@Rom_Dagashiya
第八章 無限ループからの脱出 ――時の狭間
♪導かれし世界
千鶴「何じゃここ!?」
涼「急に扉が現れたと思ったら吸い込まれて……。」
?「私が導いたのさ。」
涼「えっ……?」
?「そう、私こそが……」
?「飛鳥戦士イカルクオンだ!」

千鶴「あのセールスヤローが? イカルクオンだって?」
イカルクオン「もうすぐ敵が来る! 今から作戦を話すからその通り実行してくれ!」
クオン「聖耳界をもとに戻すには君たちの協力が必要だ!」
千鶴「ええぇ、ちょっと状況がつかめないよ!」
クオン「大丈夫、君ならできる!」
涼「それで、どうすればいいの?」
クオン「やるべきことは、ただ一つ。私が『破壊しろ』と言ったタイミングでこの『ナカトミノ塊』の欠片を壊すんだ。」
千鶴「……分かった。それで、これはどういう状況なの?」
クオン「すまないが、もうすぐ敵がそこまで来てる。事情は後だ!」
?「見つけましたよ、クックック、おや、素晴らしいオマケ。皆さんまとめて破壊してさし上げましょう!」

嘲笑が混じった不気味な声の先には、怪しげな壺を持ち真っ黒な目をしたものがいた。
放つ気だけで心が正気を失いそうになる。
♪壊
クオン「敵が使う武器は水。触れれば命はない!」
涼「なるほどね。」
涼「たとえその水が万物を壊せるとしても、私の水を操る能力には敵わないのさ!」
壊「なっ……。」
壊「覚えておきなさい、いつか痛い目に遭わせてやりますとも。」
壊「ククク、それが今だ!!!」
突如として壺の中から大量の結晶が飛び出すと千鶴、涼、イカルクオンの三人を狙いすまし飛んで行く!
クオン「今だ! 『破壊しろ』!」
ドカーン!
千鶴「ギ、ギリ……。」
涼「良かったよほんと。」
千鶴「さっきの奴は一体……。」
クオン「壊(カイ)。聖耳官の時を止めた原因の一つ。今はまだ情報が少ないが、アイツの放つ物質は万物を無に帰す。指先でも触れたらその瞬間アウトだ。」
千鶴「あいつの弾丸、何だったの?」
涼「おそらく、私が水を抜いたから、水に溶けていた何かが濃縮されて結晶として飛んできたんだと思う。」
クオン「てことはその結晶さえ塞げればあいつは何とかなるのか……?」
クオン(結晶の正体はおそらく……あーそういえば「あいつ」今どこにいるんだっけなあ……。)
涼「で、時が動き出したっぽいけど時間いつ?」
クオン「えーっと、今の時間は……ソ月モ日!そんじゃ!」
千鶴「え、ソ月モ日……って。」
涼「どっか行っちゃった。」
『犬ヶ蓑家一族、反乱を今此処に起こしたり』
千鶴「またぁ!?」
三周目 キャラ紹介
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四周目 目次
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