KPあつむ PL自分
ふせったー を移したもの。
@35kayaku
<2020/11/8 22:56
楽しかったし面白かったし盛り上がったし……いやもうセッションの出目……あとそれからこのシナリオは本当に継続探索者は通過したシナリオ濃縮版になるね
【傀逅マインドイーター感想】
まず初めにシナリオ製作の機械花様、そしてセッションに付き合ってくれたあつむちん。ありがとうございました。今回のセッションも楽しかった……
ここから先は、【マインドイーター】そして【傀逅】継続探索者で行ったため、この二つのシナリオのネタバレを含みます。苦手な方はご遠慮下さい。
開始前『絶対相方を刺す、ぶっ刺す。やられた仕返しをここでするんだ』
終了後『相方を刺すつもりだったのに、何故か籠ちゃん(相方の探索者)だけが泣いて帰ってきた』
前回がシナリオ未通過で、壊胎継続探索者で行ったので、今度は通過済で傀逅探索者で行ってみました。予想していたものとまた違ったけど、こんな展開どっかで見たことあるなあと思いました。どうしてマインドイーターって、継続探索者だと彼らが辿った物語をなぞらえたかのような展開を辿るんでしょうね。それあっちで見たなあ?!って事があるのでしょうか。
言いたいことをいっきにどばあと言うと……
『まって、その差分は聞いてない』
『いきなりぶっこんで来るじゃん』
『なんで言うとフラグとして即回収されるんだ!』
『どうして今までよかったのに、そういうとこだぞ!!』
『なんでいつもこういうときに守られるんだ、ヒロインなんだよ』
『守りたいのに守れないジレンマを傀逅同様にやってんのどうして』
という心境でしたね!
※「」がPCの言葉、『』がPLの言葉となります。
各々、病室のような部屋でベッドに寝かされていたところからシナリオ開始。傀逅本編から3年後という経緯から、相方の探索者である籠ちゃんの立ち絵が違う……!あれから髪を伸ばして更に綺麗になってる!と思いながら話を進めていく。
そして実験室へと足を踏み込んでいく。監視カメラを掻い潜って部屋の奥へ辿り着けたかということで<芸術:パルクール>を振ることに。いつも雑談タブでしか触れなかった技能がようやくメインタブで触れたことにちょっと感激。そしてスペシャル炸裂。そうか、松原さんも嬉しかったんだね。かっこよくパルクールを披露する松原さんに感心してパチパチと拍手する籠ちゃん可愛い。そんな籠ちゃんに運動神経良いんだからきっと出来るって。良ければ教えようかと言う松原さんに、お願いしますという籠ちゃんまじ可愛い。
といったところで急にアナウンスが流れて実験開始といわれる。警戒して身構えていると、中央の床下が競り上がりそこから拘束された化け物が現れる。というわけで初めてのSAN値チェック、2人とも成功して喪失なし。
それを視認したところで松原さんは籠さんを庇うため前に出る。しかしその時、突如松原さんが自分の身体が焼け付くような感覚を覚えて動けなくなる。それでも籠さんを守るため、腕を広げようとするも、彼女が身を乗り出して庇おうとする。
『STR対抗ですか??』
『ですねぇ~こんな状態だから半値ですよ』
『12/2は6ですね、無理っすね』
STR対抗に成功して、籠さんが身を乗り出して前に出て松原さんに覆い被さる。ばっかやろ……!と思いながら、その怪物からの攻撃を身を挺して庇おうとする。
しかしいつまで経っても自分の身体に衝撃は来ない。どうして、と思っていると自分の身体は自分のものではなくなっていた。そして籠さんの足元から彼の声が聞こえてくる。
「球希……っ、無事か……!?」
「ぇ、末起夜さ、ん……?」
籠さんの脚には燃え盛る炎を身に纏うかのようなブーツがいつのまにか付いていた。その炎はどこかで見覚えがあるような気がして、彼女の心を安心させてくれた。
ざっくり言うと、あの変身体であるコンバスチョンを彷彿させるブーツである。
中の人の声ね。
あああ~~~~~~~~~~~~~~その差分も想定してなかったなあ~~~~~~~!!!というかそう来たかあ~~~~壊胎と違って生身で戦ってたから武器想像つかないって言ってたけどそう来たかあ~~~~それは納得だわ!!!
