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◆人誅編(るろ全編)まとめ感想

全体公開 14 2402文字
2022-04-07 07:25:16
Posted by @tachik_k

各話感想で書きまくったので、京都編より短くなりそう

京都編がどんどん膨らんで、最後に盛大に弾ける風船なら、人誅編は谷底に転がり落ちた後に一気に山(富士山クラス)に駆け上がる物語なイメージです。正直、谷底が深すぎて、読み込むのがキッツいなと思ったエピソードもありました。追憶はラスト知ってるだけにつらいし、屍人形後、左之助が一旦離脱する辺りは、読んでてかなり辛かったですね
でもその谷があるから、そこから駆け上がるカタルシスがたまんないです!!鯨波戦は本当に泣いてまう剣心が答えを出すシーンも感動しまくりです!特に答えを出すシーンは、今までの物語がこのシーンに繋がってるって言うのをすごく感じて、本当に胸アツだった!!これこそ剣心で、まさにるろ剣だな、と!!東京編、京都編、そして人誅編を経たからこその、このカタルシス!!

246幕の感想でも書きましたけど、変わり続けてきた剣心が最後に出した答えが心太が最初に願ったことって言うのが最高ですし、それが剣心が剣心である意味だよな、と!あー、たまらん!!!


そして薫ちゃんの存在感がほんとすごい!!私が薫ちゃんファンだって言うのはもちろんありますけど、それを差し置いても、第二の主役と言っても過言ではない存在感
人誅編は京都編以上にストーリー重視と言うところもあって、キャラ同士の繋がりをすごく大事にしてるなと感じました。その中でも、薫ちゃんてまさに剣心たちを繋ぐ楔で、要石なんだと実感!!
神谷道場に左之助たちが集まったのは剣心がいたからだけど、留まったのは薫ちゃんがいたからだよ!!何度でも言うけど!!
そしてそんな繋がりの中で、根なし草だったるろうにが「緋村剣心」って言う、ひとりの人間になっていくんですよ!それが「るろうに剣心」て物語じゃないかな!?

「浪漫譚の始まりは、明治11年、東京下町。流浪人、緋村剣心の来訪から」

って。ほんま、まさにそれ。剣心と薫ちゃんの出会いから、薫ちゃんが名無しの流浪人に名前を尋ねたことから。
うわー!!たまらん!!!マジたまらん!!!人誅編読んで1幕読むと、あまりの尊さにのたうち回りますね!?薫ちゃん尊い!!神谷道場の日々、マジ尊い!!最高かよおおお!!!
東京編があって京都編があって、そして人誅編がある。
そんな物語の繋がりをものすごく感じる。和月先生、ほんと物語を作られるのがお上手

それにしても、剣心、めちゃくちゃ薫ちゃんのこと好きですね!?矢印がドデカすぎますね!?人誅編初期はそれでもまだ一定の距離を感じますけど、告白回を過ぎたあたりから、本当にすごくて!!
神谷道場戦は覚えてた以上に(何度も読んだはずなのに!)剣心と薫ちゃんの絡みが多くて驚きました
薫ちゃんが逆刃刀を渡すシーンは何度読んでも最高だし、他にも「特筆するほどではないけど、気がついたらなんか一緒にいる」シーンが多くて!!けっして、剣薫の二人に特別フォーカスしまくってるわけではないんです。ただ小さなシーンを繰り返されることで、サブリミナル効果みたいに、なんとなく二人の明らかに近づいた距離を感じると言うか。そしてそれが最大限に活かされてるのが、屍人形の「薫」かと!!たぶん、剣薫的には人誅編最大の盛り上がり!!二人の細かいシーン(それこそ、剣心の視界の真ん中に薫ちゃんがいる的なものも含めて)の積み重ねが一気に弾けたシーンだと思います。いやー、すごかった。
だから全部読み返した今、剣心復活後の二人って、読者に対して「くっついてるのわかってるよね?」的な感じで進んでるような気がしないでもない
今一番大切な人発言とか、剣路とか、わかってると思うけど、ちゃんと形にしといた方が分かりやすいよねーと言う感じもしますね!!剣心の答えと一緒で。
るろ剣が少年マンガ的バトル物なのは間違いないけど、少女マンガクラスの純愛物でもあると思いますね。はい。

そして縁!!薫ちゃんと出会ったことでひとりの人間になっていった剣心ですが、縁も間違いなくその類い薫ちゃんと交流する中で、こちらも復讐者ではなく、雪代縁って言うひとりの人間になっていったなぁ、と縁の人間的な部分がどんどん出てきて、弱味を見せるようになって、間違いなく魅力が増しましたよね!!
ただの「復讐鬼」であれば、こんなに縁を好きにならなかったと思います。縁の魅力は、薫ちゃんによって引き出されたと思うんですよねぇ。

私は、少年漫画のヒロインは二種類いると思っていて、ひとつは主人公に対するヒロインで、もうひとつは物語に対するヒロインです。
薫ちゃんは元々、主人公(剣心)に対するヒロインと言う位置付けだったと思ってます。主人公に何らかの影響を与える存在ではあるけど、物語の展開にはそれほど影響は与えない的な。
東京編はもちろん、京都編も剣心関連を除いてそんなイメージあるんですがそれが、ねぇ。人誅編で主人公に対するヒロインと物語に対するヒロインを兼ね始めたとたん、話が急展開することすること。いやー、びっくりです。
ファンとしてフィルターが入ってるのは自覚してますが、それでもやっぱり「神谷薫」と言うヒロインは、人誅編の肝心要だなぁとつくづく思いました。
(半分以上お遊びとは言え)公式が「これは拙者と薫殿の物語」って言ったの、間違いないと思う!!

京都編とは違ったおもしろさのある人誅編。深くて深くて、考え出したら止まらなくて、感想がどんどん長くなって、大丈夫かよ!?となりましたが、なんとか完走しましたー!!!よかったーー!!!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!!


京都編のまとめより短くなると思うって言ったの誰だよ!?
だって薫ちゃんのこと語り始めたら止まらなくてー!!!←


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