登録番号5番 ムスク
@DSSmafia
名前:源氏名「ムスク」
性別:女
能力名と内容:「可哀想な小鹿(ヘブンズノート)」
体液がジャコウジカの分泌物と類似したムスク様の成分をしている特殊体質。
彼女の甘い香りを嗅いだ生物は興奮し性的な気分が強制的に発露させられる。
その体液は香水として精油で希釈したものが、媚薬として固形化したものが
島内で麝香の代わりに取引されており、組織の財源として大きな経済効果をもたらしている。
バルトリン腺から分泌されたものが最も濃く、次に血液、涙までが固形化し、
汗や唾液などは空気に触れるとすぐに揮発してしまい甘ったるい香りをばらまく。
尚この性質により、浅い傷であればすぐに固形化した血液で塞がってしまう。
武装:刃渡り6センチほどの乳白色のナイフ。
己の分泌物をつぎはぎし固めて成型し、爪やすりで鋭く研いだもの。
また武装とは言い難いが体液の使用用途は多岐にわたる。
所属勢力:「マッシュ」
プロフィール:娼婦であり「マッシュ」幹部の情婦。年齢不詳。
下着同然のところどころが透けた露出の多い黒いドレスに高いヒールのサンダルを引っかけている。
肩甲骨ほどまでに伸びた広がる癖のあるくすんだピンクの髪は所属する高級娼館にはふさわしくないほど
手が入れられておらず、厭世的な眼差しは昏く濁っている。媚びない口元は血色を透かして艶がある。
向かって右側の髪の毛を少しだけ黒いリボンで結んでいる。
大陸の山岳地帯の生まれ。元々貧しい村で、口減らしのための人身売買が盛んだったが、
とある少女の生まれた年から少しずつ人口が増加傾向になり、マフィアとの取引が増えていく。
不審に思ったマフィア――「マッシュ」の一員が村を訪れると、
そこは甘ったるい香りに包まれた異様で淫靡な空間が広がっていた。
調査の結果見つかったのが無機質な白磁のように透ける肌と、
健康な内臓を糸に紡いだような桃色の髪を持つ虚ろな魔人、のちの「ムスク」だった。
彼女の生まれ持った体臭が勤勉だったはずの村人たちを終わらない淫行へと駆り立てていた。
「マッシュ」はただちにこの少女を買い上げると、ありとあらゆる手段で彼女の体液を採取した。
その結果わかったのは、彼女も自身の芳香の影響を多少なり受けているということ、
彼女は恐怖心や身の危険を煽られれば煽られるほど良質な体液を分泌すること、
「
やがて娼館街の娼婦たちから体臭と
男たちはこぞって原料不明の精力剤を買い求めるようになっていった。
そうして十数年の時が経ち、彼女は少女の面影を脱皮しきれないまま大人になり、
また今日も生を脅かされている。
娼館街の最奥部、どこよりも誰よりも純度の高い性に響く甘ったるい香りが立ち込めた
光も射さぬ彼女だけの棲み処で、上が選んだ上客や幹部の相手をしているのだろうが
外からは知れぬことである。