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祝祭との対比、東と北(卵屋イベのメモそのいち)

全体公開 感想メモ 1950文字
2022-02-23 09:53:21

東サポート北といったら祝祭と同じ組み合わせなので何らかの呼応があるんじゃないか、と思っていたんだけど、獅子を追って飛び出そうとしたシノヒースをネロが強めに止めて、北メンバーに協力を要請したあたりが「そう」なんだろうな。

祝祭の時は、北にやる気がなかったのもさることながら、東も東で最初っから北を拒絶してたんだよね。あんなやつらと協力し合えるわけがない、と。ネロ初っ端でブラッドリー飛ばしてたもんな(あれは、わたしでもそうしたと思うけど)
それを今回は、冷静に北まほの力が必要だとして「頼む」と言った。ネロの念頭に、あの時シノヒースが大怪我を負った件は、絶対にあったでしょう。しかも、今のネロはファウストとは親しく晩酌をする友人同士だし、あの大怪我の件でファウストが先生としての責任感じているのも知ってるんだよね。東の「みんな」を背中にした発言だったと思う。
で、ブラッドリーがここで応えて、取引なら条件次第で乗れるのが「俺たち」北まほだ、と道筋つくってくれる。もともとブラッドリーは祝祭でも、「俺は俺を歓迎するやつに俺の力を貸してやりたいと思う」って見解を述べてたから、協力そのものを拒否していたわけではない。糸口は示されていた

反目とばらばらの意図しかなく若いふたりが大怪我負った祝祭。
交渉次第で一緒にやれる可能性を示して無傷で帰った卵屋イベ。
そのキーとして東と北に橋をかけたのがネロとブラッドリーだったこと、ネロの看板イベがそういうふうに描かれたこと、よかったなよかった。
終始、「東の料理屋」「ブラッドリー」と呼び合っていたことも、そうじゃない? 東のネロ、北のブラッドリーという現在地の確認というか。(でもあの最後だけボイスで「ネロ」が当てられてたあれあれは何ひっ、って言ったがテキストにはいっこも記載されてないが「ネロ」

以下、妄想へ突入。

元相棒のふたりが「まほやく」という物語の中でどういう役割を担っているコンビなのか、ということをやっぱり考えたいんだよね、ごひいきなので。で、ずっと念頭にあるのが、北生まれの魔法使いのなかでは若い世代のふたりであること、一方が北にとどまり一方が北を出た組み合わせであること。
それらから発生する強めの幻覚として、橋の向こう側にブラッドリーが、反対側にネロが立っていて、橋は北の地とその外側を隔てるものなんだけど繋ぐものでもありみたいな図がずっと頭にある。風穴としての橋というか、北の風穴として元相棒が機能する可能性というか。
ブラッドリーが北まほのなかではダントツに言語能力に優れていて、「外」に通じる言葉が使える人物であることは、くりかえし描写されている。魔法舎での暮らしを通じて、自分とは相容れない他者の価値観もそういうものとして置いておけるようになっていることも。(橋としての資質)
で、ネロの方がどうなんだろう「外」から北へ何かを届かせる役目を担えるのかなどうかなって思ってたんだけど、2周年で啖呵切ったアレと、今回北との交渉を担ったことで、「ある」のほうに傾いたので(わたしが)
今回、イベスト読了後、最初に浮かんだ感想が、「橋、かかるんじゃないかな」だったので。

これらの一連の妄想の前提。
・北イコール「神話の大地」という解釈。

年齢4桁までは「神」の立ち位置だが、3桁ふたりは「人間」の立ち位置なのではないか。「神」と渡り合おうとする「人間」ブラッドリーには「英雄」ロールもかぶさっているのではないか。
(このへんは、3桁ふたりが盗賊団という群れで生きてきたこと、人間からの略奪行為を人間の理屈に添って「盗み」という悪事とみなし自らを悪党としていること、あたりから勝手に読み取っている)

・まほやくという物語の行く先に、国の垣根がゆるくなっていく未来があるのではないかと思っていること。賢者の魔法使いというしくみ、魔法舎という枠組みがすでに越境存在であり、大いなる厄災の強大化によって、この越境の繋がりが深まってきているのが「まほやく」世界の今なので。
(メインの筋としてつよきずのふたりがこのラインで描かれているような気がするし

元相棒、橋の向こう岸とこちら岸でそれぞれの役割を担えるとよいよね。まほやくの北十字と南十字になる(?)日が来るかもねって思っているよ(※北と東だが)


それとは別に、ブラッドリーの本質って実は「北の生き方をまっとう」というよりは「ここではないどこかへ」じゃないのかなあと思っているところがちょっとあるんだけど、それはまた別の話。


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