@i_tenmonooki
ー異時空界、人里の外れ
三時&限「た〜だいまぁ〜」
一時「あらおかえり!随分と疲れてるじゃないの」
三時「めいっぱいバトってきたからね…」
限「郷邑ってとこの奴らと二対二で戦ったんだぜ!」
一時「郷邑…あー、それがあっち側の世界の名前なの?」
三時「しらねぇけどまぁそんな感じでしょ」
限「でもそれだけで終わりじゃなかったんだぜ?」
三時「そうそう。途中からなんか変な武人が乱入してきて…」
一時「だからこんなにトヘトヘになってたのね…」
限「あいつ、めちゃくちゃ強くてさぁ…郷邑の千鶴って奴と涼って奴と協力して四人でやっと倒せたんだぜ!?」
三時「ホントあいつ何者だったんよ…」
一時「ま、楽しめたんだから良いじゃないの!ね!」
三時「そうやねぇ…」
(三時小屋の中に入る)
メアリー「あ!三時サン達帰ってきたの!」
キュエル「おかえりなさ〜い!」
限「げっ、お前らなんでここにいるんだよ!」
三時「私の部屋で二人仲良く許可無くお茶会しやがって〜こんちくしょうめ」
メアリー「大丈夫なの!お菓子は自分たちで持ってきたの!」
キュエル「ちょっとポットを借りてるだけですよ〜」
三時「そういうことじゃなくて…」
限「いいなー!俺も混ぜろ〜!!」
一時「私もいーれてー!!」
三時「ちょっとー!!!」
…
キュエル「という訳で、バッサリやられてからあの乱入して来た不届き者について調査をしようと試みたのですが…」
メアリー「なんにもわかんなかったの」
メアリー「それどころか疲労で動けなかったの」
三時「大丈夫、私らもわかんねぇからさ」
限「スコーンうめぇ」
一時「このジャムも逸品ね〜」
キュエル「食ってばっかいないで話を聞いてください〜!!」
メアリー「このスコーンね、メアリーがやいたの」
三時「そうだったんね。うまいわ」
キュエル「二人まで…」
ーシエラ界、特攻隊訓練所のグラウンド
フエリ「えー、次のプログラムは徒競走でーす(なんで僕がアナウンスしなきゃならないんだ)」
ルミエーラ「エミュカー!がんばってー!」
スイティ「ケルタ!隊長なんて追い越しちゃえ〜!!」
リエラ「ケガしないでくださいね〜!!」
エミュカ「まさかケルタと当たるとはな」
ケルタ「たとえ相手が隊長でも、あたしは全力で走るからな!」
エミュカ「勿論だ、全力をかけろ!」
ケルタ「おう!」
特攻隊天使1「俺らもいること忘れないでくださいねー!?」
特攻隊天使2「絶対最下位だけは避けてやる…」
おじいちゃん「パワーがみなぎるのう」
特攻隊天使3「このおじいちゃん誰!?」
エミュカ「ん?参加者だぞ?元特攻隊らしいからな。大先輩だ」
特攻隊天使1「でも容赦しないぜ!」
ケルタ「かくごしてろよー!」
ファウラ「それでは皆さん位置についてー、ヨーイ、ドンっ!!!」
//
ワーー!!!(歓声)
\
フエリ「さぁ飛行禁止の徒競走200メートル、皆さん走り出しました!おっと、特攻隊長速い速い!!続いて副隊長!やはりこの二人に勝る者はいないのか!?残りは半分!このペースを保てるか!!おーっと!?!?まさかのおじいちゃん!おじいちゃんが特攻隊長を抜いていきました!!!既にその差は歴然!!圧倒的な差をつけておじいちゃん見事にゴーーーール!!!(なんで僕が実況しなきゃならないんだ)」
おじいちゃん「ありがとよ〜」
ケルタ「う、うそだろ…!?」
特攻隊天使1「なん、で…」
特攻隊天使2「また最下位だ……」
エミュカ「今、思い出したんだけど…あのおじいちゃん、俺の二つ前の特攻隊長だったらしい……確かそいつは、飛行よりも陸上の方が得意だって……」
おじいちゃん「そんな頃もあったのう。なつかしいわい」
ケルタ「なんだよそれ〜」
ー徴象界
励呑「はーい不作ちゃん達〜ぃ?公の場所でのルールをこれから一緒に学んでいきましょうね〜」
不作「はーーわーーい!」
住神神「何がワイハーじゃボケぇ」
励呑「まず、司会の人に座布団を投げない!」
