「……………。……あぁあ思い出しただけでもムカつく!」
(珍しく静まらないな。こりゃ向こうに言わなきゃならな….待てよ)
「イソップ、次の試合誰が出る?」
「え?そうですね…あ」
「あ?」
「キャンベルさん、クラークさん、あとウッズさんとクレスさんですね」
「ハンターは」
「ええと…あ、あぁ…はい」
「いい、察した。あいつら試合で鬱憤晴らす気だ」
「ええ…?」
「アンドルーにはエマを守るように言っておかないとな…探してくる」
「僕も行きます」
「おう、ありがとうな」
………………
「あの時あんたが来なけりゃ僕も安眠だったんだ!!それを邪魔しやがって!!!!」
『魘されていたのに何を言う。あのまま放置していればまた入り込まれるぞ』
「うるさい!!只でさえ眠れないんだ!いっそ放っておいて!!」
『また眠れないのか。部屋に来いと言っておるのに』
「行かないって言ってるよね!!??こっち来ないで!!」
…………
「すごい地鳴りなの。崩れないかしら」
「こういう事か…。エマ、僕達は解読に専念しよう。ノートンが引き付けてくれているみたいだ」
「!分かったの!」
…………
「……キャンベルさんがあんなに叫んでるの、僕初めて見ました」
「あー。俺は久しぶりだな。あいつがハスターと会った時以来か」
「初対面で…?あのハンター何言ったんだ…」
「ま、今まで溜まってた鬱憤晴らせる相手が出来たのなら万々歳だろ」
「そ、そんなものですか」
「そんなもんだ」
……………
「…………」
「ようお疲れさん。発散できたか?」
「お陰様で。…はぁ…皆ごめんね」
「勝てたから…いい。引き付けてくれて助かった」
「ノートンさん、ありがとうなの!」
「ふふ。それならよかった。…で、何か用ですか邪神様」
『……』
(おさまってなくないです?)
(言うな言うな)
………………
「つやつやだなお前。昨夜はお楽しみでしたか」
「殴るよ」