@EmptySeat_
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▶御剣学園 職員室
後縫まつり/倉坂高明
「今年もようやっと最終公演が終わりましたね。トラブルもあったようですが、──まあ、概ね穏やかに1年を終えられたんじゃないでしょうか」
「……」
「……」
「……」
「……あの、倉坂先生」
「…………」
「三鶴さんは──」
「『気にするな』だと」
「……。……まあ、そう言うとは思っていましたけれど……、」
「……」
「……、いえ、そうですね。本人がそう言うのであれば、気持ちを切り替える事に致します。いつまでも引きずっていても仕方ない、終わったこと、ですからね。……」
「ああそういえば知っていますか倉坂先生、来年度は新任の先生がいらっしゃるらしいんです」
「しらん」
「だと思いました……。書類来てたじゃないですか、確認してないんですか? も~~~~~……」
「あ、ありました、これですこれこれ。──ナンテンジクオン先生、ですね。この方中々珍しい名前をお持ちですよね……、いや、それは私が言えたことでは無いんですけれど……」
「…………ナンテンジ? ……、」
「あら珍しい、いつもは知らんぷりしてるのに。もしかしてお知り合いですか?」
「いや、……忘れた。なんでもない」
「それは何かある時の反応じゃないですか~! もう、なんだか嫌な予感がするからやめてくださいな……。問題とか起こさないでくださいね? 後始末つけるの私なんですよ?」
「……」
「あっまた自分の用事が済んだら無視して! も~~~~~~!!」
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