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みかつる短歌「草書の雨を読みながら」

全体公開 1 187文字
2022-04-16 19:47:51

三日月と口にするとき射すひかり、ではなくてそのてのひらのこと

ひさかたのひかりの束をよりわける これは三日月 これが、三日月

細ければ撚ってたぐろう霧雨も、きみの言葉も、かそけき月も

手紙にも指にも温度があるだろう 濡れてゆくほどはずむ鼻唄

降ってきてくれたのならばそれでいい草書の雨を読みながら行く


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