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VM-1グランプリ2021ネタ制作裏話

全体公開 3 3093文字
2022-01-06 13:31:00

雑談掲示板に書きこんだものよりロングな裏話です。

皆さまVM-1GP2021お疲れ様でした!!!今回のたこのチゲなべNEOのネタについて箇条書きで思う存分語っちゃいます。

・出だしの「ボケとツッコミどっちだと思いますか」の問いからこのネタを広げたといっても過言ではありません。「『ツッコミ力』を伸ばす」という方向性の話にしようと思って最初はツッコミの自動車教習所の話をしようと思ったのですが、私が自動車教習所のことを何も知らなさ過ぎたのでやめました。ただ「自動車教習所のシミュレーターが理不尽らしい」ということだけは知っていたので、そこだけを抜き取って考えるうちに今の「ツッコミガンシューティング」に落ち着きました。

・「ボケと答える人が90%」というのは完全な私の主観と偏見ですが、一応考えたきっかけはあります。あるドラマDVDの特典インタビューの映像で「あなたは自分はボケとツッコミどちらだと思いますか」という質問を各演者の方にしていたのですが、ほとんどの演者さんが「ボケ」だと答えていたことからこのやりとりを考えました。確かに自分のことツッコミって言っちゃうといかにも「私はまともな人間です」と言い張ってる感じになるからこういう質問にツッコミですとは答えづらいのかなと解釈しています。

・さば男くんの「ガンシューティングって、ゲームセンターとかにある銃の形のコントローラーを持って~」というセリフは割とギリギリまで「ガンシューティングって、『バイオハザードとかの』銃の形のコントローラーを持って~」となっていました。ただこれだと家庭用のバイオハザードを想像されて、後半の店員さんを呼ぶ描写で視聴者側と齟齬が生じる可能性があることに気づき大慌てで今のセリフに直しました。『ゲームセンター』というワードを出したうえで『バイオハザード』という例を出しても良かったのですが、調べてみたらアーケードのガンシューティングでバイオハザードが出てたのが最新でも2001年とかだったのでやめました。

・ちなみに私はガンシューティングゲームやったことないです。

・3人いたら「プレイヤー側」と「ゲーム側」両方のボケができることに気づいたので、両者のボケを盛り込むつもりでしたが、時間の関係でいろいろ削るうちにほぼプレイヤー側のボケだけになってしまいました。

・大喜利の回答は、ネタのメインの部分ではないのでそこまで力は入れなくても良かったのですが、そこそこ考えるのに苦労しました。時間の関係で漫才の中に出せなかったものも結構あります。「ゾンビの身長が50m」とか、「条件を満たすとゾンビと付き合える」とか。個人的に「50体倒すとゾンビが踊りだす」は気に入ってます。

・というか大喜利の中に「武器がハリセン」ってのを入れて二人に「これだろ!!」「これデスネ!!」とツッコませることも考えてたしネタの内容的にその流れは当然ありえたのですが、なんか……消えました……

・最初は「ポーズボタン」というものを設置して、「ゲームの内容に物申したくなったらこのボタン押してね」と言うことにしていたのですが、ポーズボタンの説明が特に面白い所もないのにやたら時間くってる気がしたので、代わりにさば男くんが死ぬことによって自動ポーズされることにしました。

・さば男くんの絶叫を入れたのは、今大声が面白い文化圏にいるためどうしても大声を入れたかったというのもあります。

・ただ逆に言うと今年の漫才はかなり大声に頼っているので、大声が刺さる人には刺さるし刺さらない人には刺さらないと思います。難しいところです。

・さば男くんのツッコミが全体的に弱いのはそういう仕様です。

・さば男くんがなっげーツッコミしてるときにAKAITOくんが何もせず後ろで「あ〜あ〜あ〜」としか言ってなかったのは途中でツッコんだらさば男くんが死んでしまうからです。終盤でおかしいデスヨbotになったさば男くんにAKAITOくんが「ここここいつ……!!」としか言えなかったのもツッコんだらさば男くんが死んでしまうからです。後半はさば男くんにツッコミができない縛りプレイと化していました。

・たこチゲのネタを作ってると度々三人同時に喋る場面が出てきますが、その時はなるべく「一人以外は聞いてなくても大丈夫な台詞しか喋らせない」ように意識しています。歌ってたり、同じことしか言ってなかったり、相槌とか「あ〜」しか言ってなかったり。基本的に漫才は聴衆に頭を使わせてはいけないと思っています。

・「死なない~」というボケに対して追い詰められてAKAITOくんが「シドーか!?」(ベホマ持ちだから)とツッコミをすることも考えてましたが、さすがにこれは伝わる方が少ないだろと思ってやめました。「全回復持ちってことか!?」はその名残です。

・終盤でAKAITOくんもおかしいだろ連呼しだすとこ、もう少し長くしてもよかったよなぁ……とは思っているのですが、時間的にあの長さが限界でした。もっとAKAITOくんを辱めたかった。

・生放送で音声の作り方の話が出ていましたので、私の場合どう作っているかをここでバラします。うちはV1とV2とV4でエンジンがてんでバラバラなので基本的に打ち込みするときは3エンジン同時に開いて3窓で打ち込んでます。(ライブラリインポートすればV4でたこルカちゃんを動かせるのですが、喋りはライブラリインポートしたときの声よりV2そのままの音声の方が自然だと思ってるのでやってません)
3窓を反復横跳びしながら、それぞれを同時再生しても会話になるように、誰がどこの小節で話し出してるか見比べながら、間隔などは勘で空けて打ち込んでます。テンポも変えたら、そのテンポで話してない人がいたとしても3エンジン全員同じところでテンポを変えるようにしています。他のトクロ動画でも同じ手法でやってるので慣れたものですが、正直しぬほどめんどくさいです。
打ち込みが終わってそれぞれ音声で書き出したら、DAWに取り込んで聞きやすいようある程度の音声加工や音量調節をし、音声を切り貼りして間隔の調整を行います。時間調節もだいたいここでやってます。打ち込みの段階では台詞間の間隔は適当だったので、大抵の場合はここでほぼ1台詞ごとのレベルで音声を分割して細かい微調整をすることになります。めちゃくちゃめんどくさいです。

・今年はかなり視覚情報に頼ってしまっているなというのが作りながらの印象でした。音声だけでも(絶叫とかあるから)それなりの面白さはあったと思いますが、絵がついたことで明らかに面白さが増したと思っています。ただ、これはただの私の哲学の話になってしまいますが、VM-1はできるだけ視覚情報に頼らない作品にしたいとも思っているので、今回はその主義に反してしまったという反省の意もあります。

・さば男くんのMonsterカバーの一枚絵にあったでっけ〜ハリセンは実は今年のネタの伏線でした

・今回は一部、共通台本調声会と共通の立ち絵を使っているため立ち絵の正確な使用枚数はわからないのですが、新規で描いた枚数は63枚(新規ポーズだけだと19枚)です。だいたいハリセン構えてるのでほとんど新規ポーズになってしまいました。

・まさかたこルカちゃんのテレパシーポーズを使いまわせるとは思っていませんでした。

以上になります。
2021年の大会もみんなおもしれーネタをぶつけてきたのでひぃぃ~~~~となりました。楽しかったです!!今年もありがとうございました!!

つぶやきP


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