異星と星座キャンベルを組み合わせたかった走り書き。
会話文のみ。
@hirop573
※ダイジェスト
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「…?こんな場所に訪問者なんて珍しい。何か用かな?」
『ここはそなたの住処か。失礼した』
「住処…まぁそうだね。住んでるというより出られないだけだけど」
『出たいのか』
「うーん。いや、そう思ったことはないな。不便じゃないし」
『そうか。…どうもこの辺りの星が一等輝いていてな。気になって近付けばここに辿りついたのだ』
「僕らの役割だからね。星が集まるのも仕方ないよ」
『であろうな』
「…もう行くの?」
『余り長居をしてもな。そなたは同族がいるようだ。勘づかれて襲われでもしたら堪らん』
「あはは。短気な人は何人かいるからなぁ。また来てくれる?」
『気が向けばな』
「いいさ。否定されるよりはずっといい。どうせここから出られないんだ。じゃあ、またね」
『…………』
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「帰って」
『どうした星の。随分気が立っているようだが』
「そうだよ、その通りさ。何百年かに一度、僕らはこうなる。星々が爆発するからさ。それも稀に連鎖的にね。だから影響を受ける。…何を言うか分からないんだ。だから帰って」
『それだけでか』
「それだけって。君に力を振るうかもしれない。君は強いだろうからそう言うけど、本当に危ないから」
『やってみよ。丁度鈍っていたところだ』
「もう!帰れって言ってるだろ!出てけ!」
『!ほう、星が暴走するとは誠であったか。中々ではないか』
「煩いな!!君が来てから待つ時間が長くなったし!何より!!」
『何より、なんだ?』
「外に出たい!!」
『!…ぐ…』
「ほら当たった!だから言ったのに!!馬鹿!!」
『クク、しかし言霊は拾ったぞ、星の』
「!?え、あ!ぐ、ぅ…!」
『どうした。抵抗せんのか』
「フー…、フー…!」
『外に出たいのであったな。よかろう』
「なに、するの!!」
『そなたのこれは呪縛だ。故に、壊す。さすれば自ずと自由になるであろう』
「待って、やめて!そんな事しないで!!」
『我に出逢ったのが運の尽きだ。諦めよ、ノートン・キャンベル』
「!?僕は名前なんて一度も…!君はなんなんだ!」
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「へぇ。あのひとそんな事するんだ。意外だなぁ。……はは、想像出来ないな」
『随分機嫌が良いな、星の』
「ん?やあ、おかえり。早かったね」
『深淵は虚無と同じ。時の流れなど無いに等しい。して、何を話しておったのだ』
「君が僕に会ってから変わった事を色々とね。冷静沈着な君だから何も変わらないのかと思ったけど安心したよ。僕だけじゃないんだってね」
『そなたは変化したのか』
「そりゃあもう。君に会ってから時の流れを意識してるし、会えるのが楽しみになってるんだ」
『そうか』
「特に君は外の世界を知ってるだろう。僕ら仲間内じゃそんな話知らないから新鮮なんだよ」
『ふむ。ではより一層外の世界を観ねばな』
「期待してる。…あのさ」
『なんだ』
「君と似てるこの子、本当に僕の部屋に置いていくの?」
『左様。護身よ』
「…そう。僕、君ほどじゃないけどそれなりに力あるのに」
『それは重々承知している。それは交信の役割も兼ねておる故、我と言葉を交わせるのだ。我が居ない間も退屈にはなるまい』
「遠くても君と話せるって事?」
『左様』
「わぁ。すごいね。君といると退屈しないなぁ」
『……それは我もよ、ノートン』
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「………」
『息災か、星の』
「ん。やあ、星の王。……」
『どうした。時期が悪かったなら出直すが』
「ううん。今は何ともないよ。…長かったなと思って」
『?』
「君が来るまでの時間」
『…それほど経っておったか』
「あ、違うんだ。悪いって訳じゃなくて、ええと…難しいな…」
『ひととは考え導き出す存在だ。我のように生まれも決まった者は誰一人としておらぬ。故に思案し、成長してゆくのだと』
「うん」
『そしてひとは時間が有限であるというがそなたと我は違う。死が無いのであれば無限故、言の葉を浮かべる時もたんとあろう』
「待ってくれる、って?」
『好きに捉えよ』
「……僕、君に会う前に戻ったらもう耐えられないだろうなぁ」
【好奇心はなんとやら】
へぇ。ここが君も出席する場所なんだ。広いなぁ。
大丈夫だよ、近くにいる…おや、こんにちは。
うん、このひとの付き添い。僕が無理言って連れてきてもらった。驚かないのって?ははは。
このひとと同じなんだろう貴方達も。だったら何も。
ん?あ、ええとね、見た目は人間なんだけど人間じゃないよ。このひとが星の王様なら僕はその子分。子供みたいなものだよ。
何?こっちに来ないかって?
うーん…君が危惧してたのこれの事か。ごめんね、僕はもうこのひとに従うって決めてるから。
なんでもしてやるって…そう言われても僕は力もないしね。誘ってくれるのは嬉しいけど僕の横よく見てくれるかな。
王様、ご立腹なんだ。悪いけど、他をあたってくれると僕も貴方も助かると思うよ。