というかセッション前に、自分ならD灰のリナリーみたいなブーツとかならギリ扱える……?と言ってたけどそう来たかあ。そんで前日くらいに『なんか相方の属性を自分が身に纏うっての胸熱じゃね?』と言ってたけど、まさかフラグ回収されてるなんてな……!!
そして自分の身体が変化してしまったこと、相手の身体が変化してしまったこと、によるSAN値チェック。松原さんは成功で喪失なし、籠さんは失敗で3点喪失。籠さんは目の前の事態と名前を初めて呼ばれたことによる動揺のダブルコンボかな?!?
ともあれ戦闘に入る。
お互いのダイス目で合った数に応じて威力が上がっていくシステム。籠さんは同じ数字が4分の3一緒という、明らかに動揺を引き摺っている様子。だが数字は1つ合ってたため、1d10の攻撃で9点。
『あ、でも回避あんじゃん』
『あそうだったねぇ、でも言うても低いし』
『いやでも振らないと分からないから、前回そう言って出てたから今回もあるかもしれない』
>>ガスト回避1クリ<<
『wwwwwwwwww』
『まじ自分、言った通り出目が出る程度の能力持ってるわwwwww』
というわけで化け物が回避した勢いのまま攻撃、クリティカルの恩恵として2回攻撃可能、初撃は必中となる。これに対してPOWを減らして攻撃をかわす。
籠ちゃんの意思とは反して、突如足が動いて俊敏な動きで壁を蹴りながら身を翻して相手の攻撃を避ける。この辺りの描写って、ブーツになった松原さんがパルクール使えるからそれも交えてという様子が表れていて大変良きです。
そして化け物の追撃はそのまま避けて次のターン、しかし出目が振るわず。敵の攻撃も当たらず、ターンが回る。ようやく慣れたのか、2つ当て嵌まり、2d10で12点叩き出す。そして化け物を渾身の力で顔面に蹴り飛ばして、焼き焦がしながら化け物の息は絶えた。本編でもキックメインだったからなあ……そうして戦闘終了。
戦闘が終わり、周囲の状況を確認するため松原さんはブーツのまま<聞き耳>しかし失敗して、ブーツの炎がブオッと巻き上がる。ひとまず危険はなさそうだと思ってから、変身を解く。
中の人ながら松原さん自分の身体が変形している割にめっちゃ冷静じゃない???と思ったけど、これ傀逅本編で変身して炎の化身みたいなことになってたし、慣れがあるんだろうな。変身になれていることもあるし自分の身体が異常を来すことにも嫌ながらも経験があるので、身体が変化してたことにも慌てず冷静でいられたのかもしれない。というかそれより今の状況と状態でどうやって籠ちゃんを守るか、そっちの方に頭が行っていたような気がする。自分の身体よりも彼女の身の安全が優先であった。
「大丈夫、ですか??」と心配する籠ちゃんに今のところは大丈夫だよと返答する松原さん。籠ちゃんとしては変身したら代償がついてくるという考えがあるだろうから心配なんだろうなあ。なんなら自分のスペック以上の動きを出してたし、身体が変化しているわけだから尚更心配なんだろうなあ。
大丈夫と言う言葉が今までの経験上信じられない籠さんが松原さんに<目星>を使うも、失敗して何も気が付かず。
ああ~~きっと動揺が勝って気が付かなかったんだなあ、籠さんは。なるほどなるほど、と納得してしまった。
「なにかあったら言って下さいね!」
「ああ、もし何かあったら、気が付いたら言うから」
「絶対ですよ、ぜったい!!」
「お、おう……分かったって」
めっちゃ念押しされてる~~~いやでも傀逅でもこんなやり取りあったし、しかもそういって言わなずにやり過ごそうとして居たこともあったから、まあめっちゃ信用無いんですよねえそりゃあ。
そして他に調べられるような場所がないため、ガストの出てきた箇所から下へ降りられることが判明したのでそこから探索を進めていくことに。
下に降りるとフロアに出て、幾つかの部屋に繋がる扉がある。とある部屋は扉が大きくひしゃげているようだ。
松原さん的には、籠ちゃんもいる手前なるべく危険な方へ彼女を近寄らせたくないが、調べないと手掛かりが得られないため近場の扉からみていくことに。
というわけで研究室。
