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雨の街点景『春の辺』

全体公開 短歌 5 181文字
2022-02-11 22:42:34

短歌5首連作

明け方に雨だれを聞く凍えないものの終わりを知るすべがない

オレガノと書いて立てればまたひとつ埋めて忘れてゆける春の辺

ちぎるため水を与えているのだと心得ている(愛ではないな)

水を飲む水はからだをすりぬけていつかは北の曠野にふぶく

雪どけの鳴らない春をくりかえし凍てつく星をうしなってゆく


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