不作「はーーーーーい!」
励呑「次に、出演者に向かって座布団を投げない!!」
不作「はーーーーーーい!!」
励呑「次に次に、他のお客さんに向かって座布団を投げない!!!」
不作「はーーーーーーーい!!!」
千坐与「ってさっきから聞いてりゃ座布団のことばっかじゃないかーーい!!!」
丁曽「あれっ、住神神に励呑くん、何してるの?」
励呑「不作ちゃん達に公共の場でのルールを教えてるんだよ〜」
丁曽「へぇ、いいじゃないか!」
千坐与「それが励呑のやつ、座布団に関するルールしか教えとらんのじゃ…他にもまだまだあるというのに…」
丁曽「まぁ、これだけ念入りに教えているということはそれが一番大事なんじゃないですか?」
千坐与「今回に限ってはそうなんじゃがのう…」
励呑「はい次!なりふりかわまず座布団を投げない!!!!!!」
不作「はーーーーーーーーーーーい!」
千坐与「もうだめじゃこいつ」
ー冥界16番地の喫茶店
珠怨「…ほう、ここが佐助の言っていた喫茶店か」
卜朝「はい。」
珠怨「うん、珈琲のいい香りがシックな内装とマッチしているね。良いじゃないか。」
卜朝「よかった……こちらメニュー表です」
珠怨「ありがとう。」
珠怨「うーん、そうだね……エスプレッソコーヒーと、旬の果物を使った贅沢なパフェでもいただこうか」
卜朝「では、私も…同じものを」
珠怨「ふふっ、今日は結構高くつくね」
卜朝「はっ…」
珠怨「大丈夫、変える必要はない。私が奢るからさ」
卜朝「よろしいのですか…?」
珠怨「まぁ、私がご飯を奢る奴なんて卜朝しかいないけどね」
卜朝「それじゃ、注文しますよ」
珠怨「よろしく」
ピンポーン…
…
佐助「どうやらうまく誘えたみたいですね!」
深影「そのようですね」
深影「でもこれ怪しまれないかしら、窓の外からじっと隠れて見ているなんて」
佐助「たしかに!マスコミにでも見つかったら大変だ!」
佐助「深影様、私たちも店内に入りましょ!」
深影「そうね。珈琲でも飲みながら。」
…
珠怨「おっ、来た来た」
卜朝「それでは、いただきまーす」
(マンゴーを口にする)
卜朝「うん…おいしい…」
珠怨「…ねぇ卜朝、卜朝って好きなものを先に食べるタイプ?」
卜朝「うーん、そうですね」
珠怨「ふふ、卜朝、マンゴー好きなんだ」
卜朝「…うっ、ばれてしましましたか」
珠怨「私の分もあげるよ。はい、口を開けて」
卜朝「むりむりむり、むりです公共の場でそんな漫画みたいな!ドラマみたいな!!」
珠怨「いいからいいから(にやにや)」
…
深影(……あの人たちこそ、マスコミに撮られたら危険じゃないの?)
佐助(そうですねー)
後日弥生新聞に載ってしまいましたとさ。
ー鏡の世界
鏡依「…二人共、何か言うことはないかい?」
イエン「るすばんサボってごめんなさい」
イヨン「ごめんなさい」
鏡依「……うん、よし。」
鏡依「でも感謝してるよ、ありがとう。まさかあんなものが届いているなんてね」
イエン「こればっかりは我らが天才だったね!」
イヨン「うんうん!天才だね!」
鏡依「今後はこんな事もあろうかと、この塔に戸締り機能を追加しようと思ってね」
イヨン「ありゃ、我らの思考読まれてた?」
鏡依「この世界は本能こそが道理。私の近くにいる限り、君達の要望は筒抜けだよ」
イエン「なんか怖ーい真実知っちゃった気がする!」
鏡依「さて、トロイ君!」
トロイ「はいはーい」
鏡依「トロイ君にプログラムしてもらったんだ。さ、実行!」
トロイ「よいしょ!」
ガチャッ(自動ロック)
イエン「すごい!玄関が閉まった!」
イヨン「カギ要らずだね!!」
トロイ「これ作るのにかかった時間は2時間……この塔さ、ほとんど鏡貼りだからセンサーが鏡に写った像に反応しないようにするの大変だったんだよ…」
鏡依「はは、ごめんね。」
鏡依「あとね、もう一つプログラムしてもらったのが…実行!」
トロイ「ほい」
イヨン「…何がかわったの?」