研究員の見るも無残な死体が転がり、資料が散らばる状況。SAN値チェックに松原さんは成功して、籠さんは失敗して1d3で2点減少する。あれから2年……きっと平穏に過ごしていた籠さんは凄惨な光景に怯えてるんだろうな。一方松原さんは籠さんがいる手前なんとか踏み留まっているのだろうか。
そして死体に怯えている籠さんをなるべく怖がらせないように自分の背中に誘導させる。
「……あんま見てて良い気しねぇと思うから。背中回ってなるべく見ないようにしてくれ」
「は、い……」
言われるがまま籠さんは松原さんの背中に回り、服の裾を掴む。そこから震えるような感覚が伝わるような気がした。
その状態で床の下にある資料に目を通す、2人とも<目星>に成功する。そこには実験報告書のような資料が見つかった。
ついで資料室へと向かう。
部屋に何かがいないか<目星>を振るが失敗、最大限警戒しながら先陣を切って入る。そこで真っ先に目に付いた資料を見る。後ろにいた籠さんが見れたか<目星>成功でちゃんと見ていた。早々に読み終えた資料を松原さんが閉じるのを、じとーと見てくる籠さん。
「今ももう一回見せて下さい!」
「見てていいもんじゃねぇけどな……」
と資料を見せないように腕を伸ばして抵抗する。KPから<幸運>を振るように指示、何故かスペる。
『ええ……この場合の松原さんのハッピーってなに???』
『ご期待に添えないけど、資料を取られないことだね』
というわけで籠さんの手に資料は届かない。いじわるだーーーと言われて頬を膨らませる籠さんを宥めるように頭を撫でる。
「ごまかされませんからー!」
「はいはい、ご機嫌治そうな」
籠さん<目星>振って松原さんの首元に、ペアリングのネックレス(前回のセッションで手に入れたもの【拝啓愛しの へ】にて)がない事気付けないかチェックするも失敗で気付けず。
さて、中の人的には通過済みなのでどっちがどういう状況か分かっているものの、探索者たちはどうだろうか……と<アイデア>を振り、成功。自分たちが実験に巻き込まれて被験者になっているのではないかと推測がいく。
ので、松原さんが籠ちゃんに再度調子が悪いところがないか聞くも怪我はないと返される。散々聞かれるため、逆に籠さんの方が松原さんに何か異変が起きているのではないかと心配することに。
「怪我はねぇよ……なんなら見てみるか」
「わああああ~~!いいです!いいです!」
そんなに言うなら実際確かめるかとシャツを捲ろうとして止められる。
そしてラックを調べようとして<図書館>を振るも両者失敗。
『籠ちゃん、ログ真っ赤なんだけど』
『顔も真っ赤なんでしょうね』
『あーあ、やっちまったなあ』
『いったい誰のせいなのか』
今度はキーワード指定ということで、実験というワードで引いて再度<図書館>で2人とも成功。そしてラックに集中している隙に籠さんが<DEX対抗>で松原さんが持っている資料を奪い取り、その資料に<目星>成功して貼られている付箋にも気が付く。
そしてその資料も踏まえて今までずっと体調を気にしている松原さんの言動を不思議に思い、その心情を分析しようと籠さんが<精神分析>を振る。4クリ!
その結果、松原さんが実験資料について「これが自分に対して行われたのではないかと確信していることを隠そうとしている事」まで察してしまった籠さん。
「……私に何か隠してませんか」
「いや、隠しては無いよ。いったいなんでまた……」
「絶対ですね?」
「あー……ああ」
「……わかりました」
松原さんは書く仕事をしているやましさがあるので、つい視線を逸らしてしまう。しかし籠さんは更に追及することなく、ここでの探索は一段落着いたので出ることとなる。
そして生物保管室へ。
壊されたドアがあることを確認してから中に入る。
培養槽がずらりと並ぶ異様な光景にSAN値チェック、松原さん失敗で2点喪失、籠さん成功。松原さんは培養槽の<目星>も失敗する。
部屋の奥に何かがある事に気が付く。2人とも<目星>成功で機械があり一部電源が点いている、そして傍に研究員が死んでいるのも発見する。不安そうな籠さんを死体に近寄らせないために、その場で留まらせて松原さんだけが先へと進む。死体の傍まで来て凄惨な有り様にSAN値チェック、成功、1減少。<目星>成功で死体の死因と、ポケットにメモがあることまで気が付く。
