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2022-04-12 19:38:07
Posted by @uk_plus_



「越知君てさ、あんたのことめっちゃ好きだよね」

そう机を挟んだ目の前の友人がスマホを触りながら言った。そんな言葉を聞いた私は「そう?」とだけ返す。少しだけ驚きを交えて。

「だってさ、何かにつけてうちのクラスに来てあんたの顔見てくし、今だって部活終わるの待っててくれって言われてんでしょ?」

友人の言ったことは全てその通りで、そして私は彼氏の月光が言った通りに彼の部活が終わるのを待っている。私はうんと頷いてから、でもと続けた。

「私はその倍、好きだからね」
………あんたね」
「何?」

一寸驚いた顔をしてから友人は呆れ声で言った。

「後ろ」

――後ろ?

その言葉に従い後ろを向けば、高い位置、前髪に隠れた顔を赤くした月光がいた。

……帰るぞ」

震えたような声のあとに「じゃお先に」という友人の声が教室を後にした。


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