鏡依「一部の鏡をマジックミラーにした」
イエン「……あー、そういう…」
鏡依「本音を言いなさい」
イエン「いらない」
イヨン「すっごくいらない」
トロイ「だろうね」
鏡依「……やめようか。」
マジックミラーは撤去されました。
ー法治律界
ドルネス「え?裁判長が?弾幕戦で?」
聡成「……お恥ずかしい事をしてしまいました」
ドルネス「お前…戦いに行くメンバーから俺達元軍人を外したんだってな」
ドルネス「銃弾で殺すかも…だと?」
聡成「…何重もの安全性を考慮した上です」
ドルネス「まぁ、俺達が行ってたら人によっては撃ち殺していたかもな」
ドルネス「だが、お前だって同様だ。ソレは一つ間違ったら一瞬で身体を貫く代物だろ?」
ドルネス「挙げ句の果てには血を求めるだぁ………論外だ」
聡成「…責められるのも仕方ありません。ですが、責められる相手が貴方で良かったです」
ドルネス「は?」
聡成「あのクソ神じゃなくて良かったです…あいつだったら、きっと私を笑ってからかうでしょうし……」
ドルネス「……いや、よくわからねぇんだが?そのクソ神ってのはお前がいつも愚痴ってるあの…」
聡成「知らなくてよろしいです…あんなクソ野郎なんて」
聡成「思い出すのですよ……私を仲間外れにしたアイツらを、私を変わり者扱いしたアイツらを!」
聡成「殺したくなるのです!!あの姿を思い出すだけでも!!」
(髪が一斉に動く)
(咄嗟に後ろから抑える)
ドルネス「落ち着け!思い出すな!!忘れろ!!ここにはお前をからかう奴なんて誰もいねぇ!!というかお前が恐ろしすぎて逆らえやしないんだからさ!!な!!」
聡成「…はぁ、……はぁ……、」
ドルネス「……本当は、そうだったんだな」
ドルネス「お前、いつも『アイツは神として、人として常に正しくあるべきだと思わない所が嫌だ』とか言ってたからさ」
ドルネス「…あー、なんか、立ち入り禁止の場所に足を踏み入れてしまったようだな」
ドルネス「すまん、じゃ、俺は行くよ」
聡成「…待ちなさい」
ドルネス「まだ何か用か?」
聡成「……最近、戦い足りないと思っていませんか」
ドルネス「…いきなり何なんだ気持ち悪い」
聡成「今日一日だけは、いいですよ。私相手に思う存分暴れなさい」
聡成「正直、私もあちらで…暴れたりなかったので」
ドルネス「…しゃあねぇな。あいつら全員呼んでくるから覚悟しろよ!」
聡成「ええ。楽しみにしていますよ。」
(にっこりと心から笑う)
…
DOH「裁判長、正気ですかね」
AMDOL「きっと正気ですよ。さ、まだ修理の途中ですから。動かないで下さいね」
DOH「…はい」
ー異時空界、始月殿
ニール「なぁ、仲政」
仲政「なに?」
ニール「正直言って…あの途中から割り込んできた奴、かっこいいと思ってしまった」
仲政「あいつが?」
ニール「そうだ。」
仲政「なんで?」
ニール「…私が憧れていた人に、似ているからだ」
ニール「彼はあいつと同じく武人のようで、そして強かった。」
ニール「当時の私は、彼に心酔していたさ。もう彼なしでは生きていけない程に。」
ニール「だが、彼はある日虐殺に巻き込まれて死んだ。いや、私が殺したようなものなのだ」
仲政「…それって、前世の話?」
ニール「そうだ。今でも彼が忘れられない…あぁ、コリニー…君は何処に」
仲政「こんな君が生まれ変わってるんだから、きっとそいつも生まれ変わってるよ」
仲政「ま、私はなーんにも知らないから探しようがないんだけど。」
ニール「そうだよなぁ…」
ニール「仲政、君は誰かが死んだ事を嘘にできるのか?」
仲政「……流石に、生死までは逆転できないよ」
ニール「なんだ…つまんないの」
仲政「仕方ないじゃ〜ん、神々に止められてるんだし」
ニール「え、本当はできるのか!?」
仲政「できるよ?ホントは。」
仲政「でもダメ〜。やったらホントに神々から白い目で見られちゃうから」
ニール「君はその方がお似合いだよ」
仲政「皇帝様のいじわるぅ〜」