そしてメモを読んで、培養槽の操作を知る。更に培養槽を見渡して、異常のあるものがないかと確認をする。一か所は他のものと比べて大きく割られていてそこにいた一体が出ていることを把握する。その上で安全を確保するため籠さんには相談せず、緊急用ボタンを押して培養槽のいる実験生物全てを無力化する。
その頃突然、培養槽が動き出して生物が全て溶けて消えていった光景を見て驚く籠さん。合流してきた松原さんが実験生物を処分したと事情を説明する。
最後の奥の部屋に入る前に、先の保管室で培養槽の1つから実験生物が逃げていてこの先にいるかもしれないことを伝える。
「一緒についてくし、一緒に戦う」
「一緒に頑張ります!」
「ああ、一緒に頑張るし、一緒に頑張ってくれ、相棒」
「はい、頑張ります!」
『え、どうする変身してから入る?』
『まだいるかもわからないのに??』
『どうやら扉の前でベルトを構えてる人もいたしなあ』
『www入ってからでも変身出来るって言われてたやろがい!』
『言ってたなあ……』
と言いながら部屋に入る。
案の定、化け物がっくんと遭遇。SAN値チェックは両者成功して喪失なし。
「やっぱりいたか……」
「いましたね……」
「大丈夫、籠さん?いけるか?」
「大丈夫です、いけます」
「任せたぞ」
>>変身SE<<
『まって、その変身には実装されてないやろ!』
『www1回目から本当はやりたかったんだけどなあ』
というわけで戦闘開始。
二つ出目が重なり、2d10で18点出すものの、回避12でぴったり当ててくる。そして<鉤爪>3クリで当ててくるがっくん。どしてそんなに出目いいの??KP化け物限定で強運もってるわきっと。もしくはがっくん、成長ロールで成功してた???仕方ないので必中で当たる攻撃をPOWを削って躱すことに。
「今の……末起夜さんが、」
「たまたまだ……思ったよりすばしっこいんだな」
「ごめんなさい……」
「気にすんなってお互い様だ、そう気にしなくていいって」
「次は……!」
そして次のターン、一つ出目が重なり1d10で9点見舞う。回避は失敗してみぞおちに当たるものの、思っていたよりもダメージが通らない。<鉤爪>は失敗して当たらない。
次のターン、1つ重なり1d10で3点、回避失敗で攻撃は当たる。<鉤爪>は失敗。
次のターン、2つ重なり2d10で12点、回避失敗で攻撃を当ててくる。<踏みつけ>は失敗。今までのダメージの蓄積もあるのか、少し体勢を崩し始めるがっくん。
『そろそろ魅せていきたいよねぇ~』
と言ってた矢先、出目完全一致からの、4d10、そして33点。
『どうした出目?!?』
『これはヤバイ!うっわ、10三つ出てるwww』
『このときだけコンバスチョン出てるよ!!』
そして化け物は悲鳴一つ上げる間もなく一瞬にして消し炭になり、あとには黒く焦げた跡だけが残される……これ路地裏で見た気がするなあ。戦闘終了である。
「これだけ動けるならパルクールだってすぐ身に付けれるだろ」
「……自分の意思で動いてない時もありましたよ……」
「そうか?……気のせいだって、だいたい動けてたろ」
そういって変身を解いて敵がいなくなったところで部屋全体を<目星>する。松原さんのみ成功して、出入り口と保管庫と書かれた扉と緊急BOXを見つける。籠さんは緊急BOXには気づかなかった。
松原さんが籠さんに出入り口を見に行ってくれないかと行かせてその隙にBOXの中身を確認する。そこには資料通り、拳銃と弾が入っていた。弾を拳銃に込めてポケットに仕舞ったところで、<DEX*5>で成功した籠さんが戻ってくる。
「ちょっとこっちの部屋に用があるもんで、籠さんは外で待っててくれないか」
「ここで……ですか?」
と不安そうにする籠さんに罪悪感を募らせて、傍に居たい気持ちを抑えながら頭を撫でて保管庫へと向かう。
「いざってときは声を出して呼んでくれ」
「わかりました……」
『部屋閉まったとこで、縮こまらせて体育座りして待ったろ』
『なんでそんな罪悪感を煽るようなことするんすか』
実験が自分にされていたと確信していた松原さんが<アイデア>を振る、97ファンブル!
『なんで皆こういう局面に限ってファンブル仕出かすの』
保管庫に入ると、そこには自分と同じ人物が寝かされていた。なんとなくこうだろうなあというのは分かっていたが実際に目の当たりにしてショックは隠せない。
あの<アイデア>ファンブルは寝かされていた方の松原さんだけがあのネックレスを付けていたことに気が付かなかったということで処理されることとなる。
「……もうやることは決まってんだよな」
ポケットに忍ばせた拳銃を自分の額に押し当てて引き金を引く。そのタイミングで<POW*2>で失敗。こんなところで死ねない、唯一の妹である光希を、相棒の籠さんを、守るのは自分だ。という負の感情に飲み込まれる。
ネックレスのことを忘れてしまっていたが、横たわる彼の首元に掛かるネックレスに「なんでこれが自分にないんだ」という衝動に駆られて取ろうと手を伸ばす。しかしそれが彼の首元に来た頃には腕は溶解して触手へと変わっていた。
そして本体が息が苦しくて目が覚める。
目の前には自分の首を絞める異形の怪物がそこに居た。SAN値チェック、失敗、1d10で7点喪失。アイデア成功、一時的狂気に陥る。狂気内容は、パニック状態で逃げ出す。
『声は上げるけど逃げられないんじゃないか?』
『対抗する?』
『しないで声上げるわ』
「ぁ、……ぁあ、?い、いきなり、なんだよ……これ!」
一方その頃中の様子が気になっていた籠さんが<聞き耳>成功して声に気が付く。どうかしたんですか!と入ったそこには苦しそうな松原さんと、その首を絞める異形の化け物がそこに居た。
「な、んだよ……なんだよこの状況……!」
「松原さんを離して……!」
籠さんが異形の化け物を振り解こうとするが、成れの果てがSTR25のため自動失敗。引き剥がそうとしても凄まじい力でびくともしない。何か他に……!と籠さんが<目星>を振る。成功して床に転がる拳銃に目が行く。
そして戦闘に突入する。
その前に一時的狂気が何ターン掛かるかを1d10で決めて、5が出る。
『僕、これ見た気がする傀逅で』
『奇遇ですね、私も見た気がします。なんで我々、一緒に戦えないこと多いんですかね』
傀逅いつも最初戦闘片方しか変身して戦ってなかったな。本当に一回と最後の戦いしか共闘してないぞ。どうして???
まともに動けない松原さんを置いて、初手籠さんが拳銃を握って成れの果てに向ける。3回中、2回ロール成功、2発分ダメージを算出する。13点、23点を叩き出す。合計36点。
『え、え?』
『バグったかと思った』
『想いの強さ出過ぎでないか?』
「松原さんを……松原さんを、離してっ!!」
銃弾はそのまま成れの果ての身体を貫き、そしてその威力に身体は溶解して消えていく。あとには何も残らない。
成れの果てが消えたことで拘束が解かれる。しかし一時的狂気が解けていないため、酸欠で朦朧とする身体を引き摺りながら後ずさりして逃れようとする。
それに駆け寄ろうとする籠さん。そのとき<聞き耳>
>>>1クリ<<<
『はぁ…………!!!!!』
『(絶句)』
『出しちゃう、初期値なのに、まじかよ』
『はあ…………!!』
「ごめんな……ただ、守りたかっただけなんだ」
と聞き馴染みのある声が聞こえた。その方を見れば既に溶解して床には黒ずみが残るだけであった。何故かどこか悲しい気持ちになって、籠さんの頬に涙が伝う。
「末起夜さん……大丈夫ですか」
「っ……籠、さん……?なんでこんなとこ、に……何で俺たちはこんなところに……?」
「なんでって……末起夜さんが待っててくれって言ったから私待ってて……それで声が聞こえたから来てみたら……」
「待っててくれ……?全然、状況が……」
『アイデア振ってどこまで記憶があるかもう一回探っていい?』
<アイデア>を振って、松原さんは成功。そして籠さんは4クリ、この一連の会話でこの部屋で一体何が起きていたのか、全てを彼女は察してしまう。
『はあ……!(絶句)』
松原さんに対して籠さんは自分たちが怪しげな実験に巻き込まれてここに居る、でも出口を見つけてあるのでさっさとそこに行こうと話す。
そういう彼女に何があったのだろうかと松原さんが<目星>を振る。成功して、彼女が悲し気な表情してどこか目が合わないと感じる。
「……随分と悲しそうな表情してるけど、もしかして何かあったのか……?」
何かを話そうと口を開こうとするも、それを閉じて何でもないですよと返す籠さん。
「そっか……ごめんな、何か、言いにくいこと聞いたんだろ」
「そ、そんなことは……」
言い掛けた彼女からポロポロと涙が零れる。それを見て最初に彼女の腕に触れて拒絶されないか確かめる。それに対して特に反応は示さない。拒絶されなかったことにホッとしながら、彼女の腕を引いて自分の肩へと寄せる。
「悲しいことがあったんだろ……?」
「はい……」
「でも、なかなか言葉に出せないことでもあるんだろ」
「何て言ったらいいか分からなくて、」
「だったら無理に聞かないから、だからここで泣けるだけ泣いてけばいいと思う」
そういえば籠さんが泣き始める。どこか自分の知らない所で彼女の心を傷付けたんだなと察して、背中を軽く叩いて宥める。
「悲しかったんです、苦しかったです、だからつらかったんです……」
「そっか…………一人で、全部抱えて、辛かったんだな」
「……一人じゃ、無かったんです……」
「……そっか」
落ち着いたところで、籠さんがもう大丈夫ですと答える。
「あのさ……たぶんいろいろ言えないこととか、言葉に出来ないこととかあると思うけど。黙って聞いたりするぐらいは出来ると思うから、そのときは遠慮なく呼んでくれ」
「じゃあ……今度は、一緒に居てください……」
「……ああ、一緒にいるよ」
「約束、ですよ」
そして指きりげんまんをして約束をする。彼女の小指にはあのペアリングが着いていることを見つける。
「そっか……ずっと着けててくれてるんだな」
「そうです、大事なものですから」
「……自分にとっても大事なものだからな、失くさないように首に付けてるよ」
「……失くさないで下さいね」
「ああ、失くさないさ」
そういって部屋を出ていく。このとき松原さんは何かが籠さんを悲しませたんだなということだけは理解したので、せめてこれからは自分が彼女を悲しませないようにと、誓うように首元のネックレスを強く握る。
そうして出口を抜けて、地上の森林へと出る。こうして無事に、2人は帰路へと着くのであった。
シナリオ終了である。
いやあ想定してたのと違う展開辿ったなあ。
前回の壊胎組は全てSAN値チェック成功させてたので発狂もなかったし、一人で解決させて相方に見せなかったんだよね。こっちもそうしたかったけど、出目がそうさせてくれなかった。
こっちも概ね成功したんだけどなあ、成れの果てでの失敗がデカい。SAN値チェック大抵成功してたのにそこでやらかすところが。そしてそこで7点喪失して一時的狂気を引いてしまう辺り……松原さんどうして守りたい気持ちは人一倍大きいのに、不本意ながら守りたい存在に守られるんだろうか。傀逅もそうだったんだよね、貴方。
でもクローン、最初にネックレスがなかったことに気付いてたのになあ。あの場面で思いつかなかったことが、決定的だったなあ。あのペアリングを欲しいと手を出した瞬間、そりゃあ人間を保てないよね、精神を保てないよね。そこから流れが変わったな、でもそのムーブ傀逅で見たことある。
今回のセッションで一番傷付いたのは籠ちゃんだったな、一番SAN値モリモリ回復してるけど。たぶんこの心の傷を超えて更に人間的に強くなるんだろうなあ。
と思ったら、この出来事が思い出すと涙が出てきて辛くなってしまうため、許容範囲超えでこの記憶に蓋をして封じてしまうのでは、と。
松原さん側は、彼女が背負い込んでしまうのではないかと心配が勝って庇護欲が増大してしまうのではと懸念が生まれる。あれ、また不定の狂気(偏執狂:妹と同年代の子を守らねばという感情に駆られる)入ってしまうのか。
そして零れ話で、籠さん黒服の男たちにハイエースで連れ去られてあそこに連れられてきたことが判明。最初の<アイデア>に成功していたらそれを思い出す……あの、それ、傀逅でもあったんですけど、そのシーン。松原さん見たら安心で泣いちゃうじゃないかって、本当にそれ思う。でもそこで泣いてる籠ちゃんを宥める松原さんはクローンだから、最期には消えるのですが。
というかセッション中、籠さんにパルクールを教えるよと言ってくれたり、球希って名前を咄嗟に呼んだあれら全てクローンですから。約束したのはあっちだから、今の本体の彼は覚えているはずもなく。……あれなんか重たいな??
また付けたしするかもしれない。